日々適当

hibitekitou

映画鑑賞記録

movie/anime |2023-08-31

8月も終わる今日、記録を残しておきましょう。

君たちはどう生きるかも特別編 響け!ユーフォニアム〜アンサンブルコンテスト〜も、なにげに公開初日に観に行けました。

君たちはどう生きるか[ghibli.jp]

サギ男の画像一枚だけで他の一切のビジュアルやサウンドが外に漏れない状況での公開が興行的にはどうだったのかわかりませんけど、公開初日(その劇場の)初回を観に行ったIMAXの劇場はそれなりにお客さんが入っていました。いっぱいって感じではなかったけど、宣伝がうたれてない割には入っていたなと。

ということで世界観もなにもわからない状態で身始めたものだから、映画の着地点が想像つかず、なかなか戸惑いながら観ていた記憶があります。けれども映像の力は非常に強く、退屈に思うことはなく最後まで見続けることができたのは、やはり面白かったということなのでしょう。
初見はそんなわけで結構戸惑った部分があるのだけど、そこから一ヶ月以上あけて観に行った二回目は、これは本当に楽しんでみることができました。素直に楽しむことができたというか。多分細かいところは色々わかっていないと思うのだけど、楽しめた。さすがの宮崎駿監督、流石の制作スタッフたちです。
この映画、ドルビーシネマでも上映されていて、上映回数が減ってきて終わってしまうのではないかという危機感から、昨日、丸の内に見に行っております。二回目鑑賞後、本当は色々と情報を読み漁ろうとか思っていたのだけど、それができる間が開かなかったために、ちょっと残念な自分の状態での鑑賞になってしまいましたが、まあ楽しめましたよ。

とりいそぎジブリ特集のあるらしい雑誌のSwitchを発注しました(遅いわ)。

特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~ [公式サイト]

上映時間1時間を切る短編ですけど、お値段以上の満足感でしたなこの作品。来年春から?のテレビシリーズ第三期への足がかりというか勢いをつける素晴らし作品でございました。とりあえずあともう一回は見に行きますよ(時間が短いから観に行きやすいんだわ、これが)

映画『SAND LAND(サンドランド)』[公式サイト]

鳥山明原作の映画化作品であるこちらは、王道なシンプルなストーリーで軽快なテンポとアクションで魅せてくれるのですけど、絵作りがとても素敵だったと思うのです。3DCGで表現されているのだけど、それが高レベルで実現できているのもほんとすごいなと思って観ておりました。まあ、観ている間は単純に楽しんでいたのだけどね。3DCGとの親和性の高い鳥山明キャラ(生物・無生物両方とも)ってこともあるけど、大スクリーンに映える映像として昇華されているのは見事でした。

というわけでクレしんをまだ観に行けておりません。いつまでやってますかね。

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今時はファイル共有でドットファイルは出来上がらない(ってわけではなかった)

pc |2023-08-28

macOSが扱うファイルには拡張ファイル属性を付属させることができ、それでファイルにタグ付けしたりラベルの情報が保持されていたりしてます。ターミナルではls -l@で確認できますけど、これを保持できないファイルシステムにファイルを保存したとき、俗にドットファイルと呼ばれるファイル名頭にドットがついたファイルが作成されて、邪魔、って思われるわけです。

WindowsやLinuxではmacOSの拡張ファイル属性をスマートに格納できずドットファイルが出来がちって思われがちですけど、例えばDellのOneFSでSMBで共有された領域にmacOSからSMB接続してファイルを書き込んでもドットファイルは出来ません。これはWindowsのNTFSでフォーマットされた共有フォルダに対してmacOSから書き込むときも同様です。

余談ながらNTFSでは代替ストリームってところにmacOSの拡張ファイル属性を保持するようで、コマンドプロンプトでは dir /r でそれを見ることがでるそうです。例えば

220,802  AirPlane_01.png
     60 AirPlane_01.png:AFP_AfpInfo:$DATA
     16 AirPlane_01.png:com.apple.lastuseddate#PS:$DATA
     72 AirPlane_01.png:com.apple.macl:$DATA
   1,492 AirPlane_01.png:com.apple.metadata⬜︎kMDItemWhereFroms:$DATA
     57 AirPlane_01.png:com.apple.metadata⬜︎_kMDItemUserTags:$DATA
     21 AirPlane_01.png:com.apple.quarantine:$DATA

みたいな感じ。

Linuxも当然そのような機能はサポートしているそうで、SMBならSambaで適切な設定してあげればmacOSからのファイルもドットファイルが作成されずに拡張ファイル属性を保持させることができるようです。NFSだとどうなんだろ。ちょっと探ってみたいと思う少し仕事に余裕のある今日この頃です。

でまあParallels Desktopで動くUbuntuにSambaを入れてSMB共有を有効にしてmacOSから繋いでみました。smb.confの中身はインストール直後の状態に共有フォルダを指定しただけです。他、特別な設定はしてません。だからドットファイルが出来上がるかなぁって思っていたのだけど、Finderからファイルコピーしてタグをつけてファイル情報のコメントをつけても、出来上がりませんでした。そのファイルをmac側にコピーしたらタグとコメントも保持されてます。
そういえばNFSで同じ場所に繋いだときもドットファイルはできてなかったな…

近頃はドットファイルに悩まされるなんてことはないってことでしょうか?

<追記>デフォルトだとドットファイルができてましたわ。Linux上で見るとドットファイルは不可視だから見えてないだけだったわ。
ということで、

Configure Samba to Work Better with Mac OS X [SambaWiki]

こちらの記事に従って smb.conf にオプションを書いたらドットファイルは作られませんでした。ちゃんとタグも保持されてます。その意味はあとでちゃんと吟味してみましょ。とりあえず [Global] に

   vfs objects = fruit streams_xattr
   fruit:metadata = stream
   fruit:posix_rename = yes
   fruit:veto_appledouble = no
   fruit:nfs_aces = no
   fruit:wipe_intentionally_left_blank_rfork = yes
   fruit:delete_empty_adfiles = yes
   fruit:copyfile = yes

を書き加えたという記録だけしておきます。</追記>

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タブレット、これでいいんじゃね?

pc |2023-08-27

ワコムのタブレットのエントリーモデルが今月前半に発表されたわけですけど、これでいいんじゃね?って思ったりしています。

Wacom One[ワコム]

液晶ペンタブレットモデルもあるけど、個人的本命は板タブの方の大きい方。Wacom One Mってのですね。筆圧レベルが4096、傾きは±60。読み取り分解能が2540lpiということです。これは10年前のプロ向けモデル Intuos Proの性能を超えており、その時の性能で実は不便を感じていなかったので、性能は十分かなと。加えて、IntuosやそのProにあるタブレット本体のボタン類を全く活用していない私は、Wacom Oneのボタン何それ?状態の仕様はとても好感を持てる。

Intuos Proと比較してそれじゃ困ることは何かっていうとIntuos Pro付属の標準のペンと比べて細く硬いペンですかね。ワコムのエントリーモデルはこれがちょっとイヤンって思ってましたが、Wacom OneはパイロットのDr.Grip Digital for Wacom、LAMYのAL-star black EMR、Staedtlerのノリスデジタルなんていうサードパーティーのペンを選ぶことができて、これらが性能低下をさせることなく使えるならアリだろと。

ちなみにDr.Gripはパイロットのボールペンで数百円クラスのもの、LAMY AL-star ボールペンは4000円ぐらい、Staedtlerのノリスは鉛筆ですね。今回のWacom Oneのモデルチェンジにタイミングを合わせて追加された新モデルがパイロットのDr.Gripのデジタルペン版ということです。で、Dr.Gripでいいんじゃねって思うわけですよ。そこにノリスを買い足してもいいかもしれん。

ということで、Wacom OneのMサイズの板タブはAmazon価格で22880円(8/27現在 9/13発売)で、そこにWacomストアで売ってるDr.Grip Digitalが6380円だから3万円のご予算です。

まあこの製品の存在を知る直前に、Intuos Pro Mediumの現行モデルをポイント使って2万円で買っちゃったんだけど、それは Intuos Proになる前の Intuos 4あたりがApple Silicon Macで動作しなくなったことによる買い替えでした。もう一個、うちではタブレットが動いてて、そっちはまさに10年前の Intuos Proなのだけど、これはMac Studioでちゃんと動いてます。が、それが動かなくなった時はWacom Oneが選択肢かな、って思ったりしました。

なをDr.Gripのボールペンを買ってみたけど、ちょっと太いかなぁってちょっと思いました。慣れるかな?

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Parallels Desktopをアップグレードした

mac |2023-08-27

Vector PCショップの方でサブスクリプションが安売り(4980円)していたので、どうせ毎年アップグレードしているのだからと買ってみました。ちょっと興味あることあったので…

Parallels DesktopはMacがIntel CPUに移行した古からある仮想マシン環境ですけど、Apple Siliconにも対応し、Apple SiliconネイティブのmacOSも動作するようになっているものの、ハードウェアに関する設定が出てこないのですよね。つまりはハードウェアの制御ができないってことで、何が一番困るかっていうとディスプレイ解像度が固定されちゃっていることです。
残念ながらVenturaではそこは変わりませんでした。が、macOS SonomaにするとmacOSのVirtualizationフレームワークが更新されることで、ディスプレイのリサイズはできるようになる(解像度の変更が効くようになる?)そうです。Sonomaへの正式対応はVer.19だから、アップデートは必要だったということで納得しておきましょう。

macOS Sonoma 14 以降では、仮想マシンのウィンドウサイズに基づいた動的な仮想マシン解像度調整がサポートされています。

Parallels Desktop 19 for Mac リリースノート

ちなみにVer.19ではWindowsでOpenGL 4.1に対応しましたってことでグラフィックの互換性が強化された感じですけど、Blender 3.6は起動しません…。設定を最適化することで動くようになるかもしれませんが少なくとも標準設定では起動しない模様。これはどちらかというとx64→arm64の変換側の問題のような気はするけど。

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Curve to Meshで作成したメッシュのUV

cg |2023-08-20

いや、わからねぇ。

Curve to Mesh with UVs in Blender 3.x?[Blender Stack Exchange]

Geometry NodesのCurve to Meshノードを使用して作成したオブジェクトにUVを設定するとき、そのUVに問題が発生します。その解決方法が示されているページなんだけど、わからねぇ…
幸い、この解決方法を示している回答では.blendファイルもGithubにて公開していて、GumroadやBlender Marcketで Curve to Mesh UV という名前でより詳細なオプションが追加されたものも購入することができるようです。購入するのもやぶさかではないのだけど、まずはGithubで公開されている.blendファイル内のノードを取り込んでみました。

このツリーの一番大きいノードが.blendファイルから取り込んだノードです。今回、Spline Parameterに従って先細りを作りたいので、このでっかいノードの中身に下図のようなツリーを繋いでます。(あ、いけね。Set Curve Radius もだ。)

とりあえずこれでUV問題を解消できそうです。買うべきなんだろうなぁ…

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USB-Cが繋がるハブが欲しい

pc |2023-08-19

欲しいのです。USB-CポートのMac本体から伸ばしてUSB-Cポートを増設するハブが。

Mac StudioやMac Proでない限り、前方にポートがないMacは(まあMac Proは上だけど)、拡張ポートの取り回しが非常に悪いという欠点がありますから、それを補完するためにUSBハブが必要だったりしますわな。そんなわけでThunderbolt 3ドックを繋いでいたりするのだけど、そのドックはUSB-Cポート(Thunderboltポート)が本体背面にあるという欠点を抱えており、USB-Cポートをアクセスしやすい場所に設置する必要があるのではないか、と思ったここ1ヶ月だったりします。

ところがPCと接続するポートがUSB-Cタイプであるハブの多くがUSBポートだけではなく複数の機能を持たせたドックだったり、USB 3.1 or 3.2のGen 1クラスのものだったりするんですよ。なかなかいいのが見つからない。あ、どうせならGen 2のが欲しいなぁって思っているだけです。

ということで探していると候補がいくつか見当たりました。

バッファローのBSH4U500C1PBK
USB-Aが2ポート、USB-Cが2ポートの合計4ポートで、USB-Cのうち1ポートはUSB PD対応ということです。バスパワーってことに注意が必要みたいで、USB-Cポートに電源供給してもセルフパワーにはならない模様。4000円弱で売られているみたいです。
サンワサプライのUSB-3TCH38BK
USB-A が2ポート、USB-Cが2ポートの計7ポートということです。ACアダプタが付属するということでセルフパワー。それだけに1.2万円とかしちゃう。
サンワサプライのUSB-3TCH17BK
USB-A が4ポート、USB-Cが3ポートの計4ポートということです。ACアダプタが付属するということでセルフパワー。バッファローとの似てるなと思ったら、こっちはUSB PD対応ポートから電源供給してあげればセルフパワーになるそうで。5000円ほどの実売価格です。
エレコムのU3HC-A424P10BK
USB-Aが2ポート、USB-Cが2ポートの合計4ポートで、USB-Cのうち1ポートはUSB PD対応ということです。バッファローとの似てるなと思ったら、こっちはUSB PD対応ポートから電源供給してあげればセルフパワーになるそうで。5000円ほどの実売価格です。
ベルキンのAVC018btBK
USB-Cが4ポートのみというUSB-Cに振り切った逸品。USB PD対応です。説明を見る限りセルフパワーオンリーかね。最大7.5W、4ポート合計で14Wの電力の供給能力となるそうです。ポータブルストレージを繋ぐ程度なら大丈夫かな。Macとの相性も良いでしょう。6000円ほどで売られてます。

とかとか、いくつかあるようだけど(マルチアダプター的なタイプを加えればさらに選択肢は増えるけどやめときます)、これはベルキンかなぁと思ったりしていますよ。

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ラインの色を根本のメッシュの色にする

cg |2023-08-17

Blenderのパーティクルヘアの毛をメッシュ化した時、そのメッシュの色は生え際となっているオブジェクトの色にしたいって要請がありました。

パーティクルヘアのメッシュ化は、モディファイヤのParticleSystemにあるConvert to Meshボタンを押すことでラインのポリゴンが出力されてくるので、そのラインをカーブに変換してそのカーブをどうこうするって流れが普通だと思いますが、色をどうにかしたいと思ったので、Gometory Nodesを使うことにしました。

ベースとなっているキューブについている色はVertex Color(Color Attribute)に記録してあります。つまりは毛の根本のVertex Color(Color Attribute)を拾って毛の色を設定してます、ってことです。

ノードツリー全景。左側で根本部分のキューブの色(Color Attribute)を取得して、一本の毛を構成する全ポイントにその色を記録してます。右側で毛のラインに沿った形の円錐を生成して色をつけてます。よく理解していないから苦労した…

左側

ヘアパーティクルから出力されたポリライン(HairMeshという名前)は一本ずつがこの例の場合5個のポイントで構成されてます。HairColorというアトリビュートに根本にあるキューブ(BaseShapeという名前)の色をその5個のポイントに記録しているというツリーの流れになってます。

右側

Curve to MeshでCircleを断面にしたメッシュを作成する際、Spline ParameterのFacter(長さ方向に根本が0、先っぽが1)の値をもとに半径を指定して先に行くほど細い形状を作成。生成されたメッシュのポイントは、元になるカーブのポイントに記録されたAttributeを引き継ぐみたいで、マテリアルでツリー左側で設定したHairColorの色を参照するように設定したらこんな感じになりました。

ちなみに右側のCapture Attribute部分から先はUVを作ってます。これを使って毛の先っぽが光っているって表現になってたりします。このツリーでなんでUVが出来上がるかいまいち分かってません…。困ったものです。<追記>このやり方だといいUVはできてないことが確認できました(GNモディファイヤをApplyしてアトリビュートをUVにして出来上がるUVがよろしくない)。難しい…</追記>

余談ながら左側のツリーの左下は、0,1,2,3,4,5,6,7,8,...ってのを0,0,0,3,3,3,6,6,6,...にするみたいな手法を使ってます。なるほどねぇって思いました。

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