Blenderで円弧を描く
スクリプトでのカーブの描きかた?
import bpy import math coords = [] startAngle = 30.0 endAngle = 300.0 pointNo = 20 angleStep = (endAngle - startAngle) / ( pointNo - 1) for i in range( 0 ,pointNo ): print( angleStep * i ) coords.append( ( math.sin( ( angleStep * i + startAngle )/ 360. * math.pi * 2. ) , 0.0, math.cos( ( angleStep * i + startAngle )/ 360. * math.pi * 2. ))) curveData = bpy.data.curves.new( 'myCurve', type='CURVE' ) curveData.dimensions = '3D' curveData.resolution_u = 1 polyline = curveData.splines.new( 'POLY' ) polyline.points.add( len( coords ) - 1 ) for i, coord in enumerate( coords ): x, y, z = coord polyline.points[ i ].co = ( x, y, z, 1 ) curveOB = bpy.data.objects.new('myCurve', curveData) scn = bpy.context.scene scn.collection.objects.link(curveOB) bpy.context.view_layer.objects.active = curveOB curveOB.select_set(True)
270度の円弧を描いてみたものです。参考にしたサイト(ほぼそのまま)は Blender Stack Exchange です。
理解はしきってないけど、カーブを作って、それと関連づけたオブジェクトを作って、そのオブジェクトをシーンにリンクしたって流れらしいってことまでは分かった、ような気がする。
curveDataとpolyline、それぞれが作られた後、print( type( curveData ) ) や print( type( polyline ) ) ってしてみると
class 'bpy.types.Curve'
class 'bpy.types.Spline'
というお返事。
bpy.types.Splineクラスは
Element of a curve, either NURBS, Bezier or Polyline or a character with text objects
で、bpy.types.Curveは
Curve data-block storing curves, splines and NURBS
とドキュメントには書かれておりました。んー
Redshift Metal のクローズドベータが始まるぅ
と思ったら、
Please note that to be approved for the closed beta, you MUST be have an Apple developer account and have Big Sur beta 3 or higher installed.
[Redshiftのフォーラムより]
ということで試す場合、Big Surが必要らしい。ってことは、正式版ももしかしてBig Surを要求するんかね? であれば動作条件が最初はちょっと厳しいことになりそうだけど、あるいはオープンベータに移行して云々としているうちにBig Surも安定するって寸法でしょうか?
NDI?
業務用の映像機材方面を繋ぐケーブルを通る規格にSDI(Serial Digital Interface)ってのがあります。非圧縮の映像信号を同軸ケーブル一本で送ることができる規格で、端子形状はBNCってのが一般的なのはともかく、そんな機材方面から見るとそれのネットワーク版かな?って思っていた規格にNDIってのがあります。
NDIはNetwork Device Interface の略でSDIと対になる言葉じゃないのでその印象はあんまり正しくないのですけど、映像(音声他)をIP通信でやり取りするための規格であり、そんな意味では似てる? NewTekにより策定されたオープンな規格みたいです。
低遅延・高品位な映像を普通のイーサーネットを介してやりとりできるので同一LAN内で映像をやりとりするのに有利そうです。(もちろんインターネットを介してのやりとりも行えるそうです)
ということで何がしたいかと言いますと、Adobe Character Animatorってソフトがあるじゃないですか。これがNDIに対応しているそうなんです。で、それを介すとリアルタイムでアルファ付きの映像を得ることができるようなんです。
NewTekは基本となるツールを無償で公開しています。NDI Tools [ NewTek NDI ] からダウンロードできます。ダウンロードされる(Mac環境で利用する)dmgファイル内には
- NewTekNDIAccessManager.pkg
- NewTekNDIforAdobeCCPlugins.pkg
- NewTekNDIScanConverter.pkg
- NewTekNDIVideoMonitor.pkg
- NewTekNDIVirtualInput.pkg
なんてものが入ってます。Adobe CCからの出力はこのうちNewTekNDIforAdobeCCPlugins.pkgを使ってプラグインのインストールを行います。
Adobe Character Animator の環境設定ではNDI outputって項目が現れ、これでブロードキャストされるようになるはずです。
配信された映像をファイルとしてキャプチャしたい場合、どうしたもんかと考えたとき、OBSってストリーミング配信でよく使われているツールを思い出します。こちらのツールとそのNDI対応のためのプラグイン[GitHub]を入れてやります。OBS起動時にランタイムが入っていないと怒られたら
そこからダウンロードしてそいつも入れてやリマス。
以上でOBSからNDI出力されてきた映像を受け取ることができるようになります。ソースでNDI Sourceを選び、
Adobe Character Animaterがライブストリーミングをオンにしていたら、映像ソースとして設定画面の選択肢に現れてくるので選択します。
以上で、Character Animatorで以下のようにプロジェクトを開いているなら、
以下のようにOBSでもその絵を確認することができるようになります。(なを、画面キャプチャしたタイミングが違うため、キャラクターのポーズは一致してません。)
NDIの偉いところはアルファチャンネルも送出されることで、OBSのソースとして静止画を選び、それをNDI Sourceの下レイヤーに入れてやると背景として静止画が表示された状態になります。
ということで、アルファ付きの映像ファイルとして保存したいのですけど、さて、どうすべきか。一応、出力設定を詳細モードにし、録画の設定を
- 種類をカスタム出力(ffmpeg)に
- コンテナフォーマットをmovに
- 映像エンコーダーをprores_ks(prores)に
というようにした上で、詳細設定の映像のカラーフォーマットをRGBにすると ProRes 4444 のmovファイルで保存されるんですけど、ProRes 4444はリアルタイムに収録するには重すぎるし、ましてアルファチャンネルが正常に出力されてきません。(詳細設定の映像のカラーフォーマット部分と映像エンコーダの組み合わせ選択によってProRes 422かProRes 422HQかProRes 4444かが決まるみたいです。HD解像度で出力しようとすると、時々、キャプチャが間に合わないのか、前後のフレームが混じった絵ができちゃうので、ProRes自体、物凄いハイパワーなマシンを使わないと厳しいかも)
ってことで詰みました。
クロマキー合成用に出力する分にはOBSで背景を単色にしてもいいしCharacter Animatorで背景色付きで出力すればいいから、キャラクターによってはそれでもいいかもだけど、なんか負けた感がある上にここの例に使っているキャラクターじゃ多分難しい…w
ってことで行き詰まってます。
<追記>レコーディングするソフトウェアは、もちろん販売されています。NewTekのサイトにも数本紹介されているのですが、業務用として紹介されているものなので数万から十数万円クラスなんすよね。NDI自体はオープンソースということで、誰か作ってないかなぁって思ったのだけど見つけられておりません…。ぬぅ。</追記>
今年のシーグラフが始まってた
Siggraph 2020が開催されていたのですね。知らんかった。で、そこで例年通りMAXONがイベントをネットで行っていたのが日本時間昨夜ということみたいです。
つまり、Redshift 3dのMac版が姿を見せました。MAXONのTwitterによると
昨晩発表されたRedshift関連のアナウンスです。
— MaxonJapan (@maxonjapan) July 22, 2020
🎉Metal対応(数週間後パブリックベータ予定)
🎉Redshift RT
🎉Blenderのサポートhttps://t.co/KEXMibaGwz
ってことみたいで、いよいよ使える日も近いって感じです。Metal版もBlenderで動作するようになるならますます嬉しいかも。です。
まぁファーストバージョンにそこまでは期待しないけど、これが順調にバージョンを重ねていけるよう、Appleにおかれましてもちゃんとサポートをして欲しいものです。
とかいう商業レベルのお話ではなく、世界は確実に進歩していると感じられるこーいうイベントは素晴らしいなぁと思うのは毎年のことでございます。
SIGGRAPH 2020: Technical Papers Preview Trailer
昔の映画の4DX化
先週、機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの4DXを観てきました。逆シャアは1988年の公開年っすね。去年4DX化されたそうです。そこまで感心はしませんでしたが…
そしてまるで梅雨明けのような空となった今日、機動警察パトレイバー the Movieの4DXを観てきたですよ。もともと4/17公開の予定だったのが三ヶ月延期され。7/17から始まったもの。
うちの近場だと松戸ってことになるのですが、松戸の道を走りたくないという理由で水戸まで行ってきましたw。 ユナイテッド・シネマ 水戸でございます。水戸駅前。公開3日目に既にパンフレットが売り切れておりました。サウンドリニューアル版のパンフレットいうことになるそうですけど、現状、公開劇場が少ないので、劇場に足を運んで手に入れるのは大変かもなぁと思ったりしております。どうしたもんか。
ということでパトレイバーは1989年に公開された映画で98年にサウンドリニューアル版が作られたそうです。で、今回の4DXではリニューアルした方の音声を使用しているそうで、声だけじゃなく、サウンドトラックも作り直されていたのか、へぇ(ネットの情報を見ながら)。
30年以上前の映像が4DX化されたわけですけど、大画面にアトラクション要素が加わることで、とても良いものに仕上がっていたと思うですよ。あまり無駄な動きはつけられておらず必要なところにしっかりと動きがついていたって感じでした。
元々の作品が素晴らしいものだからプラスアルファの要素が邪魔をしない形で加わっているのが嬉しい配慮だなとね。
席は市松模様の形でしかとれないようになっている昨今の状況なので、隣の席に特典のクリアホルダーを置いて観ていたのだけど、上映終了後、上記写真のように表面結構濡れてました。最後は台風だしね。そりゃ派手に水も散布されるよね。ちょっと寒かったかもしれません。でも満足です。
映画泥棒の映像もリニューアルされてアクション要素満載なんだから、4DX化すりゃいいのにね。
異なるOS間のファイル名問題
主にmacOSで問題を起こしている感じなのだけど。
上図は、Linuxで動作するファイルサーバに対して、SMBとNFSで接続した同じ場所をFinderウインドウで開いている状態です。中に入っているテキストファイルは、Catalinaで動作するローカルのMacからコピーしたもので、「がぎぐげご.txt」はSMBで接続した方から、「バビブベボ.txt」はNFSで接続した方からのコピー品となります。
見ての通りSMB側はSMBでコピーした方しか認識できず、NFSの方は両方見えてますがSMBでコピーした方(がぎぐげご.txt)をダブルクリックしても開くことができません。
サーバーにsshで入って、同じフォルダの中で
$ touch ざじずせぞ.txt $ echo "ざじずぜぞ"|tee ざじずせぞ.txt
とかやって、「ざじずぜぞ」って文字列の入った「ざじずぜぞ.txt」を作ると
って感じで、SMB側にもそのファイルが見えました。そしてSMB側ではそのテキストファイルをダブルクリックして開くことができるのに対し、NFS側では開けません。
問題の元凶はmacOSがファイル名をUTF-8のNFDで保持しているところに起因していると思われます。古から問題視されていた挙動っすね。
ファイル名の文字列をローカルのmac側でNFSマウントした方でlsして確認してみます。[参考:ザリガニが見ていた...。]
# ls|nkf -wLu|od -tx1c 0000000 e3 81 8c e3 81 8e e3 81 90 e3 81 92 e3 81 94 2e が ** ** ぎ ** ** ぐ ** ** げ ** ** ご ** ** . 0000020 74 78 74 0a e3 81 96 e3 81 98 e3 81 9a e3 81 9b t x t \n ざ ** ** じ ** ** ず ** ** せ ** ** 0000040 e3 81 9e 2e 74 78 74 0a e3 83 8f e3 82 99 e3 83 ぞ ** ** . t x t \n ハ ** ** ゙ ** ** ヒ ** 0000060 92 e3 82 99 e3 83 95 e3 82 99 e3 83 98 e3 82 99 ** ゙ ** ** フ ** ** ゙ ** ** ヘ ** ** ゙ ** ** 0000100 e3 83 9b e3 82 99 2e 74 78 74 0a ホ ** ** ゙ ** ** . t x t \n 0000113
SMBでコピーしたのとLinux(サーバーのローカル)上で作成したファイルは濁点の文字が一文字で表現されてますが、NFSでコピーしたのは清音の文字と濁点が別れてますね。
ってことで、今のmacOSのSMBはNFDで濁点が表現されたファイルを取り扱うことができないということのようです。
ちなみにWindowsからこのフォルダを見た時、いずれのファイルも取り扱うことができました。
Windowsのデスクトップに作成した「ゔいんどうず.txt」ってテキストファイルをファイルサーバのこのフォルダにコピーすると、macOS側でNFS、SMB両方にファイルは現れましたが、NFS側では開くことができませんでした(SMB側では問題なく開ました)。
ちなみに「ゔいんどうず.txt」ってファイル名ですけど、上記方法で見たところ「う」と「゛」に分離されている様子が確認できました。試しにssh経由でLinuxファイルサーバのローカルで「ヴゔゔ.txt」ってファイルを作るとこの平仮名カタカナのゔは一文字で表現されてました。これをNFS側でファイルを開けないのは同じです。Windowsでは正常に開けました。
思えば最近、Windowsの共有フォルダを介してのやり取りでこの辺の濁点問題が起こった記憶がありません。ということはNFSでマウントする際に生のファイル名でやりとりするのではなくNFCにしてやり取りする設定があるらしいので、それを生かせばうち周辺でのこの辺の問題は概ね解決するのかね?
スマホ固定用のGoProマウント
Amazonベーシック カーナビ スタンド ダッシュボードマウント[Amazon] にGoPro用のマウントのついたガラス面に固定する目的のマウンタを取り付けたのは、それにGoProを取り付けてドライブレコーダー的に使うためなのだけど、車に乗車するときにいつもGoProを持ち運んでいるわけではありません。でもiPhoneはほぼ確実に持ち歩いているから、GoProを搭載していない時でこれから通る道を記録しておきたいって場合、緊急避難的にiPhoneをGoProのかわりに取り付けられれば、って思ったわけです。
GoPro用 各種 アクセサリー 互換マウント 対応 スマホホルダー [Amazon]
ってのを買ってみました。僕が注文した時は750円でそんなに高くなかったので、うまくいかなくてもいいかな、と。
というわけで届いたのはこちら。てっきりスマホを固定するパーツに直接GoProのマウントがついているのかと思ってたのだけど、それとスマホ固定パーツは別々でした。スマホ固定部分は普通に1/4インチの穴が空いた汎用品ですね。
ということで、こちらが装着状態。固定用のラバーバンドはうまい具合にiPhoneの1倍のレンズにはかぶらなかったけど、かぶるようだとこれの装着は諦めてざる得ないかな。それでどんな影響が出るかはわかりませんが。
とりあえずこの状態でAmazonベーシック カーナビ スタンド ダッシュボードマウントはびくともしませんでした。峠を攻めて強烈な横Gを受けたり、GT-R並に0-100km/hを3秒で加速するようなことをしなければ大丈夫でしょう。(そしてそんなに攻めるつもりはないしそんな加速力を持った車にも乗ってないので、大丈夫だろうとは思う。それでも最大に加速した時はちょっと不安なので、機会があったら例えば高速の本線への合流部分で全力加速を試してみようかね)
撮れた映像は、手振れ補正が効いていることは感じられますけど、最近のGoPro等のその辺の性能を売りにするカメラには遠く及ばないブレ感があるのと、自動で水平をとってくれないから、そのままどっかに出すには厳しい映像かなって気はするけど(これはiPhoneの性能の問題)、十分素材になるものが撮れそうではあります。車の中の常備しておけば安心ですね。(これから夏の炎天下の車内でラバーバンドがどうなっちゃうかちょっと心配ではあるけど)
<追記>
高速に乗る機会があったのでパーキングエリアの出口で20km/hぐらいから100km/hまでウチの車でアクセルベタ踏みしてみたけど、びくともしませんでした。まぁこの程度の加速力じゃね。あ、加速前にゆっくり走っていた時、ちゃんと後方に他の車がいないことは確認してます。</追記>
Thunderbolt サポートについてはひとまず安心
そもそもThunderbolt対応のチップってIntelが生産しているものだし、だからIntel CPUを捨てるAppleのSoCでちゃんとサポートされるのか不安が残っておりました。実際、開発者向けのMac miniもどきのApple Silicon macではThunderbolt端子が存在していないし。
Apple、Apple Silicon搭載のMacでも引き続き「Thunderbolt」をサポートすると発表。 [AAPL Ch.]
ひとまず安心できましたね。
なを、この発表はIntelがThunderbolt 4の発表を行うのとタイミングを合わせて行われたようで、つまり、Thunderbolt 4の詳細が見えてきました。
- Thunderbolt 3をベースとしたUSB4と完全な互換性を有する
- コントローラチップはIntel 8000シリーズで、CPU Tiger Lakeにも機能を統合する
- 登場は今年末
- データ転送速度は40GbpsでThunderbolt 3から変化なし
- パッシブケーブルでも2mまでで40Gbpsの速度が出る
- 将来5〜50mの延長が可能になる
- 従来デイジーチェーンしかできなかったが、Thunderbolt 4のドックはUSBハブのように並列で最大3ポートのThunderboltポートを持てる(Thunderbolt ポートの数は4ポート)
- 搭載マシンに求められる最低性能として、PCIeベースのデータ転送速度をThunderbolt 3の16Gbpsから32Gbpsへ
- 搭載マシンに求められる最低性能として、ディスプレイ出力を従来の4K x 1から4K x 2または8K x 1へ
- セキュリティ確保のためVT-dへの対応が必須(Intel CPUの場合。Arm系にも同様ことができるメモリ管理ユニットがあるためOSの対応次第で条件はクリアするらしい)
特徴としてはこんなところでしょうか。Appleが先日発売したばかりの2mのThunderbolt 3ケーブルがThunderbolt 4の規格をサポートしているってのはこーいうことなんでしょうね。アクティブケーブルのThunderbolt 3ケーブルはThunderbolt 4もサポートしているってことかな?
ってかThunderbolt 3の最低条件ってPCIeベースの信号を16Gbpsでやりとりできればよかったってことなんですね。同じ高速SSDを繋いだとしてもマシンによって速度が出ないってこともあるのかね?。
まぁともあれ、この仕様の物を搭載したApple Silicon macがちゃんと登場してくれることを期待したいです。
macOSのsmbサーバの設定(よく分からない)
macOSのサーバとしてのsmbの設定っていまいちよくわからないのです。
Hight Sierraで比較的安定して動いていた小規模なファイルサーバを、10.14.6の最終バージョンに達して1年近く経過しているし、いい機会だからとMojaveにあげてみたら、クライアントからの接続後しばらくしてサーバ内のファイルにアクセスできなくなる現象が起こりました。その場合、クライアントがMacならアンマウントして再接続、Windowsならサインアウトしての再サインインの後、ネットワークドライブとしてのマウント(そーいう使い方をしているのです)してくださいって運用をせざる得なくなってて、当然不便なのですね。なもんで、悪戦苦闘しました。でも解決しませんでした。
とりあえず設定ファイルは /Library/Preferences/SystemConfiguration にある com.apple.smb.server.plist ということらしい。plutil -p コマンドでその中身を見ることができて、特に何かを設定した記憶がない場合、
{ "DOSCodePage" => "932" "LocalKerberosRealm" => "LKDC:SHA1.****************************************" "NetBIOSName" => "MachineName" "ServerDescription" => "MachineName" }
的な感じで書かれているかと思います。ここに色々悪戦苦闘し設定が付け加わると
{ "AllowGuestAccess" => 0 "DOSCodePage" => "932" "LocalKerberosRealm" => "LKDC:SHA1.****************************************" "LogLevel" => 0 "NetBIOSName" => "MachineName" "ServerDescription" => "MachineName" "SigningRequired" => 0 "wins server" => [ 0 => { } ] }
とかいう風になったりします。SigningRequiredって値が0なのはたぶん、sudo defaults write /Library/Preferences/SystemConfiguration/com.apple.smb.server SigningRequired -bool FALSE ってコマンドを実行した名残りでしょう。パケット著名を無効にしているようです。
まぁしかし前述のとおり改善しませんでした。
Macの場合、smbutil statshares -a ってコマンドで現在マウントしているsmb接続中のサーバにどのバージョンのSMBでつないでいるかの情報を得ることができますが、クライアントから実行してやるとMojaveサーバとはSMB3で繋がっていることがわかります。だからどうということもないのだけどね。
あとはSMB3を拒否してSMB2に限定するぐらいかなぁって思っているのだけど、
Open Directory にバインドされた Mac がホストする SMB 共有をマウントできない場合 [Apple サポート]
このページの一番下だけど、面倒そうなのでまだやってない…。そもそも接続自体はできているし、接続状態がおかしくなるまでは安定して動作してるわけでね。
そうこうしているうちに、こうなったらCatalinaにアップグレードだってあげちゃいました。SMBの性能も大幅に向上しているようですしね(macOS に追加された SMB 2 および 3 の機能について [Apple サポート])。で、アップグレードして数日経ちまして、Mojave時代よりはるかに安定はしたと思うのだけどまだ似た症状になることがあります。いやもぉほんとに困りました。
何か解決する秘策があるのか、おそらく次で最終バージョンになるであろう10.15.6で解消するのか。…やれやれです。
macOSをファイルサーバーに使っているからだというのはそれはその通りで、でも、クライアント版でアクセス数制限がないのは魅力的なんですよ?貧乏人には。
映画観てきた
といってもまだ観たい映画の新作が封切られているわけじゃなく旧作になるのだけど、ジブリ作品4作が劇場で流されているじゃないですか。ナウシカともののけ姫と千と千尋とゲド戦記。実はナウシカは劇場で観たことがないのだけど、とりあえず大画面で観るべしって個人的に思っているもののけ姫を観に行きました。
言わずと知れた作品だけど、これの映像が初めて公開された当時(金曜ロードショーのジブリ作品放映後に初公開的な煽りで流れたんじゃなかったかな※)、宮崎駿作品を絶対視していた私は、それはもぉ大変に衝撃を受けて感動し、いまだそれを超える期待感で劇場に足を運んだことは無いぞってぐらいのテンションで映画館に行ったものでした。
※その日はクレしんのエンディングが変わって、しかも奥井亜紀の楽曲じゃん(Boys Be Brave〜少年よ勇気を持て〜)ってなんだかエキサイトしていた記憶があります。ネットでググると96年10月11日に金曜ロードショーは耳をすませばでその日クレしんは10月に入っての初放送(つまり番組改編期の初回)でおそらくエンディングが新作に入れ替えられたはずなので、たぶんこの日で間違いないと思う。
単純に大満足って気分で劇場を後にできるような作品ではなかったわけですが、映像で鳥肌が立ったはじめての体験がこちらの映画でした。残念ながら今回観に行ってそこまでの衝撃はもはや受けることは叶わないわけですが、あらためてこれは自宅のテレビで見る作品じゃ無いなって思いましたですよ。
別の日に、ってか今日、半休とって池袋のTOHOシネマズに行って観てきたのがガールズ&パンツァー劇場版です。もう何回目だよって感じですけど、以前劇場で見た時から軽く一年以上は間があいているし、また新鮮な気持ちで見れるんじゃないかなと期待しての鑑賞です。
池袋のTOHOシネマズって7/3にオープンしたばっかりなんすね。音を売りにした劇場を3つ備え、そのうち二つは315席の大きなスクリーンってことです。で、今回のガルパンはその大きくて音がいい劇場での上映となってます。7/9までらしい。
劇場公開版ではなくブルーレイ版での上映でした。いや素晴らしかったですよ。絵はクリアで音もいい。これはガルパンおじさんは見にいっておくといいんじゃないかなって思うです。満足度が高いです。
ちなみにこちらの劇場では7/9まで日替わりでアニメ作品をかけていて、その中でも京都アニメーション作品率が高いのですけど、どうももう一つの音のいいスクリーンで流しているみたいなんですよね。明日は境界の彼方、明後日はたまこと聲の形、最終日はヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝だそうです。一昨日はユーフォやってて、観に行きたかった。またやってくれませんかね。