日々適当

hibitekitou

超基礎メモ

cg |2017-05-31
メモです。

選択した頂点にオブジェクトのセンターを持っていく



Softimageでは Move Center to Vertices。



MayaではCenter Pivotでピボットを選択中心に持って行ってからBake Pivotでその位置をオブジェクトのローカルの原点として固定させる。

こーゆー↓形状にUVを設定してみる。



Softimageでの自分のやり方の一つがWalking on the Meshを使う方法。


  1. ポリゴン一枚だけ残して全選択。
  2. Walking on the Meshを実行
  3. 選択し残したポリゴン以外はいい感じに
  4. 選択し残したポリゴンを投影マップのBest Fitで
  5. 見やすいように配置している
  6. 縫い合わせる
  7. ノーマライズして完成
もちろん、Unfoldしてもいいだろうし、他にも何かあるかもしんない。

Mayaだとこんな感じでやるのかな?


  1. UVの切れ目となるエッジを選択してUV EditorでCutを実行
  2. Unfoldを実行
  3. Unfoldの実行結果。傾いている。
  4. Orient Shellsを実行すると
  5. 二つのUVシェルが水平に。でも向きが違っているので
  6. Rotateツールでどっちかを回してやって向きを揃える
  7. 縫い付けるエッジを選択して、Stitch Togetherを実行して縫い付けて
  8. Shiftキーを押しながらNormalizeを実行して(これがうまく動かなかったので、実際はメニューからNormalizeのオプションを出した)
  9. 開いたダイアログでオプションを適切に選び実行して完成。
正直、このやり方が効率がいいのか自信がない…
でも、Maya 2017 Update 3からついたこのUV Editorは以前のエディタより個人的にはわかりやすい、ような気がする。

テクスチャを焼き付ける。
SoftimageならRendermapをmentalrayなら使うのだけど、Maya 2017だとArnoldがデフォルトなので、それでの方法を見てみると、世の人々はこれには不満が溜まるだろうなぁという内容ですね。逆にシンプルなんで比較的簡単って言い方もできるかもしれんけど。



オブジェクトを選択してコマンド実行。



たいした数もないオプションを設定し(レンダリング解像度を上図のママでやったら終わる気配がなかったので512にしてやり直した)、レンダリング開始しました。
レンダリング結果のファイルはexrで、ファイル名はオブジェクト名がそのままきます。



左がArnoldのAmbient Occlusion。右が焼き付けたテクスチャを貼っただけ。結果はまぁまぁいい感じだと思いますが、どうなんだろ。
詳しくは

Maya2017 Arnoldでテクスチャベイク(プリライティング)①
Maya2017 Arnoldでテクスチャベイク(プリライティング)②
(いずれもインディーゾーン)

あたりを見ておけば良さそうですが、ベイク機能自体へのやる気のなさは感じますね。2018で内容が充実すればいいけど。
この辺りをやろうと思ったら、Turtleを使うのがお利口みたいです。しかしてオプションが豊富すぎてちゃんと調べないとだな、って感じになりまする。

わからないことだらけであります。

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古い環境だと諸々不都合ありますな

mac |2017-05-27
Mac miniをDroboをつないだファイルサーバーとして運用し始めました。
Mac miniではこれまでScanSnapを繋いでいたのだけど、それに適しないものになってしまったため、余っていたMacBook Late 2008でScanSnapを動かそうとセッティングをしたわけです。

しかして手持ちのScanSnapというのがだいぶ前にサポートの切れたもののために、対応OSはMavericksまでなのですね。ってことで、OS を入れ替えようと思ったのだけど、MacBookに入っていた古いHDDにはLionが入っておりました(MacBookはSSDに入れ替えて運用していたのだけど、MacBookを引退させようと考え、SSDを取り外して、古いHDDに戻しておりました。入れ替えた後、起動確認をしていなかった)。
LionはMac OS X 10.7っすね。これは使用するScanSnapの対応OSになっているということで、Mavericksを入れるのに苦労するのも面倒だし、そのままこれで行くことにしました。

ちなみに動かそうと思う前に、Optionキーを押しながら起動させてリカバリー領域を選択し、そこからMac OS Xをインストールしようとしたのだけど(Lionのインストールになります)、そのプロセスの一番最初にiCloud(当時は.MacかMobile Me?)のアカウントを入れるところでつまずいております。
現在、僕はiCloudを2段階認証にしているのですが、iPhoneに表示されたパスコードを入力するすべがLion時代のインストーラには当然なく、それ以上先にすすめなかった、ということで。OSを入れなおすには、フルインストーラを手に入れてやらないとダメなようです。

ともあれ、ScanSnapは無事に動いてスキャニングも問題なくできるようになりました。

で、せっかくなのでシステムのバックアップもとっておこうと、Time Machineの保存先をネットワークの先にあるDroboを選んでやりました。
ちなみにDroboのTime MachineサーバはSierra上のmacOS Serverで動いています。保存先としてmacOS Server上で動くTime Machineサーバーの指定はできたのですが、バックアップの処理には失敗しました。単にこちらの環境の問題なのかもしれないし、Lion時代のTime Machineは受け付けることができないものにSierraのmacOS Serverはなっているってことかもしれません。そこは深く検証していませんが、古い環境を新し目の環境に混ぜて使うのは微妙にストレスがたまるもんですな。
Sierraもしくはそれ以降のmacOSで動くScanSnapに買い換えて、MacBookを引退させたい…

そいえば、スキャンしたものをPDFにまとめるときに初めて気づいたのですが、Acrobat DCの性能が上がっていますな。
少なくとも昨年末ぐらいまでは、700枚のJPEGファイル(2000 x 3000pxぐらいのサイズ)を一枚のPDFにまとめるとき、出来上がったPDFを保存しようとしても出来ませんでした(故に、PDFにまとめることができていないJPEGが溜まっている)。しかし今日やってみたらすんなりとPDFファイルが出来上がりました。4月のAcrobat DCのアップデートでメジャーバージョンが15から17に上がったそうなので、そこで大きく変わったのかもしれません。ありがたい進歩でございます。
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メモ:mental ray 導入に関する整理

cg |2017-05-25
AutodeskがArnoldを買収したことから、Mayaは2017から、Maxは2018からmental rayが付属してこなくなり、NVIDIAからソフトウェアとライセンスを取得する必要があるようになりました。
それは当然無料で全ての機能を利用できるというものではなく、なのでその辺ちょっと整理しておきたいなと。

で、どうも3ds maxやmayaのGUIから利用している限り、無料で利用できる雰囲気なんですよね。ライセンスを要求するのは、そのソフトウェアの外で利用する場合(GUIを利用しないmaxやmaya上での動作やサテライトレンダリング、スタンドアロンで動かす時)ということのようです。

だからbackburnerで回そうと思ったら、ライセンスを購入する必要があることになりまする。それはマシンの台数ごとにお金を徴収されることになりまして、1台だと$295、5台パックってのもありそれだと$995。もっと大規模に入れたらさらにディスカウントがあるかもしれませんが、うちには関係ない話なので調べてないです。以上の金額はローカルで利用する場合で、これがネットワークライセンスになると1台が$395、5台パックが$1495。
ちなみにQuadroやTeslaのシステム向けのmental rayは随分とお安くなり、1台だと$95、5台パックが$325だそうです。GeForceじゃダメなのかな?

mental ray、ダウンロードしてみましたが、現在ダウンロードさせてくれるバージョンは 1.0.1 のようで、昨年12月に落とせたバージョン(1.0)から微妙に上がっておりました。
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RedshiftがMacに対応したとかなんとか

mac |2017-05-24
Redshift for MacOSが利用可能になりました。2.5.08以上からMacOS用のインストーラーが提供されています。これで、Win,Linux、MacOSXでRedshiftを利用できますね!
[Twitter @ボーンデジタル ソフト事業部]

だそうでございます。GPUレンダラとして最近実に名前をよく聞くものですけど、ずっとMacには未対応で、でも将来対応するよってFAQには書かれていたのが現実になりました。
CUDA必須のレンダラなのでAMDのGPUばかりなMacにはいささか導入しづらいものですけど、最近最新のGeForceのMac用ドライバが登場したことから、なかなかに現実的に利用できるのではないかと期待しております。

そんな風にMac対応はなかなか厳しいのではないかって個人的に思っていたツールにFumeFXがあります。それがFume 4.1でMacに対応したんだそうなんですよ(2月ごろのお話)。

FumeFX 4.1 for Maya で Mac OSをサポート [株式会社オーク News]

そんな風にちょっと利用しやすくなるなぁって思っている状況ではありますけど、如何せんMacのハードウェアがですね、出ません。Appleさん、どうにかしてくださいよ、って感じです。
まぁ、Mac Proは来年以降って公に言っちゃってますけど、仕事で使っている人に少しでも面白く感じさせるような展開をですね。

そんな意味でマイクロソフトは最近本当にいい感じですね。HoloLensの進化もそうだし、Surfaceシリーズの着々としたラインナップの増強も良い印象です。ここ最近では
新型のSurface Proの発表が発表されていますね。それは4096段階の筆圧に対応したペンを搭載し、その他の機能もAppleやワコムのものを思いっきりライバル視してそれを超える内容を持たせようと努力をしているようです。

ペン周りが強化されたNew Surface Proの製品仕様詳細 [PC Watch]

おそらくそれはうまくいっているのだろうと想像されまして、羨ましいなあ、と。

Apple Pencileのペン先の感触、固すぎるってのを解消し、精度と低遅延性を向上させて、Macででも利用できる、そんなものは出ませんでしょうか?(iMacで実現するとなるとSurface Studioみたいなものになりそうだけど)
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映画鑑賞記録

movie/anime |2017-05-24
ドラえもんとひるね姫を見た後、書いていなかったので記録として。

モアナと伝説の海
2D吹き替え版を見ました。
日本版のポスター、モアナが胸の前でハートを作っているというんじゃなくて、たぶん北米版のポスターの、マウイと一緒に勇ましく立っている方がしっくりくる内容でしたな。
素晴らしい映像に乗せて、心踊る物語が展開しました。

映画クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ
これについては別エントリを立てませんと。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
や、実はリミックスじゃない方のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを観ていなのですよ。だから理解が足りてない部分は当然あると思うのだけど、非常に楽しめました。オープニングの派手に戦っている風景を背景にグルートが踊っている場面からひき込まれましたですよ。
ちなみに、邦題はリミックスだけど、原題は Vol.2 らしい。

夜明け告げるルーのうた
湯浅政明監督作品。湯浅政明テイストがふんだんに盛り込まれたこの作品は、ストーリーが王道の展開を見せるにもかかわらず、独特のテイストであるために、湯浅政明という作家を知らない、アニメに対する耐性が低い人は、なかなか手を伸ばしづらいものになっているんじゃないかってちょっと心配です。
上映中はとても楽しんで観ていたのですが、劇場が明るくなって、劇場から出て行く人の数がとても少なかったのがすごく寂しかった。アニメの表現が好きな人や、耐性のある人には観に行って欲しいですね。

BLAME!
や、実は原作読んだことないんですよ。だから、これが原作と比較してどうこうってことはわかりません。でも素晴らしい映像に、なかなかに手に汗握る物語展開は、間違いなく楽しめました。今度原作読んでみませんとね。チネチッタにて東亜重音 7.1ch LIVE ZOUND上映 ってので観ることができました。
以下余談。原作を知らない(原典を知らない)という同じような状況で見る作品の一部と似たような印象を持った部分があります。なんと言いますか、映画の始まりから終わりまでで示される世界が、直線に感じてしまうと言いますか。(原作を知っていたり、例えばテレビシリーズがあってそれの映画化ゆえに)様々な前提条件を知っているとか、映画の中で世界の広がりを感じさせる描画が過不足無くされることによって、平面的に広がりを感じることができるような作品になっていたらと考えると惜しいです。もちろん、そんなお客さんはあまり想定していないって作品作りも当然ありですが、これは世界観がとても大切な作品なのだろうと思いますから。あー、でも、物語の核となる主人公は世界の広がりを最後まで知ることがなかったから、そんな意味では必要がない(あえてそうしている)って部分もあるかね。

ということで、今後観に行っておきたい映画としてメッセージは押さえておかねばなりません。6月公開開始のものでは何かありますかな。7月になると夏休み映画が始まりますが。7/8にメアリと魔女の花が始まりますよ、うん。
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魚沼へ

pictures |2017-05-17
魚沼へ行ってきました。なんか花が咲いてないかなぁって探してみても、今だと関東近辺は花の季節が終わりつつあるような感じで※、そうすっと(まだ見頃らしい)本栖湖あたりの芝桜とかかなぁと思ったのだけど、そこは前行ったしって言いながらググってたら、魚沼市で芝桜まつりってのをやっているのを知り、行ってみた次第。

魚沼市 17.05.16


まだ咲いていないのも結構あり、一番いい時期はもう少し先なのかもしれません。高速降りてすぐのところにあるという立地の良さから、ちょっと立ち寄るにはとても良さそうな雰囲気でございました。(本栖湖のあたりのはがっつり気合い入れて見に行かないとだけど、こーいう規模なので、気軽に行けますかな。でも、土日祝日の混み具合はどうなのだろう)

魚沼市 17.05.16


そう言えばこの辺、こんな感じで藤がそこらにある感じですが(関越道を走っていると道路脇に結構見る)、この手のって自分家近辺ではほぼ見かけないのはうちが平地だからかね。山の方になる植物なのでしょか。

で、これだけだと寂しいので、山の中の方に突入してみました。奥只見ダムを目指します。この場所から1時間ほどの距離にあるダムですけど、途中経路がなかなか素晴らしい。
このダムに向かう道を奥只見シルバーラインって言うのですが、22キロ強の工程のうち18.1キロがトンネルという道で、トンネル天井からは水が落ちてくるから路面は濡れており、ために二輪は通行できないそうです。直線がとても長いところが多く、漫然と走っていると眠くなりますな。ちなみにこの道の入口部分も面白くて、メロディーロードになっているのですね。全く前知識なしで突入したものだから、最初、なんだこのロードノイズはと、音楽ととらえることができませんでした。メロディーロードは初体験です。

更にちなみに、シルバーラインンに突入するまでのところの水田は、田植え直前といった感じで水が張られていて、良い雰囲気でございました。

魚沼市 17.05.16


というわけで到着しました奥只見ダム。

魚沼市 17.05.16


日本第5位のダム堤高で重力式コンクリートダムでは日本一の高さ、だそうです。
いってみたものの、駐車場からダムの上の高さまで上がっていくスロープカーや展示施設である電力館、そして遊覧船といった観光施設は、まだシーズン前でその準備に追われているといった空気(つまりは工事中)でございました。
Webページを見ると、今年は遊覧船は5/20から、電力館は6/3からだそうです(ダムカードってものをもらえるのが電力館らしいけど、5/20から6/2は遊覧船の展示室でもらえるって書いてありました。が、どのみち5/16では無理でした。)

雪と新緑と、心が洗われますなw 標高は750mぐらいみたいですけど、こんなに雪が残っているとはという感じ。

魚沼市 17.05.16


魚沼市 17.05.16


驚いたのが、電力館に登る坂の途中にある電源神社にある桜が、散りつつあるけど咲いていたこと。まさかここで今年最後の桜を鑑賞できるとはという感じです。

魚沼市 17.05.16


というわけで、観光施設はまだオープン前だったとは言え(駐車場の売店もいった時間が遅かったこともあり開店休業状態)、風景を楽しむにはとても良かったと思いまする。

往復600kmほどのドライブとなりましたが、それなりに満足できました。

※探せばあるのだろうけど、何となく谷間って感じがしている。季節が進めば菖蒲とか紫陽花とか更に進んで向日葵とか、分かりやすい花が咲いてきますがね。
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Drobo 稼働

mac |2017-05-04
セットアップし、Mac mini Mid 2011 に接続して使用開始です。

その前に、Drobo DashboardっていうDroboの管理を行うソフトウェアをダウンロードしてインストール、なのですが、これで少しハマりました。
Mac miniはmacOS Sierraで動いています。で、ダウンロードしたインストーラをダブルクリックするとエラーが出て動きません。どうも、AppleScriptからインストーラ本体をキックする仕組みらしく、そのAppleScript部分がエラーを起こしている模様。ということでパッケージの内容を表示でインストーラパッケージの中身を表示して現れるpkgファイルをダブルクリックして起動させてみました。
これで一応インストールはできた模様。

インストールしたのは Drobo Dashboard 3.0.1 for Mac となります。

で、Drobo 5CにHDD 5発を詰めて(4TB x 4 , 3TB x 1)、電源オン。しばらくするとHDDが認識され、Droboのシステムとして構築されたのち、macOSに認識されて、初期化されていないHDDが繋がっている的メッセージがmacOSから出されます。それはとりあえず無視しました。

そいで、Drobo Dashboardを起動します。初めてDrobo 5Cを認識した同ソフトウェアは、Drobo 5Cのファームウェアのアップデートを始めました。アップデートが終わるまでしばし待ちます(途中 Drobo 5Cが再起動するので、macOSが、また、初期化されていないHDDが繋がっている系のメッセージを出してきますが、ここも無視しました)。

ドライブの初期化はDrobo Dashboardから行います。HFS+として初期化です。これで晴れて利用可能となります。

利用可能になったのですけど、実はDrobo 5Cに電源を入れた時点でHDD5発のうち1発の異常を示すランプがついていたのですよ(Drobo 5CはHDD1発につきステータスランプが一つついており、正常なら緑色ですが、一発だけ赤く点灯しておりました)。

4TB HDDを保管場所から取り出すとき、一台を20cmぐらいの高さから落としてしまっており、どうもその衝撃で壊れたようです(落とした後にUSBクレードル経由でMacにつないだときは認識したから、とりあえず入れてみたんですけどねぇ)。

ということで、それを取り外して余っていた3TB HDDに交換しました。

この交換作業がDroboの白眉なところなのでしょう。HDDにアクセスするための前面の蓋は磁石で止められているだけなので簡単に取り外せ、HDDへのアクセスも簡単。そして電源を入れっぱなしで赤ランプがついていたHDDを引っこ抜き、新しいHDDを挿入する。挿入してしばらくすると自動的にDroboはシステムの一部として構築してくれる。この動作を止めることがない設計は実に素晴らしいなと思いました。

結果として、3TBが2発、4TBが3発の合計18TBの容量となりました(1GBを1024MBとして16.37TB)。このうち3.8TBを保護に利用し、実際に利用できるのは12.54TBと表示されています。

以上で利用を開始する状態となりました。

Mac miniはファイルサーバーとして利用しようとしているので、macOS Serverを入れてあります。

Droboの階層のトップのフォルダ構造は以下のようになりました。
  • Mac miniのTime Machine用のフォルダ
  • Time Machineサーバのために利用されるフォルダ(他のマシンのバックアップをここに行う)
  • ファイルサーバーとして他のマシンに公開されるフォルダ
ってなわけで、メインマシンであるMac ProのTime Machineの保存先としてネットワーク越しのDroboを指定してみました。

ということでバックアップが始まったわけですが、ネットワーク越しのDroboということもあり、バックアップが始まって10時間ほどかかって進んだ容量は400GB強ほど。大雑把に1Hで40GB、毎秒11MBほどといったところです。

当然、ネットワークの帯域的にもDroboの能力的にも、多分Mac miniの能力的にも余裕はあるので、ネットワーク越しにDroboに対してファイルコピーを行なっております。そうすっと、10MB/sから20MB/sぐらい出てますかね。

その状態で、Mac mini上でAJA System Test Liteを走らせてみました。



遅いですなw
Time Machineとファイルコピーが裏で動いているからだけど、それにしても遅い。同時アクセスを求められるようなファイルサーバーにはちょっと使いにくいかもしれないですね。

Time Machineバックアップが終わり(たぶん明日の午後とか夜とかそれ以降)、Droboへのアクセスが行われてない時に、もう一回試してみますか。

<追記>
上記エントリを書いて24時間以上を経過していますが、実は未だタイムマシーンへの初期バップアップが済んでおりません。これはDroboのせいじゃなくてなくて俺のせい。タイムマシーンバックアップを行なっている最中にボリュームの構成を変更したりしていたら、処理が止まってしまいました。バックアップしない領域として指定していたボリュームだったのでいいかなと思ったのですけど、よろしくなかったようです。ということで、改めてバックアップ処理を始めており、この様子だと、明日の夜には終わってますね。



ところで、Droboの最大容量は64TBらしいけど、なんで70.4TBって表示されてんの?
</追記>
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RapidCopy 購入

mac |2017-05-03
で、今回、大量のファイルコピーを行うために、RapidCopyを導入してみました。最初のリリースは2年弱前ですけど、Mac App Storeでの更新日は今年2/15となってますんで、バッチリメンテナンスもされているツールと言えましょう。



Windows上で定番らしいファイルのコピーツール、FastCopyをMacでも利用するってコンセプトのツールですかね。特にFastCopyの開発者が関わっているということはないようですが…

Finderでのファイルコピーは、若干信頼性が劣ります。最近はあまり聞きませんけど、以前、大量の連番ファイルをコピーした時、一部コピーされていないファイルがあって大騒ぎ、なんて話を聞いたこともありますし。また、Finderでのファイルコピーは決して早くはないって問題があります。
ということで、特に信頼性という部分に期待を込めての導入です。
信頼性というのは、データ化けをチェックしながらファイルコピーを行なってくれるという部分ですね。

それ以外にも差分コピーを行うモードがあるので、手動でのバックアップの作成に使えるかもしれません。

RapidCopyには無印版とPro版があり、無印版をMac App Storeで購入可能です。
Pro版では、
  • 複数ウインドウを開けて、必要なら同時実行可能とか、
  • 処理を行ったパスの履歴を保持できるとか、
  • 処理するファイルのパスをテキストとして用意しておいてそれを参照して実行できるとか、
  • バッチ処理とか、
  • シンボリックリンクへの対応とか
  • コマンドラインモードとか
  • 処理終了時にコマンドを走らせることができるとか
  • ログをCSVで出力できるとか、

つまりは日々の業務で利用する場合に必要な機能が追加されています。10000円とお高いのですけど、現場によってはとても価値がありましょう。

んが、自宅で利用するにあたって、そこまでは必要はないというのと、Mac App Storeでアプリを管理するのはなんだかんだで楽ってので、無印を購入しました。2300円。FastCopyがフリーで利用可能なことを考えると微妙な気分になるかもですが、価値はあるかなと思っております。

現在絶賛ファイルコピー中なので、そのうち、速度を調べるとかしてみましょうか。

<追記>
Pro版の複数ウインドウを開けて、必要なら同時実行可能って機能は、公式でそれをAppStore版で可能にするツールが配布されておりました。

"RapidCopy MultiLauncher" [L’espace Vision]

これはRapidCopyとは別アプリケーションですけど、RapidCopyを複数別プロセスで立ち上げるツールとなるようです。
こいつ経由でのRapidCopyの起動がちょっと遅い印象がありますが、これでいくらでもウインドウを開いておくことができますな。
</追記>

<追記>
Finderとのコピー速度比較をサクッとやってみました。
3539項目の画像が入ったフォルダ(967.4MB)をSSDから別のSSDにコピーするのに要した時間です。RapidCopyはベリファイのオプションをオンにしています。

Finder: 11秒
RapidCopy:7秒

同じフォルダを今度はネットワーク越しにDroboにコピーして見ます。Drobo自体が遅いので、それほど差はつかないと考えていますが、はたして…

Finder:4分30秒
RapidCopy:2分6秒

信頼性以外に圧倒的な速度のアドバンテージを確認できました。
映像を扱っている会社がこれを作ったというのも納得です。大容量のデータを日常にやり取りするところでは、コピー速度の差ってのはバカになりにくいですから。おそらくターミナルからコマンド使ってコピーしてやっても速度は出るとは思うのだけど、これはGUIで比較的簡単にできるってところも大切ですね。
ということで、職場の人にオススメしたいなぁ。
</追記>
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Drobo 5C 購入

mac |2017-05-03
や、俺にしては金を出しました。
Droboはその登場時、RAID的に冗長性をもたせつつ、容量が足りなくなって来たらストレージを追加することができるという点で、とても話題になったものですが、いかんせん普通のHDDケースとかと比べると高めのお値段でございました。

現状で売られているものでネットワークストレージじゃないものでは、接続がThunderboltがついているものとUSBのみのものがあります。このUSBのみのものが比較的お安かったのですね。 それがDrobo 5Cで、エントリーモデルに位置付けられるものです。

5発はいるわけですけど、5発分全部を埋める必要はなく、最小2発から利用を始めることができる。で、今回、4TB HDDが4発余っているのでそれを入れてみようかな、と。(5発全部埋まっても、容量が足りなくなったらデータを失うことなく大容量のものに交換可能、というのがDroboの魅力のはずです)

冗長性を持たせることに特化した印象の構造のため、搭載したHDDの全容量を利用できるわけではないことと、速度がほぼ出ないことから、これまではあんまり魅力を感じておりませんでした。(稼働させたまま故障したHDDを交換できて、自動的に復旧されるというのは魅力ですけど)

容量については、こちらのサイトでDroboにHDDを搭載した時に、実際にどれぐらいの容量を利用できるようになるかを調べることができます。今回、4TBを4発積もうと計画しているので、調べてみると、利用可能データ量は10.89TBと出ました。5TBほど冗長性を持たせるために利用されていることになります。
(5TBほど(利用時には)無駄になっているというのは、HDDが1台故障した場合の数字です。最大2台同時故障してもデータが保持される、という構成にした場合、利用可能量は7.26TBまで減ります)

速度についてはネット上のベンチマークを見ると、Thunderbolt 2対応の外付けのHDDケースでRAID5とかRAID6で運用すると、読み込み1000MB/sとか書き込み500MB/sとか期待できますが、Droboですとそれよりかなり遅い。

というわけで、支払うコストを考えると、ちょっと手を出すことができなかったのですけど(同じ値段を出すなら、よりパフォーマンスを重視ししたものを選んだでしょうし、職場ではそんな選択肢をしている)、5Cは比較的お安く、速度もそれほど求めない用途での利用を考えたために、購入に至りました。

これからセットアップを開始しようと思っているのですが、現在、Droboで利用予定HDDから絶賛データ逃し中でして、今日中にその作業ができるかどうか…
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