日々適当

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車を発注したよ

与太話 |2021-08-29

ということで発注したよ。乗らないで契約するのはないよね、ってことで一応試乗して、そのまま契約しちゃいました。試乗して大きな不都合を感じたならそれは行わなかっただろうけど、たった30分程度の試乗でそんな不満は出ることもないし。
だから以下に書くことは、その車のレビューではなくて、単なる自己満足。契約した事を変に後悔しないために肯定感を高めるためのものですよ。

現在乗っているのはオーリス 120T RSパッケージです。オーリスの最終モデルとなった120Tはダウンサイジングターボをトヨタが初めて投入したもので、そのエンジンの評判も良いようだしってことで選択し、その上でRSパッケージにしたのは車体の色が気に入った(RSもしくはRSパッケージにしか用意されてなかった色だった)ってことがあります。

そこからの乗り換えるべく契約したのは、カローラツーリングでございます。そいつとオーリスの1.2リットルのガソリン車との比較に当然なるわけですな。試乗したのはハイブリッドモデルです。

外観は、高さが低いことに目が行きます。これは洗車した時に天井を拭き取るべく手を伸ばした時に有利に働きます(^^) オーリスと比較して2〜4cmほど低いらしいため、割と無理なく天井の水気を拭き取ることができるでしょう。オーリスでも届いたけど、ちょっと無理をしてたので。

後部座席はお世辞にも広いとはいえず、むしろ狭いって部類ですね。長距離ドライブに付き合わせた人を後席に押し込むのはちょっと申し訳ない気分になりそうです。まして、五人目がいた場合、その人の乗車体験は最悪になるだろうなと思いました。が、そんな機会は多分ないだろうから気にしないこととにします。ちなみに5人乗りするには後席シートは中央が盛り上がっていて(左右の二人が座るスペースが窪んでいて)真ん中の人がえらく座りにくいだろうなと想像されます。

全長が15cm以上長くなってて、そのほとんどが荷室に割り振られていると考えていいから、ラゲージスペースは当然広く感じます。ただ、車体の低さから、トノカバーが覆う位置までの高さは意外とないなと思いました。まあこれはトノカバーをしなければ良いだけなので気にすることではないでしょう。

そんなわけで、高さが低いから運転席に着座した時の視線の高さも低くなるかなぁて思いましたけど、違和感が全くありませんでした。そんな差を感じるためには、より高さの低いスポーツカーに乗ったりSUVのような車高の高いモデルに乗らないと感じないですかね。(もっとも、契約を終え自分の車に座った瞬間、オーリスの方がちょっと高いかも、とは思いました)(あと、最近思うのは、SUVとか軽自動車でも車高の高い車が増えているせいで、前の車に近づいた時の前方視界が悪化し気味な風潮があります。それに対抗するには自分も車高の高い車に行くべきなのだろうけど、まぁ興味がないしねぇ…)
運転中も違和感は全くなく前方も見やすくいい感じ、サイドミラーの位置のイメージに若干の違和感は感じたけど違う車だから当然だよねってお話で、当然問題になるレベルではなく、総じて運転はしやすいと感じました。長距離ドライブするとどうかわからんが、ね。

運転席に座って見えるスピードメーターのおさまる「オプティトロンメーター+7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ」ってのに表示されるスピードメーターが思ったより大きく感じました。中に色々と情報を切り替えて表示できるけど、これは慣れたら読み取るのに苦労をすることは無くなるでしょう。面白いのは左側にタコメータが鎮座していることで、走っていてもエンジンが動いていない時は0を示すため、電気で動いている時、感じないけどエンジンのアシストを受けている時がわかって興味深いです。エンジンが明らかに回っている時も嫌な振動や不快な音はなかったと思います。ちなみに近所を走っているだけだと2000rpmを超えさせることはできませんでした。

ダッシュボード中央には9インチのディスプレイオーディオがナビキットが組み込まれた形で鎮座しておりました。やっぱ9インチは欲しいよねって思ってみておりました。ダッシュボードから飛び出した形で設置されているけど、僕の座高だと目線の先のモニタがフロントウインドウに被ることはなく、つまりは視界の邪魔になることはなかったです。使い勝手とか音質とか、そんな部分に触れる時間はありませんでしたので、実車が届いたときに納得できるか微妙な気分になるかは賭けとなります。

運転してての座りごごちは良かったと思います。ハイブリッドモデルですから、発進時にエンジンは全く稼働せず、また、CVTのガソリン車のようにエンジンが高回転で回ることもありません。その印象の差からだと思いますが、走りに余裕があるとも感じました。オーリスの走り方面の個人的に感じる欠点は、発進時に(そんなにアクセル踏んでないのに)エンジン回りすぎじゃねって感覚なので、それと比べると走りはじめの印象は本当に良いですね。オーリスもスポーツモードにすると発進時のイメージはだいぶ変わると思いますが、エンジンがかなり回るのは変わらんし。また、アクセルとブレーキを踏んでいない時の慣性で進みつつ減速する時の感覚がハイブリッドカーらしく滑らかで、オーリスも比較的滑らかだとは思うけど、それと比較しても本当に滑らかで違和感がないのが素敵でした。ハイブリッドカー(とかモーターで動く車)の魅力の一つですかね。

そんなわけで、一般道を走る限り、走りに不満を感じることはなさそうです。山道と高速道路でどんな感想を抱くか、本当はそんなところでも試乗したいところですけど、そこはあまり心配してません。
そういえば試乗車はブラインドスポットモニターが付属してました。が、片側二車線といったその真価を確認できる道を走らなかったので、その効果を実感することはありませんでしたな。降りてから営業の人に言われて知った情報。

そうして試乗を終えるべくディーラーに帰ってきました。ところで試乗したモデルはモデリスタのエアロパーツ付きでした。つまり、足元がさらに低くなってます。結果、気をつけて歩道に上がり駐車場に侵入するよう操舵したつもりなのに、擦りました。この注意度で擦るんだとするなら、俺にエアロパーツは無理だなと悟りましたですよ。ちなみに今乗っているオーリスはRSパッケージの名の通りエアロパーツがついてますが、そこまで気を使う必要のない、というか普通の気遣いで十分なぐらい高さがあります。

この時の走行での燃費はわからないけど、今回の試乗のだいぶ前にリセットされたであろう区間燃費は23kmほどのようでした。運転が決して丁寧ではないだろう試乗車でこの数字ですから、燃料タンク容量が今乗っているオーリスより7リットルほど小さいものの、満タンで走れる距離はちょっと長くなる計算になります。もうちょっと丁寧に乗ったならさらに伸びるでしょうから、逆にいえばずっとスポーツモードで運転しても燃料代は今と変わらないぐらいは維持できるんじゃね?ってことも思ったりしますね。ハイブリッドの真価はここにありってところです。

そんなわけで運転席に座っている限り、あるいは助手席もそうかもしれない、そこにいて運転している限り、だいぶ満足度は高そうだという感触を得て、無事契約となったのでした。あとは支払い金額に直結する今乗っているオーリスの下取り価格を下げないよう、今後も大事に年末まで乗っていきましょうというところでございます。

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今週

与太話 |2021-08-26

なんとなく比較的長めのスパンの仕事がひと段落ついて、その他の仕事もひと段落って状態の今週。なんとなく休みっぽい気分になってます。まぁ実際は月:代休、火:在宅、水:出社後在宅、木(今日):在宅ってことで家にいる時間が長いだけで仕事はぼちぼちとしていたのだけど、直近の仕事向けの動きはしていないから、なんとなくまったりとしていました。

そんなタイミングなもので、昨日ワクチン接種を受けました。これでいわゆるワクワクチンチンになりました。本日、順調に体温が上がりましたが、37.7まで上がったのが今のところ最高で、その辺りの体温で停滞中です。

休んだ月曜日。関東の一部の地域でゲリラ豪雨が発生し、その影響で停電しました。ちょっと長めの2時間を超える停電。けれどもUPSを入れておいたおかげでメインマシンが瞬間的に落ちることはなく、無事に電源を落とす処理をすることができたのですが、KVMとディスプレイをUPSの非常時に給電する口に繋いでいなかったため、停電の瞬間モニタは落ち、キーボード・マウスでの操作ができなくなりましたな。ここはちょっと対策を検討です。
問題は停電が終わり、KVMに繋いだ2台目のマシンを起動させた時に起こりました。ディスプレイに絵が出ないわけですね。この2台目のマシンはクラムシェルモードで運用しているMacBook Airです。で、それにBelkinのThunderbolt 3 Dock Coreを繋いで、そこからDisplayportでモニタに繋いでいたのですけど、それがどうも故障したようです。代休日だった事を幸い、そのままBelkinのサポートに電話をかけて事情を説明、サポートセンターに物を発送するところまで行うことができました。ちなみに今日のメールで、代替品を送ったとの知らせが来てます。明後日ぐらいに到着でしょうか(沖縄から届くのですよ)。KVM、ディスプレイを繋ぐだけならThunderbolt 3のドックは必要なかったかもしれませんが、有線LANを繋ぎたかったという事情もあり、Amazonのタイムセールで5月に購入しておりました。<追記>修理品というか交換品、届きました。接続したところ、問題なく稼働。月曜日午後に発送して金曜日に帰ってくる。沖縄と行き来している事を考えれば、いいペースで帰ってきました。</追記>

或いは在宅中、WiMaxのセールスの窓口から電話がかかってきました。いつもなら無視するのだけど、在宅勤務中だし切迫してもいなかったので出てみた結果、契約をちょっと変更、一緒に5G対応の端末への交換となりました。これは9月になったら届くようです。
これまで3日で7GBという制限だったのが15GBに緩和されるそうです。なを、基本的に電話でのセールスは断るポリシーの人なのですが、WiMaxについてはちょっと例外的にごく稀に電話に出てます。

そうして在宅で仕事が逼迫していない状況で、車屋さんに行く余裕もできました。ってことで行ってきました。これはうちの車の車検が12月に切れるから、切れる前に新しいのに変えるのはどうかという目論見なわけですが、トヨタが9月に4割減産すると発表したり、世界的な半導体不足などで部品調達が厳しくなっていることで、納期が伸びているだろうし伸びるだろうなと思い、慌てて足を運んだわけです。
一応目当ての車があるのでそれの納期を聞いてみたところ、今頼んだら(9月の減産の影響は考慮されていないという断り書きありですが)11月後半から12月となるということです。これはホントにすぐに注文しないと不味そうですぞ、と追い詰められていますが、当然その場で契約するなんてことはしておりません。でもうまくいけば近日中に契約になりましょうか。
ちなみに諸般の事情で2014年からの三台目ということになるわけですが、台数重ねるごとに支払い金額が安くなっていっております。おかしいなぁ…

ともあれ明日は出社予定です。体温が下がってくれる事を祈っております。こんな事をやっている通り、あまり体は辛くないのだけど、流石に発熱した状態で出社はまずいですしね。<追記>翌朝、体調は接種日の接種前相当ぐらいになりました。</追記>

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らん

与太話 |2021-08-22

世間のネットの速度の認識ってのが知らぬ間に随分と速くなっている事を、コロナ禍でテレワークが行われて周りの人の自宅回線を聞くことで知りまして、つまりインターネットの回線速度が実測で(Googleのインターネット速度の計測サービスとかで)100M,200M,300Mbpsが普通のご家庭で出ているらしい。まぁ、Gigabit以上で契約していたりしたらそれも当然な数字だし、10Gbpsのプランが一般向けに用意されているご時世でもあるし、何を今更な認識なのだけど、自宅の光の契約がたぶん100Mbpsなもので、それでも速度に不満を持つことはなかったから、認識がだいぶ遅れておりました。

とはいえ、LANにおいて一般のご家庭に10Gbpsというのはハードルが非常に高く、それはたぶん今も変わらないと思います。自宅内に複数機器を抱えている人は有線LANで各機器を繋ぐ際にスイッチングハブを介しているとお思うけど、そのコストが下がったとはいえまだようやく5ポート全部が10Gbpsの物で3万切るものが出てきたばかりですしね(TP-Linkが最近出してきた)。また10Gbpsって速度は負荷が非常に高いようで、筐体がとても熱くなるようですから、そんな意味でもご家庭にはハードルが高いかもしれない。

ところがWi-Fi 6が普及し出してきてそのルーターの有線ポートに2.5Gbpsタイプのものが増えてきました。それで需要が増えてきたのか、2.5Gpbsのスイッチングハブの選択肢がここにきて増えてきたように思います。そしてついに、プラネックスが実売1万円を切る価格で5ポート全部が2.5Gbpsってのを出してきたし、同じポート数で他社も1.5万以内な価格になってきています。となると、ちょっと注目したいわけですね。

2.5Gbps程度の速度で満足する場合のメリットとして、カテゴリー5e以上のケーブルで大丈夫ってのがあるようです。2001年に追加された規格だそうで、概ね2000年台にはられたギガビット対応のLAN環境ならば2.5Gbpsに対応できる可能性があるってことですね。ちなみに5Gbpsの場合、100mまでなら5eで対応できる可能性がある模様。

と思ったけど、うちの自宅、1Fと2Fを結ぶラインが90年台に敷設されたものだったわ。ほぼ確実にカテゴリー5だわ。これはひきなおさないといけないですかな。

ということもあり、自宅はまだ先だなと思ったのだけど、職場方面でのマシン入れ替えの候補機を検討していると、どうも今時はマザーボード直付けのLANポートが2.5Gbpsに対応しているものが安価なモデルにも増えている様子が見えてきます。まぁ職場LAN環境は10Gbpsなのだけど、Windows機についてはマザーボードに左右される速度でつながっていたもので(10Gカードの増設とかしなかったので)、これまでGigabitだったわけですね。それが2.5Gbpsに上がるとするなら、その恩恵は大きいわけです。
ということで、職場環境で2.5Gbpsでちゃんと繋がるのか検証すべく、BUFFALOのUSB接続の2.5Gbps対応LANアダプタを発注しました。これでちゃんと繋がるなら、安心して新しく導入するマシンを2.5Gbpsで使えるというものです。

Appleにも、iMacやMac miniは標準がギガビットまでだけど、そこが2.5Gbpsに上がる時代は来ますかな。それとも一気に10Gbpsにしちゃいますかね。(Mac miniにはオプションで用意されているけど、iMacにはそれがない)

<追記>職場のLAN環境、2.5G対応してなかった。さて、どうするか。安い10Gbase-Tカードを導入するか、2.5G対応の小さなスイッチを買うか。ちょうどQNAPがQSW-2104-2Tっていう10Gbase-T x 2、2.5Gbase-T x 4ってのを出してきましたしね。同じような仕様のものはバッファローもだいぶ先行して出してましたが、どちらもお値段的に2.5万ほどで導入可能。一方で10Gbase-Tカードは安いものでも1枚1万弱ほどするらしい。必要枚数揃えるとカードの方がたかつくけど、性能差を考えるとちょっと悩ましい価格差と言えるわけで。困りましたな…</追記>

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フォルダアクションでファイルを移動させる

mac |2021-08-14

iOS端末でネット上にある画像を一時保存するとき、iCloud Drive内のShortcutsフォルダに保存するようなショートカットを作ったのだけど、それら画像がiCloud Drive内にある必然性はないので、メインマシンのローカルの領域に移動させておりました。
で、それを自動で行えればいいなと思ってAppleScriptのフォルダアクションでとか思ったのだけど、Automatorのフォルダアクションに用意されたアクションを組み合わせることで求めるものができてしまいました。便利。

やっていることはFinderのアクションで名前を変更して決まったフォルダに移動させるってのを繋いだだけです。

フォルダアクションという古から存在する機能で積極的に利用したいところなのだけど、それで可能になる定型処理がなかなかないんですよね。作業を定型化するための工夫こそ必要なんだろうなぁとは思うけど…

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Bake Wranglerでのベイク処理

cg |2021-08-11

買っちゃいましたよ、Bake Wrangler。ノード繋いでベイク処理の設定を行うことができるってツール。

で、早速試すわけですが、とりあえずレンダリング結果を(ある程度)再現するCombinedパスで計算してみようと、以下のツリーの状態で回してみたらですね、出力されてきた画像は真っ黒でした。

これはMac上ではうまく動かない、たまにある症状かって思ったりしたのだけどWindows上でやっても同様。NormalやAOといった要素のベイクは問題なくできているのだけど、CombinedやDiffuseが真っ黒になる。

セッティング方法を間違えていたのが原因でした。Diffuse要素でちゃんと色付きで取得するためには光で照らされる必要があり、光で照らすためにはライトが入ったコレクションを指定する必要がある模様。コレクションにはワールドのマテリアルは含まれないから、それも別途指定してしてあげなければならない。結果、最低限のツリーは下のような感じになるようです。

上のツリーは、下のようなシーンに対して設定したものです。

ライトが入ったコレクションと、Worldマテリアルを指定している。
結果、

こんなオブジェクトは、下のような感じでベイク処理されてきました。

ほっと一息です。
見ての通りこのCubeには3つのマテリアルが設定されており、Blender標準のベイク処理を行おうとするとそれぞれのマテリアルにベイク先のテクスチャの設定をせねばならず面倒です。また、そのベイク先テクスチャの解像度を変えたいと思ったら新たにテクスチャを設定せねばならないし、それで出力された結果はとりあえずはBlender内部に保持されるので、それをファイルとして保存してあげないといけないという何重苦だよってのが、Bake Wranglerを使うことでそうとうに楽になるはずです。まして、一つのオブジェクトから複数のパスのベイク処理を行いとき(PBRマテリアル用の素材を取り出す時とか)、Blender標準機能の内容でやろうとするとげんなりするのが、例えば下図のように組めば、3つのパスを別名のテクスチャとして一回「Bake All」ボタンを押せば一気に回ってくれるようになります。

それぞれの出力テクスチャの解像度を変えたければ、Bake Passノードに独自にPass Settingノードを繋いでやれば良い。
これはだいぶ楽になるというものでしょう。買って損はなかったって思っております。

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Apple、アクセサリをいくつか新発売

mac |2021-08-04

AppleがMac Pro向けにGPUカードの新製品の販売と、M1 Mac向けにキーボードの単体販売を開始しました。

RDNA 2ベースのGPUはBigSurでサポートされたことでいつ出てもおかしくないという状態だった期間が長く、待ちくたびれたよと買いもしないのに思っていたものです。
Appleが出したのはMPXモジュールのRadeon Pro W6800XとW6800X DuoとW6900X。今年6月にAMDはRadeon Pro W6800とW6600を発表していました。W6800の方の性能は、メモリ32GB、単精度17.83TFLOPs、倍精度1.11TFLOPsとカタログには記されています。
Appleが出してきたW6800Xはというと、メモリ32GB、半精度32.0TFLOPs、単精度16.0TFLOPsとなってますから、あれ?AMDのカタログスペックよりちょっと下の数字すね?
繋がるディスプレイ数もW6800は5Kが6枚、8Kが2枚なのに対し、AppleのW6800Xは5K,6Kが3枚となってます。
ハードウェアに搭載するプロセッサの数とか見ると同じもののように見えるので、Mac Pro向けに仕様をいじった結果なのかな?
で、このプロセッサ2つを一枚のMPXカードに搭載したDuoもリリースしています。

W6900XはW6800Xよりかなり強化されたもののようで、1.4倍弱ほどの性能差になる模様。それでW6800X Duoよりお値段高いのだから、性能に期待が持てますかねー。

もっとも、ワークステーション向けGPUってことで、お値段は非常にお高めでそうそう手が出るものじゃありません。このMPXモジュールって仕様はMac Proのために用意した規格だけど、来たるApple SiliconのMac Proにも引き継がれるのだろうか…(同時に、AMDカードのApple Siliconサポートはあるのだろうか)

単体販売が始まったのはiMacに付属していたTouch ID付きのキーボードですけど、こちらはM1チップ内の領域に生体情報を保持させる関係で、Apple Silicon Macにしか対応しない模様。T2チップ搭載のIntel Macにも対応してほしかったところだけど(個人的な事情w)、まぁ仕方ない。
複数台のMacの接続をサポートしているわけではないようだから、個人のメイン環境下で利用することはないのだけど、MacBook Airをクラムシェルモードで使っているんで、そいつのためだけにTouch IDの使えるこのキーボードが欲しいとちょっと思ったりします。Touch IDだけの小さなデバイスが出ませんかねw

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Blenderのベイク、使いにくくね?

cg |2021-08-02

Blenderでテクスチャベイクする方法として、シェーダエディタの中にどこにも接続されていないImage Textureノードを置いて、それを選択してBakeボタンを押すわけだけど、複数マテリアルで構成されたオブジェクトについては、そのマテリアル全てに同じベイク先のImageを見るImage Textureを置いてやらなければならない、らしい。
えらく、面倒くさくないかって思うわけです。オブジェクトの属性としてベイクの為のパラメータを持たせるSoftimageの作法が懐かしい…

Bake Wrangler [Blender Market]ってアドオンが良さげらしい、$25。

BakeTool [Blender Market] ってのはどうだろう。$14.95。

HDDケース死んで新しいのを買ったせいで旧に貧乏な気分になっているので迷ってる…

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Drobo 5D3、稼働

mac |2021-08-01

D5 Thunderbolt 3[TERAMASTER]を使っていたのだけど(数ヶ月前に新製品として発表されていたようなので、たぶんリンク先に載っているモデルより一つ前のやつ。でもカタログスペックだけだと何が変わったのかわからない…)、金曜日朝、Macを再起動したらそこのボリュームがマウントされてこなくなりました。
RAID構成で使っていたのではなく、5つのベイのドライブそれぞれが単独のボリュームとして見える状態で使っていたので、5台まとめて見えなくなるってことは、Mac側のThunderboltポートかRAIDケース側の問題でしょう。で、macOSのシステム情報ではこのRAIDケースは認識されているし、他のマシンに繋いでも同じ状況だったので、RAIDケースが死んだんだろうな、と。

かなり大事なというか日常的にアクセスするデータを入れているRAIDケースだったために、データを早急に使える状態にしたい時、HDDをそのまま入れ替えれば同じように使えるHDDケースを購入するのがベターなんだろうけど、5台のボリュームがマウントされてくる状況もあまり美しくないなということで、やっぱりRAID対応HDDケースにすることとしました。
で、個人的に選択肢に上がってくるのがDroboでございまして、その中の5D3を発注しましたですよ。お高いけど、内容としてはこんな価格帯になるのだと思います。

いまさら言うまでもないDroboの特徴として、HDDの容量や型番を揃える必要がないというのと、容量を拡張したくなったら大きいサイズのHDDに入れ替えるだけというシンプルな考えができるってのがあります※。この仕様はたぶんものすごく速度が必要な用途を除いて個人で所有するには(価格面の課題はあるにせよ)よいものだと思っております。故にちょっと無理して注文しました。2017年に導入しているDrobo 5cがまだ元気に稼働しているってことでハードウェアの信頼性もあるかなって理由もあります。

ということで注文して翌日に届いて今日になって設定をし旧環境からデータのコピーを始めています。

本当はコピーを始める前に各種テストをすべきなんでしょうが、コピーしなければならないサイズが大きいため、慌ててその作業を始めてしまい、検証を始められるのはまだずっと先になります。なのでとりあえず稼働を始めた記録としてここに書いておきます。

速度は本当に期待できないから、速度が必要なデータだけはもしかしたら外付けSSDを用意してそっちで対応とかになるかもしれんが、まぁとりあえず…

※昨今、内蔵HDDの仕様としてCMR、SMRってのが出てきてて、それがRAID用のストレージとして製品を選ぶのをちょっと面倒にしております。SMRだと問題が起こるケースがあるというか問題が起こると考えた方がいいかな。なのでCMRの製品を選ぶ必要があり、もっというと、日本の代理店のページで推奨HDDリストが出ているので、そこから選ぶのが無難ですかね。推奨HDD・アクセサリー[株式会社プリンストン]

<追記>コピーの合間みてベンチマークしてみた。

AmorphousDiskMarkでの結果。シーケンシャルアクセスではとても良い結果を出しているように見えます。128GBのSSDをキャッシュ領域として積んでいるのでそれが効いているのかもしれません。このベンチマークソフトはWindowsで有名なCrystalDiskMarkのMac向けのクローン品ですが、Amazonのサイトのレビューではそのツールでの数字が出ています。今回このDroboに搭載したHDD単体の性能と比較して、ランダムのリード・ライト値は、リードは概ね良い数字なのに対し、ライトがちょっと遅い感じです。遅くなるのはいただけないけど、Droboについては単発より速度が速くなることを期待してのRAIDではないのでこんなところでしょう。

で、単純にビデオファイルを置いた場合、HD解像度程度では概ね問題なさそうな速度が出ていますね。書き込むときのグラフを見ると、息継ぎするように速度が上下しています。この速度低下時にキャッシュ領域からHDD領域にデータの移動が行われているのでしょうか。そうであってもまぁまぁ納得できる速度かもしれません。

実際にファイルをコピーしている最中の速度。ファイルサイズ的にシーケンシャルライトに近い速度だと思うけど、まぁまぁちゃんと速度が出ているように見える。

速度的にはまぁまぁ満足すべき結果だと思うし、あとは耐久性ですね。これは使っていかないとなんとも言えないけど。</追記>

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