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「ハクソー・リッジ」、沖縄戦で活躍した一アメリカ兵の戦い!

2017-06-29 19:39:33 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆★ (劇場鑑賞)

アメリカ・オーストラリア合作

メルギブソン監督。

ハクソーリッジは、覚えにくいが、覚えると忘れられない言葉だ。のこぎりの丘という意味らしいが、

日本名で前田基地がそれに該当するが、現在の浦添市、那覇の北に当たる。

米軍はそこから南下して日本軍をせん滅するのだが、まずそのとっかかりのところだ。

映画は、後半、この基地、すなわち絶壁を攻撃する米軍を描く。

まず、艦砲射撃で徹底的にたたきその後、ロープで崖を登り、戦闘、圧倒的な米軍の勝利かと思われたが、

日本軍は、地下トンネルを掘っており、攻撃が一段落すると猛烈な勢い(多数の軍隊)で反撃してくる。

退却を余儀なくされる。

米兵の死骸がごろごろ。

そこをこの映画の主人公・衛生兵が、一人で70人余の傷病兵を助け、ロープを使って、崖の下におろし、救助する。

戦闘は、新たな局面で開始される。

この映画は、この沖縄戦で活躍した実在の一人の衛生兵の物語。(タイトルバックで本人が登場)

宗教上の問題と、兄弟との喧嘩、父親との確執があって、銃を持たないと決める。

実際、軍隊で銃を持たずに戦えない。

前半は、周りや上司による徹底的ないじめだ。

戦争映画の迫力と、この人道的生き方に感動するので、おすすめの映画だ。

この衛生兵を、「沈黙」のアンドリュー・ガーフィールドが好演している。


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