ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ロケットマン」、エルトン・ジョンの半生を彼の楽曲で綴る!

2019-08-31 18:32:48 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

エルトンジョン好き ☆☆☆☆

イギリス・アメリカ合作 PG12

幼いころから才能がありながら苦労するエルトン。

ピアノ好きで、ロックにはまっていき、やがて、作詞家の相棒と曲を作っていき、世界に躍り出たエルトン。

そのエルトンをタロン・エガートンが好演。

「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」や「ロケット・マン」など数々のヒット曲をミュージカル風に盛り上げる。空中浮遊しながらピアノを弾く荒業も。

早い段階からゲイであることを公言。

そして、有名音楽家のはまる薬の魔力。蝕まれゆく音楽家の苦悩。

だが、エルトンは現存。この映画では製作にかかわっている。

エンドロールでは、本人の姿も。

監督は、「ボヘミアンラプソディ」のデクスター・フレッチャー。

ボヘミアンほどのわくわく感はないが、天才音楽家の半生だ。



 

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「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」、フィンランド、ソ連との継続戦争!

2019-08-30 19:33:24 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

フィンランド映画 PG12

フィンランドの古典的名作小説「無名戦士」を映画化、同国史上最大のヒット作となった戦争映画。

第2次世界大戦時、祖国防衛のためソ連軍を相手に戦ったフィンランド兵士たちの姿をリアルに描いた。1939年から40年にかけて行われたソ連との「冬戦争」で、独立は維持したものの、カレリア地方を含む広大な土地を占領されたフィンランドは、翌41年、なおも侵略を計画するソ連に対し、ドイツの力を借りて立ち上がる。これにより冬戦争に続く「継続戦争」が始まり、フィランド軍兵士たちは果敢にソ連軍へ立ち向かっていく。年齢や立場、支える家族など、それぞれ異なる背景を抱えた4人の兵士たちを中心に、戦場で壮絶な任務にあたる兵士目線に徹して戦争を描いた。

北欧の第二次世界大戦。

ソ連と戦い、ドイツの力を借り、さらにはドイツと戦う。

島国、日本では、考えられないが、陸続きの国は、所詮戦に巻き込まれてしまう。

失った自らの土地を求めて戦う戦士たち。

4人余の戦士の目線から、戦のむなしさを描いている。

まだ、肉弾戦の時代、決死の姿を、大量の爆薬で描き切る。

戦争映画はむなしい。

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「猫カフェ」、猫カフェで癒される人たち!

2019-08-29 20:14:54 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

猫好き ☆☆☆

秋葉原に実在する猫カフェMOCHAをヒントに、猫に癒される4組の人生を描いたショートコント集。

可愛い猫がたくさん出てくるので、猫好きには、垂涎の映画だ。

ただ、ストーリー的には、ひねりがなく、凡庸。

Episode1 気になるあの子
ひょんなことで猫カフェに通うようになったアイドルの並木志保。どこにも馴染めず、悩む志保に勇気をくれたのはブリティッシュショートヘア ぶりだった。

Episode2 思い出を運ぶ猫
津田沙世は母親の介護に明け暮れる日々。バラバラになってしまいそうな母と娘をつないでくれたのは、かつて父が大切にしていた猫だった。

Episode3 ブルーの眼をした甘えん坊
猫嫌いを直す為、猫カフェを訪れた小手川勇作。不器用な男・勇作を変えたのは、勇作とは正反対の甘え上手なラグドール こぐまだった。

Episode4 さよならの向こう側
みんなを見守り続ける店主さくらの意外な過去が明らかになる。さくらはついに自らの過去と向き合う決意をするが……。

過去は変えることはできないけど、誰かと心を通わせることで明日の輝きを信じることができる。宝物のような出会いと時間がここにはある。さくらと猫たちがつむぐ、癒しのオムニバス4編。

人気声優・久保ユリカの実写映画初主演作。

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「ビバ!マリア」、ブリジット・バルドー、ジャンヌ・モロー共演のコメディ!

2019-08-28 18:01:10 | 懐かしの映画

おすすめ度 ☆☆☆

1965年、フランス・イタリア合作

当時、色気盛りだった、ブリジットバルドーとジャンヌモローを共演させたルイマル監督。それまでの作風とごろっと変わったコメディ調。

バーレスクの舞台を率いる看板女優二人のお色気舞台は見もの。

後半は、メキシコが舞台の革命騒動。

二人が、がんを撃つはの大暴れ。

革命という一応政治的な意味も加えたコメディだ。

それにしても、バルドーの奮戦ぶりは様になっている。

あまりお色気を期待すると外れ。あくまで、革命という名のコメディ。

 

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「十二人の死にたい子どもたち」、病院で繰り広げられる群像劇!

2019-08-27 17:17:46 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

群像劇好き ☆☆☆

原作 SF小説で人気の作家・冲方丁が初めて現代を舞台に描いたミステリー小説

脚本は岸田國士戯曲賞受賞経歴を持つ劇作家の倉持裕。

予告編などで、ミステリーが強調されているが、むしろ、自殺志願で集まった12人の群像劇。

いちおう、一人余分な人がいるというミステリーになっているが、自殺志願のそれぞれの理由が語られ、13人目の参加者をめぐって、展開していく。

舞台が病院に限られるので、どこか舞台劇風。

堤幸彦監督なので、惨劇が期待されるが、まじめな舞台劇。

自殺志願者が、徐々に洗脳されていくさまが面白い。

杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜らが、出ている。

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「フェリーニに恋して」、20歳の少女がフェリーニの映画に触発され、イタリアへ!

2019-08-26 08:13:29 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

フェリーニ好き、イタリア好き ☆☆☆☆

フェリーニをオマージュした映画なので、フェリーニを好きでないとちょっと。

まあ、20歳のうぶな少女の成長物語なので、それなりに見られはするが。

フェリーニの映画、数あれどなかなか意味深な映画で、ちょっととっつきにくい。

ただ、この映画の少女もそうだが、「道」は万人向けのいい映画なので、それを見ていればOK。

イタリア素敵な名所をめぐる旅物語でもある。

男の子とキスをしたこともなく、働いたことも友人をもったこともない20歳のルーシーは、唯一の理解者である母のクレアに守られ、世間を知らずに育ってきた。ある時、母が末期ガンに侵されていることを知り、自立を決意したルーシーだったが、なかなかうまくはいかない。そんな折、きらびやかで怪しげな劇場でフェリーニの映画を見たルーシーは、すっかりその世界に心を奪われ、いてもたってもいられずフェリーニを探してイタリアへと旅立つ。

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「THE QUAKE ザ・クエイク」、大都会の地震、家族を助けようとする地震学者!

2019-08-25 17:39:30 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆

ノルウェー映画

本国ノルウェーで大ヒットを記録し、アカデミー外国映画賞に向けたノルウェー代表作品にも選出されたディザスターパニック「THE WAVE ザ・ウェイブ」の続編。

今度は都市を襲う巨大地震の中で生き残るため奔走する人々の姿を描いた。

前半は、地震予知学者の奮闘を描いて、この辺は、ちょっと退屈。

後半は、地震が起こり、妻と娘が、高層ビルに取り残され、これを助けようとする地震学者の奮闘が描かれる。

巨大ビルが倒壊、特に最上階は途中から折れてしまって、とても危険な状態。

まさにハラハラの連続だ。

建物が崩壊する様は、景色が奇麗なだけに、余計目立つ。

まあ、デザスター映画の、一画を占めるだろう。

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「ビューティフル・ボーイ」、薬物依存症となった息子と父親の壮絶な愛の物語!

2019-08-24 15:24:52 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

R15+ 

題名は、主題歌であるジョンレノン作曲の息子への歌から。

題名と裏腹にまさに重い映画だ。

成績優秀な息子が薬に手を出し、そこから逃れられない苦しみと、彼を助けようとまた、苦しむ父親、結局本人の意思次第の薬物中毒。

全編に愛があふれているが、愛では救えない薬物のこわさ。

最後は、頼ってきた息子を突き放さざるを得ない父親の苦悩。

時々に挟まる、元気な時のシーン。

美しい映像と音楽がなんとも、もの悲しい。

今話題のティモシー・シャラメが息子を、スティーブ・カレルが父親を、さらに母親たちの演技が素晴らしい。

父親と息子それぞれの手記をもとに一本にまとめ上げた貴重な映画となった。



 

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「ワイルド・スピード スーパーコンボ」、ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサム大暴れ!

2019-08-23 17:32:26 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)

メガヒットシリーズ「ワイルド・スピード」の通算9作目で、今回は外伝だ。

とにかく楽しい。

ドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスと、ジェイソン・ステイサム扮するデッカード・ショウがタッグを組んで挑む戦いを描く。かつては敵同士で何もかも正反対のホブスとショウが、いがみあいながらも、目の前に立ちふさがる謎の強敵ブリクストンに挑んでいく。

二人の肉体派が演じるとあって、カーアクションより、肉弾対決が主体だ。

物語の鍵を握るショウの妹ハッティも参加して色を添える。

カーアクションも磨きがかかって、パワーアップ。

でも、サモアへ移ってからのアクションが、楽しくてハッピー。

この夏一番の納涼アクション。



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「サムライマラソン」、幕末、日本最初のマラソン大会が開かれた!

2019-08-22 20:02:34 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

PG12

時は幕末、迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明(いたくら・かつあきら)は藩士を鍛えるため、十五里(約 58km)の山道を走る遠足を開催する。だが、この動きが、とある行き違いにより幕府への反逆とみなされ、藩士不在の城に安中藩とり潰しを狙う刺客が送り込まれる。ただ一人、迫る危機を知った男は、計画を食い止めるため、走りだす─。

「超高速!参勤交代」の原作・脚本で知られる土橋章宏が、日本のマラソンの発祥と言われる史実「安政遠足(あんせいとおあし)」を題材に執筆した小説「幕末まらそん侍」が原作。

だが、監督バーナード・ローズ、プロデューサージェレミー・トーマスと外国スタッフが映画作りに加わったことで、中途半端な映画になってしまった。

佐藤健、小松菜奈ほか、豪華キャストの共演で、見せ場を作る。

だが、後半の戦闘シーンでは、かなりグロテスクなシーンがあり、もったいない。

日本最初のマラソンだから、もっと走るシーンが欲しかった。

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