ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「北北西に進路を取れ」、ヒチコックの名作です!

2022-04-30 16:34:58 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞

1959年製作

題名に気を取られていつ北北西に行くのかなと。

実は、英題のNorth by Northwestは存在しないらしい。

「自由な抽象芸術に近いことを映画製作でやろうとすると、思うままにファンタジーを用いることになる。それこそ私が扱っている分野だ。」らしい。

広告会社の重役がキャプランという男に間違えられ、謎の組織から追われる羽目に。

だが、その謎を追ううちに、事件に巻き込まれうろうろ。

なぜか、列車で美女に出会い、惚れてしまう。

美女も事件の関係者で、事件ますますややこしくなる。

深酒を飲まされほろ酔い運転の危なさ、美女に油断して撃たれる。壮大なトウモロコシ荒野でセスナに襲われる。最後は、ラシュモア山で、大統領像から落下するまで、壮大な追っかけっこ。

独特の映像美で楽しませてくれる。

ケリーグラントの頑張りとエバ・マリー・セイントを美しく撮ったヒッチコック。

歴史に残る名作だろう。

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「はだか拳Ω」、今回は二階堂夢主演脱いでます!

2022-04-29 17:17:32 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆

はだか拳の続編。 東映作品

前編では、ヒロインが裸にならないというフラストレーションがありましたが、今回は二階堂夢が主演。

ある日、美桜(二階堂夢)は、姉の鉄子(天使もえ)が「はだか拳」を使い、たった一人で街を守っていたことを知る。強敵の前に「はだか拳」が通用せずに敗れた鉄子を目の当たりにし、美桜は自ら「はだか拳」を習得して戦うことを決意。たった一人で屈強な男たちのもとへ向かう…。果たして美桜は鉄子の仇を討つことができるのか。

天使もえ、二階堂夢二人のAV女優の競演。

しっかり脱いでくれるので安心して見ていられます。

四十八手も健在です。

 

 

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「間違えられた男」、ヒッチコック映画です!

2022-04-29 16:00:55 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS  プレミアム 鑑賞

1956年製作

ヒッチコック映画だが、お得意の虚構サスペンスとは一線を画す実録映画。

ヒッチコックは、冒頭でてきて、実際にあった話と解説。

生命保険会社で、強盗犯と間違えられ、誤認逮捕される映画です。

ヒッチコックらしいカメラワークはあるものの、単純なお話で、それっほど魅力的ではない。

筆跡まで、犯人と似ているという、好都合な展開。

ヘンリー・フォンダがこの悲劇男を演じているが、好演。

 

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「アイダよ、何処へ?」、スレブレニツァの虐殺がテーマ!

2022-04-28 19:42:27 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

PG12

ボスニア・ヘルツェゴビナ・オーストリア・ルーマニア・オランダ・ドイツ・ポーランド・フランス・ノルウェー合作

「サラエボの花」でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したヤスミラ・ジュバニッチ監督が、1995年、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の中で起きた大量虐殺事件「スレブレニツァの虐殺」の全貌と、その中で家族を守ろうとした一人の女性アイダの姿を描いたヒューマンドラマ。

ちょっと、この歴史を知らないと、この映画の本質を見失う。

だが、この背景のボスニア・ヘルツェゴビナは複雑。

要は、三つの民族のせめぎあい。

そこに、国連が噛んでいるからややこしい。

映画は、国連の通訳として働く女性に焦点が。

国連が保護している周りに、あぶれた難民たち。

アイダは、外にいる自らの家族を中に入れ助けようとするが、断られ、虐殺の対象に。

アイダを演じるヤスナ・ジュリチッチの目力が素晴らしい。

 

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「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」、現代に甦った恐竜と人間たちの戦いを描く冒険SF映画。

2022-04-27 14:53:23 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞 1997年製作

歴代興収記録第1位の記録を打ち立てた「ジュラシック・パーク」(93)の続編。CGI技術の発達で前作を上回るリアルさとスピード感、さらに数も大幅に増えた恐竜たちの表現と迫力が見もの。ショック演出は前作以上。

だが、「最低続編賞」や「最低脚本賞」などでラジー賞にノミネートされてしまった。

まあ、前作とはテイストの違った作りなので、期待外れだったのかも。

今回は、まさに恐竜とのバトルで、その面では結構面白い。

ただ、話が、散らかっていて、まとまりがない。

捕獲して見世物にという、「コング」映画っぽい。

また、登場人物に魅力がないのが疵。

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「ブラック・クラブ」、ノオミ・ラパス主演の戦争映画!

2022-04-26 19:14:26 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開 Netflix鑑賞

スェーデン映画

戦争に勝つためアーダー基地まである物質を運ぶ任務を言い渡される。

敵基地を通るのが危険なため、氷の張った湖をスケートで移動するというもの。

ブラック・クラブ(黒い蟹)作戦と名付けられる。

戦争のむなしさを描いた映画だが、やや焦点ボケ。

娘の無事を祈ってのことだが。

ナオミラパスの演技が光る。

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「市民ケーン」、世界映画史上ベストワン!

2022-04-26 17:08:40 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞

1941年製作

当時25歳の若き天才オーソン・ウェルズが製作・監督・脚本・主演を務め、映画史に残る傑作として語り継がれる人間ドラマ。

実在の新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストをモデルに、ある大富豪の波乱に満ちた一生を、革新的な映像技法とストーリー構成で描き出す。

大富豪の新聞王ケーンが「バラのつぼみ」という謎の言葉を残してこの世を去った。その言葉の意味を探るよう調査を命じられたニュース映画の編集者は、ケーンの元妻や事業のパートナーら、生前の彼を知る人々に取材を重ねていく。やがて浮かび上がったのは、すべてを手に入れた男の孤独な生涯だった。

オーソン・ウェルズが老け役も演じている。

前半は、のし上がった富豪の、知事選にまで立候補する、成功物語。

後半は、オペラ歌手と結婚、ただ、彼女が歌が下手というハンデで、何が何でもと劇場まで作るが、結局最後は離反され、寂しく死んでいく。

残された謎の言葉がモチーフだが。

 

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「クローブヒッチ・キラー」、16歳少年の悩み!

2022-04-25 17:05:05 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

若手俳優チャーリー・プラマー主演のサスペンススリラー。

10年前「クローブヒッチキラー」による女性連続殺人事件が起こった町の話。
被害者は皆、巻き結び(クローブヒッチ)で縛られていた。犯人は未だ捕まっていない。

ある日主人公の青年の父親の車内から縛られた女性の雑誌の切り抜きが出てくる。
疑念を抱き父親が定期的に籠る倉庫や地下室の中を探ると10年前に起きた事件の証拠となる免許証や写真が見つかった。

クローブヒッチキラーについて調べる事が趣味だという女性(青年と同世代)と共に、父親を尾行。ついに犯行を目の当たりにする。

過酷な道徳的ジレンマに陥った思春期の少年の動揺を冷徹に見すえながら、神への信仰によって過去の陰惨なトラウマを覆い隠してきた町の平穏が脅かされ、タイラーを取り巻く世界そのものが崩れ落ちていく予兆を観る者に抱かせる。

結末は、ほぼ予想通りに展開。

じっくりとした描写がいい。

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「夜叉 容赦なき工作戦」、韓国、北朝鮮、日本、中国のスパイ合戦!

2022-04-24 20:13:46 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開 Netflix 鑑賞

中国・瀋陽を舞台に、韓国諜報(ちょうほう)機関の極秘工作チームが危険な任務に挑むサスペンスアクション。チームを率いる“夜叉”と呼ばれる男と彼らを調査する監察官、そして各国のスパイたちが火花を散らす。

まあ、韓国映画だけに、ストーリーテリングはいいのだけれど、中身は凡庸。

ましてや日本やくざが絡んで、日本大使館が舞台に。

結局日本が悪者になって幕。

北朝鮮は、良いように描かれ、配慮が見られる。

池内博之が日本のやくざを演じている。

ソル・ギョングが巧みな日本語で活躍。

 

 

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「黄色いリボン」、ジョンフォード、ジョンウェインコンビの鉄板西部劇!

2022-04-24 13:53:17 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞 1949年製作

ジョンフォード、西部劇三部作の一つ。

ただこの映画、派手な戦闘、それもインディアンをやっつけるなんて話ではない。

ジョンウェイン扮する先住民と戦っていたネイサンブリトルズ大尉は、あと6日で退役するという物語。

ただ、演じるジョンウェイン、40代前半というかあらあれそんな若く退役。(もちろん、大尉の次のポジションも決まったというから)

司令官の娘と張り合う二人の若手将校の話。(これがイエローリボンと関係がある)

黄色いリボンは騎兵隊の恋人を表すさまで、司令官の娘がまとう。

それにしても、モニュメントバレーの景色は美しく、騎兵隊の隊列は勇ましい。

駅馬車を伴っての渡河作戦は雄大だ。

ただ、映画的にはそれほど面白くない。

 

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