ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「コロンバス」、建築をモティーフにした恋愛映画!

2021-02-28 17:58:01 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

建築好き ☆☆☆★

舞台となるインディアナ州コロンバスは、建築の町として有名である。モダニズム建築の宝庫とされている。

監督は、コゴナダ。ドキュメンタリー作家で、小津に傾倒しているという。

確かに、映像が美しい、うまくアングルを決め、その映像を眺めているだけでもいい。

講演ツアー中に倒れた高名な建築学者の父を見舞うため、モダニズム建築の街として知られるコロンバスを訪れたジン。

地元の図書館で働くケイシーは薬物依存症である母親の看病のためコロンバスに留まり続けていた。

ふとしたことから出会った対照的な2人は建築をめぐり、語り合う中で次第に運命が交錯していく。

淡々と物語は進み、建築が背景にあることで、物語が膨らむ。

スタイリッシュな映画好きにはもってこい。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「価値ある男」、三船敏郎が主演したメキシコ映画!

2021-02-27 18:38:07 | 映画

おすすめ度 ☆☆☆

三船敏郎好き ☆☆☆★

メキシコ映画 1961年製作

三船生誕100周年に当たり、DVDが発売された。

1962年アカデミー賞に外国語映画部門でオスカー賞にノミネート、1962年ゴールデングローブ賞に外国語映画部門でシルバーグローブを受賞、同じく1962年サンフランシスコ国際映画祭でベスト・フィルム部門でゴールデン・ゲート・アワードを受賞する。

同年日本では、「用心棒」が製作され、併せて第12回ブルーリボン賞で主演男優賞を受賞し、また日本映画記者会賞最優秀男優賞受賞。栄誉あるボルビ伯爵杯も贈られた。

ただし、このメキシコ映画での三船の役は、どうしようもないふしだらな男。

ろくすっぽ仕事はしないは、酒浸りだわ、公然と浮気はするは、ギャンブルで全部金をすってしまうわ、娘の相手の男を半殺しにして刑務所に入れられるは。

まあ、日本映画での役回りとは、180度違う。

よくまあこんな役を受けたもんだと思うが、海外進出の夢があったのか?メキシコ語を覚えて参加したという。

それにしても、あのギラギラ感がメキシコによく似合う。

「羅生門」のギラギラ感が好まれたのかも。

まあ、古い作品なので、それを差し引いても、鑑賞に堪える作品だ。

メキシコ美人に囲まれてご満悦か?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ぐらんぶる」、竜星涼と犬飼貴丈が、全裸で学園に登場!

2021-02-26 17:12:30 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

PG12

ダイビングを題材にした井上堅二&吉岡公威原作の人気コミックを映画化した青春コメディ。

冒頭、伊織は全裸で学園で目覚める。

周りの学生たちは唖然。

このシーンが、ループで3回繰り返される。

同じく全裸で記憶がない、無駄にイケメンなオタクの耕平と出会う。

冒頭この全裸シーンでぐっと観客の注目を集める意外な展開。

その後も、随所で全裸シーンが見られ、果ては、彼らが所属したダイビングサークルの男性全員の全裸シーンも登場。

まさに男の裸祭り。

思い切った演出に拍手。

ただ、日本映画のきまりで、ぼかし入り、残念。

まあ、局所だけ手で押さえてというお笑い芸並みの部分も多い。

竜星涼と犬飼貴丈は、いい裸をしているので、醜くはない。

あとは、題名通りスキューバダイビングのシーンも丁寧に撮られていて好感。

ポスターなんかも裸で出ているので、狙いと合致している。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アップグレード」、AIに支配され復讐を!

2021-02-24 17:49:56 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

PG12

2018年のサウス・バイ・サウスウエストのミッドナイターズ部門、そして第51回シッチェス・カタロニア国際映画祭オフィシャル・ファンタスティック・コンペティション部門ともに<観客賞>を受賞し、辛口批評サイト「Rotten Tomatoes」で87%フレッシュと高評価を獲得。 

頭から上は常人と変わらないにも関わらず、AI「STEM」に身をゆだねることで機械的かつ斬新なアクションが繰り広げられる前人未到のハイ・ディメンション・SFアクション。

無人運転車が暴走。謎の集団により、自動車事故。妻は死亡、夫は、全身不随の車いす生活。

ところが、AIを埋め込まれて超人に。

アクションシーンが、スピード感あふれ、埋め込まれたAI「STEM」が、体の不自由な男を、縦横に操り、自らも動き出す始末。

ラストは意味深な終わり方。

近未来のミステリー。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルーリボン賞決まる!

2021-02-24 16:33:54 | 映画

ブルーリボン賞が発表された。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ザ・プレイス 運命の交差点」、その男はどんな望みも叶えてくれる!

2021-02-23 19:53:45 | イタリア映画

おすすめ度 ☆☆☆

「イタリア映画祭2018」では「ザ・プレイス」のタイトルで上映。

2018年イタリア・アカデミー賞7部門ノミネートや、第12回ローマ国際映画祭クロージング作品に選出された。

イタリア発のミステリータッチの群像劇。ザ・プレイスというカフェの奥に座る男に、次々とくる相談者。男は無理難題を相談者に提案し、それを実行すれば願いが叶う可能性があるという。

全ての願望には他人の運命という代償が必要だった。次第に交差してゆく相談者たちの運命、その先に待ち受けるものとは。

男は神なのか?

そして疲れゆく男の選択したものとは。

アイデアはいいのだが、終わりがすっきりしない。

頭でっかちしりすぼみ。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「すばらしき世界」、役所広司が、殺人を犯したやくざを演じてます!

2021-02-22 17:33:02 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

久々の映画館での鑑賞

直木賞作家・佐木隆三が実在の人物をモデルにつづった小説「身分帳」を原案に、舞台を原作から約35年後の現代に置き換え、人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く。

直情的な男三上・気はいいがすぐかっとなって暴力に。

おかげで、出所はしたが、社会では受け入れてくれず。

次々と起こる社会不適合の数々。

彼が、母を探していると聞き、再会をテレビにしようと動き出す。テレビディレクターの津乃田。

身分帳(刑務所で作られる履歴)が、三上の生い立ちを語ってくれる。

行きはぐれたときに、昔のやくざ仲間に呼ばれる、そこでは、ごちそうとソープのご褒美。(それにしても、役所の全裸姿がそこここに、美和監督の趣味なのか?)

社会の不合理が(前科者にとって働き口さえない)次々と暴かれていく。

それでも、希望があると、後半はよいことずくめ、支援者たち。(ここはうまくいきすぎじゃない)。なんか説教臭くて。

世は捨てたものではないとして最後は死。

もうちょっと余韻のあるラストだとなあ!!!

長澤まさみ、キムラ緑子、梶芽衣子ら女優陣が光っている。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「思い、思われ、ふり、ふられ」、タイトル見え見えの恋愛映画!

2021-02-21 17:38:57 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

恋愛映画好き ☆☆☆★

「ストロボ・エッジ」「アオハライド」で人気の漫画家・咲坂伊緒による人気青春恋愛コミックが原作。

恋愛には積極的で社交的だが不器用な性格の朱里。夢見がちで恋愛には消極的、自分に自信が持てない由奈。そして、朱里の義理の弟の理央と由奈の幼なじみの和臣。同じ学校に通う高校1年生の4人は同じマンションに暮らしていた。憧れ、片思い、ある秘密……4人の四者四様のさまざまな思いがすれ違いながら交差していく。

親が結婚して、兄妹になった関係は、いささか難しい。

大きな変化のあるドラマでなく、小さな変化の中で悩む二人と二人。

いずれにせよ、青春期の恋心。

まるくは収まるわけにはいかないだろう。

でも、お互いの成長が、青春なのだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ハニーボーイ」、ふつうじゃない親子の苦悩と愛情!

2021-02-20 17:00:39 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

Pg12

映画を愛する者の聖地サンダンス映画祭で審査員特別賞に輝き、トロント国際映画祭でも称賛され、その後もヨーロッパからインドやアジアまで、世界各国の映画祭に招かれ34ノミネート9受賞を果たし、辛口映画批評サイトRotten tomatoesでも94%(2020.5.20現在)を弾き出した。

芸能界という華やかだが毒素も強い環境に生きる父子の悲哀が、克明に描かれていく。

この映画は、脚本と父親役のシャイア・ラブーフの自伝的映画であり、原題のHoney Boyはラブーフの子供時代のニックネーム。

12歳のオーティス(ノア・ジュプ)は、ハリウッドで人気子役として活躍中。だが彼は、マネージャーを務める父ジェームズ(シャイア・ラブーフ)に振り回される日々を送っていた。前科者で無職のジェームズは、事あるごとに感情を爆発させるのだ。それでもオーティスは、彼を心配してくれる保護観察員や安らぎを与えてくれる隣人の少女、共演する俳優たちとの交流を経て一歩ずつ成長していく。やがて、新たな世界へと踏み出していくオーティスだったが……。

地味な展開の中に深い味わいを持つ映画だ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「パーフェクト・ライフ 愛のかたち」、男の浮気、さて男は?

2021-02-19 17:07:02 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

2013年作品

劇場未公開 ネットで公開

ホテルのバーで出会ったニナとジェームズはすぐ恋に落ち結婚。

結婚9周年パーティーが開かれるその日の昼間に奥さんの友達と浮気しているのがバレて、それも5回目の浮気で、パーティーの時に奥さんから三下り半を突きつけられて、やっと目が覚めた男の再生の物語!

男と女の駆け引き。

浮気の経験ある方は、自分を振り返ってみては?

金髪の奥さんは美人??

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする