ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「3時間/THREE HOURS」、元凄腕エージェントのシングルマザー、わが子を取り戻すために大奮闘!

2017-01-07 17:44:18 | 映画

おすすめ度 ☆☆

アクション映画好き ☆☆★

アメリカ、スペイン、イギリス、モロッコ合作

誘拐事件発生から3時間以内に見つけねば、保護できる可能性は25%以下 ということからつけられた日本版のタイトル。

シングルマザーのリサは、生まれたばかりの愛娘リサと異国の地にやってくる(モロッコか?)。

そして海辺で休むうち、売り子に声をかけられ、そのすきに娘をさらわれてしまう。

誘拐されたのは、ある政治家との間に生まれた娘で、警察にも相談できない。

そこで、リサは元エージェントで、要人保護の訓練を受けた経験があり、犯人を突き止め、追いかけるが、犯人の一人を殺してしまう。

今度は、殺人の罪で警察から追われる身に。

サスペンスフルな展開なので、一応引き付けられますが、ヒロインには、あまり花がありません。

結局、国際的な幼女誘拐事件なのですが、黒幕はなんと??

新しいヒロイン誕生とまではいきませんでした。

 

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「コロンブス 永遠の海」、コロンブスはポルトガル人だった?

2017-01-07 14:46:26 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆★

好事家向け ☆☆☆★

ポルトガル・フランス合作

2007年作品 やっとDVD化

2015年、106歳にして亡くなったマノエル・デ・オリベイラ監督作品。98歳での作品。

難解だが、好事家には、絶賛を浴びている本作。

コロンブスがポルトガル人だったとするマヌエル・ルシアーノ・シルバを追った作品である。

1946年、ポルトガルの青年が、海洋航海をした先人たちを思いアメリカへ渡り、医者となる。ポルトガルへ帰り結婚もしコロンブスの生誕地とされるアレンテージョ州クーバを訪れる。

1970年、アメリカ。老人となった夫婦は、ニューヨークのコロンブスの記念碑を訪ね、ポルトガルのポルトサント島(コロンブスが航海に出るまで滞在した島)を訪ねる。そして愛を確かめ合う。

コロンブスのゆかりの地を訪ね歩くロードムービー風なのだが、

景色の美しさと、きれいな音楽で描かれるまさに芸術と呼ばれる映像と、ややクラシカルな韻を踏んだ語りに引き込まれる。

一方で、こういう歴史や淡々とした語りに乗れない人は苦痛に他ならない。

それにしても、100歳にして、哲学的な語りと愛の賛歌を、自ら演じることで国に対する愛を表現する。

 



 

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