ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「PANDEMIC パンデミック」、世界の終わりが今始まる!

2016-07-05 16:40:38 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆

パンデミック映画好き ☆☆☆

近未来のアメリカ。

感染崩壊した世界に、感染してない人を探し出し、連れ帰るという任務の女医。

防護服に身を包み、暴徒と化した感染者を倒しながら、救出に当たる。

FPS(ファーストパーソン・シューティング)という技法を使い、防護服に仕組まれたカメラを通して外界がのぞける。まるでゲームをしている感覚だ。

接近戦、銃乱射、室内の逃亡劇、暗視スコープと満載。

ゾンビ映画だけに結構えぐいシーンもある。

結局、母親が娘を助けるホームドラマだ。

だが、いまいち設定が不十分。

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「ボーダレス ぼくの船の国境線」、イラン新人監督による争いの俯瞰図!

2016-07-05 09:30:50 | 映画
おすすめ度 ☆☆☆

第27回東京国際映画祭で上映され、アジアの未来作品賞を受賞。

イラン、イラク国境の川、イラク側の川岸に浮かぶ廃船。

イランの少年は、途中の危険を冒しながら、川を渡り、その船にたどり着き、魚や貝などを捕り、生計を立てている。

そんな廃船に、イラク側の少年兵(実は女性)が現れ、勝手に縄張りをし、国境を宣言する。

銃を持つ少年兵を始め警戒していたが、赤ん坊がいることが発覚。赤ん坊を介して打ち解けていく。

そんななか、紛れ込んできたアメリカ兵。彼もまた悩んでいた。

アラビア語、ペルシャ語、英語と、それぞれ言語の違う3人。言葉によるコミュニケが出来ない分、身振りや表情が重要になる。

銃が介在するので、緊張感が走る。

戦争を暗喩している一種のファンタジーだが、描かれる状況はリアル。

素人が演じているそうだが、リアル感満載。

国境のない日本では、ちょっと考えにくい状況だが。



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