このブログサービス「gooブログ」で『引越しして失敗したことは?』を募集してたので私も参加してみました!
私の失敗談は、
「見積額60,000円の引越しを15,000円に節約成功!でも最後の最後で漫画のようなオチが待ってました。」
私、実家が運送業で盆と正月が繁忙期!
その為、夏休み・冬休みはともに毎日のように荷物運びに借り出されていた少年時代。
その経験からか、箱詰め・トラック積込・荷降ろし・搬入は、プロ並かそれ以上の腕前と自負しています!
で、本題。
私の失敗談は東京で1人暮らしをしてた時のこと。
会社から徒歩1分、でもビルに囲まれ昼間でも薄暗い部屋が嫌で、荒川河川敷近くの日当たりの良い場所に引越しすることにしました。
荷物の体積は、軽トラ1台分くらい。
「きっと2,3万円かな・・」と思いながら、引越専門業者に見積もり依頼すると超ビックリプライスで60,000円!
「えええ~、なんでそんなに高いの!
軽トラ1台とドライバー1名が2時間手伝ってもらって2万円が原価だろう・・・
プラス4万円は儲けすぎでは?
どこかに時給1万円で2時間だけ手伝ってくれる運転手いないかな?」
と思いながら仕事していると、会社に”いつもの赤帽”さんが来た!
「コンピューターのお届けです。ここにサイン下さい」
あぁ居た、この人だ!
”いつもの赤帽”さんに事情を話すと、不安そうでしたが承諾してくれ、いざ引越!
私が実行した、自称プロ並の段取りがこんな感じ・・・・
トラックの荷台を、ブロックが立体的に並ぶルービック・キューブ風にイメージするのが私流!
1:箱詰め
洋服・タオル・カーテンなどの布製のものをクッションにして壊れ物を梱包。
可能なかぎり箱数を抑える。
2(重要):運び出し事前準備
箱を体積と重さ別で3分類し、運び出すドアから近い順に、重い箱・中位の箱・軽い箱を数ケースずつ交互に並べる。
3:トラック積込
積み込む箱は、まず重い箱、その上に中サイズ、そしてその上に軽い箱と3~4段ずつ重ねる!
これをトラック荷台、奥から手前へ繰返すことでデッドスペース(=無駄な空間)を最小化し、積載効率を最大化した積込を目指す。
積み終わりは、段ボールが荷台でルービック・キューブのブロックのように立体的に並んでるのが理想。
箱を事前に3種類に分別し交互に並べてあるので、運び出した順に積み込めば自然に積載効率が最大化されるよう段取り済み!
4:そして、荷降ろし・搬入
今回の失敗は、この作業を軽んじた為に起きました!
新しい部屋へ、取り合えず箱を手早く放り込む。
赤帽さんに手伝ってもらう時間の最短化が最優先。
で、その結果は、今回の私の机上の段取りが全て大成功!
1時間半で引越し完了!
”いつもの赤帽”さんが
「こんな早く終わるなんて信じられない!15,000円でいいよ!」
と頼みもしないのに5000円値引きしてくれました!
彼を見送りながら、僕はニヤニヤしながらひとり言
「俺って、物流の天才かも!
単身引越し作業がオリンピック競技になれば、俺、向かうとこ敵なし!」
と自画自賛。
ここまでが、僕の自慢話!
で、ここから先がオチの部分・・・・・・・・
部屋に戻り1分も経たないうちに悲劇が起きたんです!
玄関は箱だらけで部屋に入るのも一苦労!
いきなり足元の箱にけつまずきヨロメイて玄関横にある下駄箱の上に置いてあった箱に触れた。
この弾みで、その箱が落下!
”プシュ~~~~~”と音がし、次の瞬間、玄関が真っ白にホワイトアウト!
えええ~、何が起きたの!
「俺って、引越しの天才」とひとり言いったのが神の逆鱗に触れたの!?
実際に起きたことは、落下した箱が下駄箱横に置かれた消化器レバーに直撃し消化器が噴射!
その結果、玄関と廊下が消火剤で真っ白!
この粉、水を弾く特殊な薬品で、濡れた雑巾では拭き取れないんです!
「俺って天才」言ってた男が、数分後に大馬鹿モノの道化。
引越し初日は、一晩中、消火剤の拭き掃除を泣きながらしました。
今、思えば笑える失敗談です!
これ以来、私の座右の銘は「常に謙虚」