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翁長知事に損賠請求も 菅氏、承認撤回発言で見解

2017年03月29日 | 基地

菅官房長官は3月27日の記者会見で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、移設阻止に向け翁長知事が知事権限を乱用すれば、翁長氏個人に損害賠償を求めることもあり得るとの認識を示した。

翁長氏は3月25日に移設反対派の集会で、前知事の埋め立て承認を撤回する意向を明言。

徹底抗戦の姿勢を強めていることから、翁長氏の動きをけん制した形だ。

これに対し翁長氏は3月27日、県庁で記者団に、移設阻止という「公約を実行する」と改めて強調した。

会見で菅氏は「行政の長が法令で与えられた権限を、その法令とは異なる目的で行使するのは権限の乱用だ」と指摘。

「違法な行為に対し、損害賠償請求権の行使を含め、法令に基づく所要の措置を講じていくことはあり得る」と述べた

翁長氏が承認撤回の意思を示したことには「わが国は法治国家だ。 政府として(最高裁の)決定に従い、淡々と工事を進めていく」とした。


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