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韓国歴代大統領 悲惨な末路

2017年03月12日 | 外国

亡命、暗殺、自身や親族の逮捕・・・。

韓国の歴代大統領の多くは悲惨な末路を迎えてきた。

強大な権限が集まる半面、利権も生まれやすいためで、大統領を罷免された朴僅意氏もその連鎖から逃れることはできなかった。

1948年に就任した初代大統領李承晩氏。約12年にわたる長期政権を築いたが、大統領選での不正を巡る抗議デモが拡大して辞任。

米ハワイに亡命後、病死した。

朴極恵氏の父で、1961年に軍事クーデターで権力を握った朴正煕氏は長期独裁の末、1979年に側近に暗殺された。

その混乱の中、「粛軍クーデター」で軍の実権を握って1980年、大統領に就任した全斗煥氏。

独裁体制を敷いたが、民主化運動で1988年に退任。

1995年に粛軍クーデターの反乱首謀容疑で逮捕され、無期懲役が確定した。

任期5年、再選の禁止などを定めた現行憲法が1987年に制定された後、初の大統領となった盧泰愚氏も在任中の収賄が退任後の1995年に発覚、逮捕された。

懲役17年が確定したが、全氏と共に特赦を受けた。

その後の大統領は、任期後半に親族らが訴追されて求心力が低下するパターンを繰り返してきた。

故金泳三氏は次男らが収賄容疑などで逮捕され、故金大中氏も次男と三男が逮捕された。

次の大統領の故盧武鉉氏は退任後の2009年、不正資金を供与されたとの疑惑で検察の事情聴取を受けた末に自殺。

李明博大統領も政権末期に実兄らが逮捕された。


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