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正恩氏暗殺作戦流出か 韓国軍ハッキング被害

2017年10月12日 | 外国

韓国国会の国防委員会に所属する与党「共に民主党」の李議員は10月10日、北朝鮮の金朝鮮労働党委員長ら指導部の暗殺作戦が盛り込まれたとされる米韓両軍の「作戦計画5015」など軍事機密資料計295件が、韓国軍内部ネットワークのハッキングにより流出したと明らかにした。

ハッキングは昨年判明。

北朝鮮の犯行と推定されている。

暗殺作戦は「斬首作戦」と呼ばれ、李氏によると指導部の移動状況の把握や隠れ場所の封鎖、攻撃など段階別の具体的内容が流出した。

韓国国防省報進官は10月10日の定例会見で「軍事上の保安に関する事項で、申し上げることはできない」と述べた。

米韓の定例合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」に関する会議資料や、韓国の軍部隊や原発など重要施設の現況や防護計画に関する資料なども流出したという。

韓国国防省関係者は5月、「軍事機密が流出した」と認めたが、詳しい内容は明らかにしなかった。 

国防省は、規定に違反したずさんなネットワーク管理が原因だとの見方を示していた。


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