米国防総省は5月21日、米軍特殊部隊がアフガニスタンの反政府武装勢力タリバンを率いるマンスール師を標的とした無人機による空爆をアフガンとパキスタンの国境付近で行ったと発表した。
アフガンのアブドラ行政長官は5月22日、マンスール師の死亡が確認されたと発表した。
タリバン側は公式声明を出していない。
オバマ大統領が作戦を承認し、複数の無入機が5月21日午後、アフガンと接するパキスタン側の国境地帯を空爆した。
国防総省のクック報道官はマンスール師について声明で「アフガン国内での数々のテロ攻撃計画に加わり、政府との和平協議の障害でもあった」と作戦を正当化した。
マンスール師は、昨年に死亡が確認された最高指導者オマル師を引き継ぎ指導者になった。
移動中の車に対する空爆でマンスール師と戦闘員の計2人が死亡した可能性がある。
パキスタン南西部クエッタの病院に2遺体が運ばれ、損傷が激しいという。
パキスタン外務省報道官は「米国に詳しい説明を求めている。 軍事行動は解決策ではない」と述べた。
アフガン国内ではタリバンによるとされるテロや戦闘が相次ぎ、治安改善の糸口が見えない状態が続いている。
米軍特殊部隊は2011年、パキスタン国内で国際テロ組織アルカイダの指導者ビンラディン容疑者を殺害している。
ISも何とかならないのだろうか。
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