金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

カラスウリ、シギンカラマツなど

2019年07月30日 13時12分28秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

 後ろから見ると、パンダの顔の
 ように見え、ちょっと可愛い
 ミーカミキリに出会いました。
 それも1日に3度も、、、
 もちろん、違う個体です。

 ラミーカミキリ(カミキリムシ科)
 成虫の大きさは、10~20㍉。
 小型のカミキリムシです。
 
 明治時代、繊維の原料になる、
 ラミーと言う植物を中国などか
 ら輸入。
 この名前の由来にもなったラ
 ミーと共に、日本に入ってき
 たと考えられる、外来種甲虫。



 ラミー糸から作った繊維は、通気
 性、発散性に優れていて、高温
 多湿の日本の夏には、最高の素
 材だそうです。
 丈夫なのも特徴で、新幹線の座席
 カバーにも使われているようです。



 シギンカラマツ(キンポウゲ科)







 シキンカラマツ(キンポウゲ科)





 キツリフネ(ツリフネソウ科)



 色白のツリフネソウ



 ヤマジノホトトギス(ユリ科)



 カラスウリ(ウリ科)





 トチバニンジン果実(ウコギ科)



 ノカンゾウ(ススキノキ科)



 オトギリソウ(オトギリソウ科)



 クサアジサイ(アジサイ科)



 セリの花(セリ科)



 オオヤマサギソウ(ラン科)



 エビガライチゴ(バラ科)



 ノギラン(キンコウカ科)



 イガホオズキ果実(ナス科)



 ヤマユリ(ユリ科)



 




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ヤマユリ、オニユリ、ウバユリなど

2019年07月21日 23時53分48秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

 ヤマユリの濃厚な香りが、漂い始
 めました。梅雨の合間を縫って、
 ヤマユリの群生地を、3か所ばか
 り巡ってきました。
 どこも見事の一語。気持ちよさそ
 うに、風に揺れるヤマユリ。
 この風に「揺る」が、ユリの語源で
 あると、言われていますが、、、

 ヤマユリ(ユリ科)





 アジアには、59種のユリが自生。
 日本のユリは15種。
 中でもヤマユリは、大きな花を咲
 かせる、ユリの王様。球根は苦み
 が少ないため、古来から食用にさ
 れ、料理百合とも言われています。





 プラントハンターの手により、
 幕末にヨーロッパに渡ったヤマ
 ユリ。その美しさから、欧米の
 ユリの概念を変え、
 「ゴールド・リリー」と呼ばれ、
 外国の商人は、野生ユリの球根
 を高値で買い、母国に運んだそ
 うです。



 シーボルトが30年ほど早く、球根
 を持ち帰りましたが、開花させら
 れなかったそうですよ。



 オニユリ(ユリ科)
 北海道から九州に分布。ヤマユリ
 同様、球根は食べられます。江戸 
 時代には食用として、栽培されて
 いたそうです。



 オニユリは種子を作らず、葉の付
 け根に数多く、ムカゴを付けます。
 このムカゴを、土をかけずに、土
 の上に置いておくと根が出、3年
 ほどで花を咲かせます。




 ウバユリ(ユリ科)



 ヤブカンゾウ(ススキノキ科)



 カリガネソウ(シソ科)



 ミソハギ(ミソハギ科)



 アカバナ(アカバナ科)



 ナツフジ(マメ科)



 ミゾカクシ(キキョウ科)



 キキョウ(キキョウ科)



 ヒヨドリバナ(キク科)



 ヨウシュヤマゴボウ果実
        (ヤマゴボウ科)




 ノリウツギ(アジサイ科)



 ハエドクソウ(ハエドクソウ科)



 ツユクサ(ツユクサ科)



 マタタビ果実(マタタビ科)



 ヤブラン(キジカクシ科)



 ヤブミョウガ(ツユクサ科)



 撮影中のお客様は、カマキリ君。
 ヤブカンゾウを撮っている時、葉
 っぱの上で、お食事中でした。













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キヌガサタケ舞踏会!

2019年07月15日 00時29分52秒 | 金剛山ぶら~り花散歩!

 今年もキヌガサタケの舞踏会に、
 招待されました。
 もうそろそろだろうと、群生地の
 竹林の近くまで行くと、あの独特
 の異臭
が漂ってきました。

 この異臭がすれば、開花は間違い
 なし。周りを見渡すと、、、
 出てました、出てましたよ‼
 舞踏会が、始まっていました。
 



 キヌガサタケは、スッポンタケ科の
 キノコの一種。
 その姿から「きのこの女王」と、呼
 ばれています。
 竹林がお好きなようで、この女王
 様たちも、金剛山麓の竹藪での
 撮影です。



 右奥の卵状の球体は、開傘の
 準備中。




 本体は卵型の袋に入っていて、
 その袋を突き破り、出てきます。




 袋を突き破り、傘の部分が出て
 きたところ。




 傘の内側に折りたたまれていた、
 レース状の菌網が、伸び始めた
 状態。




 キヌガサタケの成長は早く、2~
 3時間で完了します。
 左下のこの子も、2時間ほどでド
 レス姿に変身。


 
 成長も早いですが、ダメになるの
 も早く、お昼近くになると、次々と
 倒れこみ、朽ちていきます。
 写真撮影は、早朝が狙い目。






 撮影中のお客様は、コジャノメ蝶。
 朽ち果てたキヌガサタケにとまり、
 カメラを向けても無関心。
 よほど、美味しいのでしょうね。



 美味しいと言えば、キヌガサタケ
 は、中国やフランスでは、高級食材
 扱いだそうです。
 水洗いし、乾燥させ、スープなどに
 使用するそうです。
 たまらん、お味だそうですよ。



 女王様、姿形はいいのですが、あの
 異臭は、なんとかなりませんかね。
 この臭いで、ハエなどの小動物を
 呼び寄せ、胞子を運んでもらって
 いますので、キヌガサタケにとっ
 てこの異臭は、虫さん用の調味料
 みたいなものかもしれませんね?



 ウマノスズクサ
    (ウマノスズクサ科)
 金剛山周辺では、姿を見る機会
 が少なくなりましたが、3年振りに
 出会えました。



 コクラン(ラン科)



 キノコの金剛山サミット、、、
 議題はなんでしょうか。
 金剛山の環境問題かな?




 ギンバイソウ(アジサイ科)



 ムラサキニガナ(キク科)



 ネジバナ(ラン科)





 イヌショウマ(キンポウゲ科)



 ハグロソウ(キツネノマゴ科)



 ムロウテンナンショウ果実
        (サトイモ科)




 ニガクサ(シソ科)



 これ何、、、
 家庭菜園のトマトを収穫中に、
 三つ見つけました。
 葉の裏側に、くっついていました。
 名前は分かりませんが、ドロバチ
 の巣跡かな?




 キヌガサタケ、悪臭がいやや、
   いややと言いながら、3日通
   いました。まだ、臭いが鼻か
   ら離れません。   
   が、、、私、おそらく、来年も撮り
   に行くでしょうね。




 







 


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盛松寺ハスの花と柚子みそ(河内長野市)

2019年07月09日 08時04分25秒 | ハスの花

  盛松寺(せいしょうじ)のハスの花
 が綺麗だと聞き、出かけてきました。
 場所は、大阪府河内長野市楠町西。
 南海電車「千代田」駅から、徒歩で
 15分足らず。

 本尊は江戸時代に、境内のクスノ
 キの大木で彫られた、弘法大師像。
 このクスノキ、弘法大師が槇尾山
 に修行に行かれる道中、この地で
 腰を下ろされた場所から、生えて
 きたと伝わっています。
      (撮影日は7月8日です)







 境内には、140鉢のハスが育て
 られています。
 どの子から撮ろうかと、迷うぐら
 い、いい色合いばかり。
 毎年ご住職が、このうち半分を
 交互に植え替えられているそう
 で、大変な作業。
 植え替えを怠ると、ハスのご機嫌
 が悪くなり、いい花を咲かせてく
 れないそうですよ。

 水やりにも2時間以上、かかる
 とか、、、
 ご住職のご苦労のおかげで、
 いいハスの花、見させて頂き
 ました。有難うございます。









 種類は西安蓮、大賀蓮、茶碗蓮、
 熱帯蓮、檀家さんが持ち込まれた
 蓮など、色とりどり。



 鉢には名札が、付けられていました。



 境内にはノウゼンカヅラや、



 キキョウも、、、





 このお寺さんには、名物が、、、
 案内板にもありますように、
 「柚子みその寺」として、有名
 なんです。

 由来は、弘法大師が修行のため
 槇尾山に向かう途中、この付近
 で流行っていた疫病から救って
 ほしいと村人に頼まれ、万病に効
 く柚子みそ(漢方)の製法を伝授し
 たと言う、言い伝えがあり、毎年
 終い弘法の12月21日に、無事息災
 を祈念して、柚子みそが参拝者に
 配られています。(300個)



 柚子みそは、1200年前から口伝さ
 れてきた製法で、今も作られてい
 ます。20数人で、4時間ほどかか
 るそうです。

 柚子の中をくり抜き、中身がペー
 スト状になるまで砕き、味噌を混
 ぜ合わせ、くり抜いた柚子に戻せ
 ば、出来上がり。
 (この本堂で作られています)



 柚子は高知産、味噌は岡山産を
 使っているそうです。
 とても相性がいいそうですよ。
 


 柚子みそは、午前9・00頃から配
 られますので、興味のある方は、
 厄除け終い弘法、参拝に行って
 みられませんか。
 甘酒の接待もあるそうですよ。
 もちろん、私は行きます。
 
 (柚子みその写真は、河内長野市観
 光協会ブログから、使わせていただ
 きました。ありがとうございました)
 














 ハスの種









 盛松寺御集印


 

 

 

 

 




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下赤阪の棚田夕景、キツリフネ、カワラナデシコなど

2019年07月03日 15時58分54秒 | 棚田風景

 今年も6月の初めから、棚田が
 夕焼けで赤く染まる情景を狙い、
 何度も通いました。
 が、燃えるような真っ赤な棚田
 には、出会えませんでした。
 (私が行けなかった時に、真っ赤
 になっていたかも?) 
 とりあえず、、、

 下赤阪の棚田風景








 西の空が、色づき始めました。
 夕焼けショーの始まりです。
 今日こそは、真っ赤に燃えてや。
 頼むで~ッ‼








 夕日を浴びながら、この一枚!
 を狙うカメラマン氏。










 「今日は、まあまあやな!」。
 (沈む夕日を眺めながら、カモ
 夫婦のつぶやき)






















 下赤阪の棚田から見た、あべの
 ハルカス(中央)夕景。





 ここからは、金剛山の花です

 ツルアリドオシの蕾(アカネ科)



 カワラナデシコ(ナデシコ科)



 ネムノキ(マメ科)



 コモチマンネングサ
     (ベンケイソウ科)




 カワヂシャ(オオバコ科)



 ヤマトウバナ(シソ科)



 キツリフネ(ツリフネソウ科)



 コマツナギ(マメ科)



 ヤブカンゾウ(ススキノキ科)



 サオトメバナ(アカネ科)



 まだ青いですが、イヌビワ(クワ科)



 ミゾホオズキ(ハエドクソウ科)



 今日の、撮影中のお客様は
 「ガガンボカゲロウ」です。
 体長13~16ミリ。日本特産種。
 金剛山でも、渓流沿いでよく見
 かけられます。







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