金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

金剛山にお待ちかね初冠雪!

2015年11月27日 21時08分24秒 | 金剛山の山野草

きょう27日、各地で今季一番の冷え込みとなりましたが、 
金剛山も昨年より5日早い、初雪が舞いました。
私も心地良い新雪を踏みしめながら、
中ノ瀬→文殊尾根→頂上→園地→念仏坂を
歩いて来ました。

しかし、寒さは風もあり、思った以上に厳しく、
手の指先は冷たくて、痛いほどでした。
今日の金剛山の表情です、ご覧下さい。




AM10・00頃の気温です。














クサギ(シソ科)

季節外れのシャクナゲ(ツツジ科)

ニシキギ(ニシキギ科)

ツルウメモドキ(ニシキギ科)


金剛山の中腹にある「ちはや星と自然のミュージアム」でも
この寒さに、薪ストーブに今季初めて点火。
かねてから用意されていた薪が勢いよく
炎を上げ、登山者はホッとした表情で
手をかざしていました。



ヤマガラくんも餌探しに
大忙し。






10月21日に「アオツヅラフジの種子はアンモナイト?」
をアップしましたが、
思わず笑みがこぼれる、ソックリさんぶりでした。


知人からカラスウリ
の種も変わり種で、
大黒さんが手にする「打出の小槌」
形をしていると、教えてもらいました。

縁起物として種をサイフに入れておくと
「お金が入ってくるそうやで…」
とも、聞きました。


お金が入ると聞いて、実が赤く熟す
のを今か、今かと待ち続け、やっと
熟した実を採取してきました。



カラスウリ(ウリ科)
小槌をお腹一杯に詰め込んでいるのは、
どの子かな、、、、



これが実から取り出し、乾燥させたカラスウリの種。
打出の小槌と言われれば、そうとも見えなくも
ないですが、
私にはカマキリの頭のように思えますが、、、。

まァ、お金が入ってくるそうなので、
サイフにそっと、忍ばせておきましょ!



取り出しました種は、元の所に返しましたが、
少し手元に残しております。
ご希望の方がおられましたら、
プレゼントさせていただきます。
金剛山でお会いしました時に、
お声を掛けて下さい。



これはカラスウリの花。
8月末~9月末頃の夜間に咲きます。




ではモミジカラスウリの種はどのような形?

興味がわきましたので、探して見ましたが、
時季が大きく過ぎていて、
なかなか見つけられませんでしたが、
何とか朽ちかけた実を確保出来ました。

これがカラスウリの種です。




ノササゲの実(マメ科)



センボンヤリ(キク科)




オニツルウメモドキ(ニシキギ科)



オオツルウメモドキ(ニシキギ科)

実を見ただけではオニツル、オオツルの区別がつきませんよね。
葉っぱがあればよかったのですが、手の届かない所にあり、
写真に撮れませんでした。



ボタンヅル(キンポウゲ科)



シャクナゲ(ツツジ科)

園地の
らくらくの径で、どう勘違いしたのか、
季節外れのシャクナゲの花に出会いました。



カクレミノ(ウコギ科)

樹液に漆と同じ成分が含まれていて、
人によるとかぶれることもあるそうです




皇帝ダリヤ(キク科)

3年前、知人の大きな庭から、我が家の
小さな庭に引っ越してきた皇帝ダリヤ。
今年も大家族を紹介してくれました。

爆弾低気圧の通過時、真ん中からポキリ。
無残な姿になり、今年はもうダメかな、、、

と思いましたが、私のケアが良かったのか?
脇から小枝を伸ばし、凄いパワーで
完全復活を果たしてくれました。




(2015・11・27)











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モネの池(岐阜県関市板取)

2015年11月19日 17時19分47秒 | モネの池

 岐阜県関市の山間にある、10×20㍍ほどの無名の小さな池に
連日、大勢の観光客が詰めかけています。

「モネの池」の愛称で親しまれていますが、正式名称ではないそうです。
この名もなき池が、印象派の巨匠クロード・モネの絵画「水蓮」
によく似ているので「モネの池」
と、呼ばれるようになり、
いまやこの名が定着してしまいました。


地元の人やアマのカメラマンのみが知る池でしたが、3カ月ほど前、
名古屋でテレビ放映されたのがきっかけで場所や、行き方などの
問い合わせが殺到。その後もTVや雑誌の取材攻勢が続き、
一躍、有名スポットになってしまいました。

観光協会の人の話では、観光案内にも載っていないので、
PRしょうと考えておられた矢先、アッと言う間のこの
大フィーバーに、
嬉しい悲鳴を上げておられました。





 





これが「モネの池」。

この小さな池が、今
観光客を
引きつけています。





透明度が高く、水草の間を錦鯉がのんびりと遊泳。



普通の池だと水蓮の葉は、時季が来ると枯れてしまいますが、
池の底から水が湧き出し、水温が一定に保たれているので、
水蓮の紅葉まで楽しめます。



私の写真ではうまく表現されていませんが、
本当はもっと透き通ったブルー色。

私が訪れた日はあいにくの曇り空。

「光のモネ」と言われているような、

光の効果を、残念ながら
よう出しませんでした。


見に行かれるのでしたら、
晴れの日をおすすめします。
水蓮が咲く6月が一番だそうです。



ひっきりなしの人の波。私がおりました夕方

近くまで、途切れる事はありませんでした。






周りの山も紅葉見頃。



この根道(ねみち)神社の参道脇に
「モネの池」があります。



金剛山でも見かけられる、カラスウリの
果実とツルウメモドキ。
このようなかたちで、使われていました。



(2015・11・19)

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落ち葉も見頃

2015年11月15日 17時24分44秒 | 金剛山の山野草


バス道右手に見えるお山 、只今絶好調!




コマユミ果実(ニシキギ科)




アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)

夏に花を咲かせますが、花は小さく気にかける人は
ほとんどなし。秋になり、このようにブドウ状に
なると、人目を引き付けます。



キカラスウリ(ウリ科)

やっと黄色く色づきました。




ヤマハッカ(シソ科)



キッコウハグマ(キク科)

もう咲き終わっているだろうと思っていた
キッコウハグマ。
笹の陰でまだ一株、咲いていました。




シマカンギク(キク科)



アワコガネギク(キク科)

シマとアワの両キクが咲き終わると、
さすがに花のお山・金剛山も、
今シーズンの花はおしまい。

あとは残り花と果実類が主に、、、。



紅葉関係をもう少し、、、。

ロープウェー山上駅付近




落ち葉で満開!



お店のテーブルも、、、



沢筋でも、、、。



黄色いジュウタン






長い竹の先に虫捕り網をつけ、
何かを採っている人に出会いました。


昆虫採取かな、と思ったのですが、

「ムカゴ」を採られていました。

「たくさん採れましたか」と声を掛けると、
「今晩はムカゴ飯や。美味いで」と、
嬉しそうな顔をされていました。




(2015・11・15)

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延命寺の紅葉(河内長野市)

2015年11月12日 01時45分46秒 | 紅葉

 
金剛山に行く途中、延命寺と言う名の

お寺のそばを通ります。このお寺、

紅葉の名刹として知られ、


今、境内は見頃を迎えています。




弘仁年間、空海が地蔵石仏を刻み、
本尊にしたのが、延命寺の始まり
と、伝えられています。















 境内にある大きなイチョウ。



ハス池に写りこんだイチョウ。



夕照(ゆうばえ)もみじ

寺伝によりますと、弘法大師お手植のもみじだそうです。
樹齢は800~1000年。


 11月11日現在、紅葉が進んでいるのは境内~ハス池ぐらいまで。
山手の方は、まだ写真のような状態でした。



こんなお店も出ています。



こちらは、金剛山キャンプ場付近の紅葉です。








頂上のブナ林。先日まで輝いていた紅葉、
嘘のように、寂しくなってしまいました。




(2015・11・12)

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リンドウ+棚田夢灯り

2015年11月08日 14時24分32秒 | 棚田ライトアップ

 


久し振りに金剛山のリンドウに会えました。

Sさんから「リンドウを見に行きませんか」
と声を掛けて頂き、即座に「いきま~す」。

3年前に見つけたそうで、Sさんの極秘場所。
3株あり、いずれもが花を咲かせていました。

私が知る場所のリンドウは、昨年も今年
も姿を
見せてくれず、寂しい思いをしていましたので
座り込み、思いっきり撮らせてもらいました。



リンドウ(リンドウ科)





リンドウは、古くから親しまれてきた野草ですが、
金剛山では姿を見ることが難しくなってきました。



キカラスウリ(ウリ科)

もう少し日にちが経過すると、黄色くなります。



ニシキギ(ニシキギ科)



ヤマホトトギス(ユリ科)の種。




下赤阪の棚田ライトアップ「棚田夢灯り」
が、7日に行われました。普段は長閑な
金剛山(こごせ)の里も
この日はひと、人で溢れ
楠木正成公も「何事や」
と、ビックリでは?




幻想的な棚田風景を楽しもうと集まった人達。

薄暗くなり 、輪郭が浮かびあがってきました。






ドローンも登場! 上空から撮影。

今話題になっているドローンの事は知っていましたが、
ドローンが仕事?をしている姿は、初めて見ました。
どんな写真が撮れたんやろ。見てみたいナ、、、。




無事に回収もされました。












同時に行われました「収穫祭」も覗いて見ました。
金剛山の里の美味しいものがズラリと並び、
こちらも大賑わいでした。





金剛山の水で作られたもち米や
野菜類が並べられていました。













このような竹筒が幻想的な棚田を演出、
訪れた見物客のため息を誘いました。




(2015・11・8)
























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