金剛山四季の花

金剛山(1125㍍)で撮影しました、四季折々の山野草を中心に
登山、催し、花など、宝石箱のような忍者のブログです。

石光寺の寒ボタン(奈良県葛城町)

2019年12月11日 20時26分20秒 | 石光寺寒牡丹

 石光寺の寒ボタン、今年も見に
 行ってきました。
 (撮影日は12月10日です)





 ぼたん寺とも呼ばれる石光寺境
 内には、春ボタン2000株、300種、
 シャクヤク1000株、100種が育て
 られています。
 春には一斉に開花、境内は花の
 浄土と化します。
 
 寒ぼたんは150株ほどで、こちら
 は一斉にとはいかず、ポツリ、ポツ
 リと時をかけ、花を咲かせます。
 見頃の見極めが、分かりづらい。
 (1月下旬頃まで)



 弥勒堂の屋根の上にも
        ぼたんの花が、、、



 寒ぼたんの特徴は、葉が小さいか、
 ほとんどないかです。
 花首も細くて短いので、折れない
 ように、添え木が施されています。

 寒さの中、少しでもエネルギーの
 無駄を省き、綺麗な花を咲かせる
 ための、寒ぼたんの寒さ対策かも
 しれませんね。









 境内にはセンリョウや、、、



 マンリョウ



 スイセン



 サザンカなども、、、









 石光寺には、多くの文人が訪れて
 います。
 特に与謝野鉄幹・晶子夫妻は、こ
 のお寺をこよなく愛したそうで、
 晶子が石光寺のご住職に書き送
 った手紙が、現存するそうです。

 手前は晶子の歌碑で、、、
      初春や当麻の寺に文かけば
    奈良の都に住むここちする

 左後ろは鉄幹の詩碑
 (詩碑の裏面には、楽譜が刻ま
 れています)。




 折口信夫門下、堀内民一の歌碑



 石光寺には休憩所が設けてあり、
 寒い日には、冷えた体を暖めて、
 再度撮影、と言うことも、、、









 甘党の私、石光寺の近くを通ると、
 必ずお立寄りするのが、このお店。
 よもぎもちを、こしあんで包んだ
 (中将餅)甘さ控えめ、ほんのりと
 よもぎの香りが口に広がり、たま
 らん一品です。
 よもぎは地元、葛城の地に自生す
 るものを使用。



 私が注文する「煎茶と中将餅」
 セット。お手頃な、300円です。




 よもぎもちは一口大に、形はぼた
 んの花びらのように、とか、、、


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石光寺の寒牡丹、開花してますよ!(奈良県葛城市)

2017年12月08日 17時53分57秒 | 石光寺寒牡丹

石光寺の寒ぼたんの開花が
始まっています。
寒牡丹の花は一度には咲か
ず、順次開花。1月初旬まで
楽しめるそうです。










 訪れた人達に楽しんでもらお
 うと、手入れ中のご住職。








  境内には寒咲きアヤメや、、、



  ボケの花



   サザンカなども開花中。











二上山の紅葉
二上山は雄岳(右)雌岳(左)
の二つの山からなり、雄岳の
頂上には、謀反の疑いをか
けられ、自害した大津皇子の
墓があります。
石光寺は、この二上山の麓に
ある、歴史ある古いお寺です。



(二上山は、台風21号の影響
で、一部通行禁止地区があり
ます)

             (2017・12・8)






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寒ぼたんの石光寺へ(奈良県葛城市染野)

2016年12月14日 03時15分42秒 | 石光寺寒牡丹

             寒ぼたんで有名な石光寺住職のHPに
       見頃状態の写真がたくさん掲載されてい
       ましたので、藁帽子をかぶった寒ぼたん
       に、今年も会いに行って来ました。

      
       二上山雄岳(右・517㍍)、雌岳(左・474㍍)
       の紅葉。
               雄岳の頂上には悲劇の皇子「大津皇子」の
               墓所があり、宮内庁が管理しています。



      この二上山の麓に、石光寺があります。
      石光寺は天智天皇勅願所。大津皇子
      の供養のために建立されたお寺では
      ないかとの説もあります。




        境内には36種類、300株の寒ぼたんが
        育てられています。







         寒ぼたんは集中的には咲かず、ぽつりぽつりと
         日にちをかけて順次、咲いて
いきます。
     かぶっている藁帽子は「ワラズト」と言うそうです。









      境内には寒ぼたんの他にもボケ、、、



      マンリョウの果実や



     キチジョウソウに



      スイセン



      サザンカなどが見られます。





       開園期間は1月末までですが、1月に入りますと、
       花数が少なくなってきます。














     ※拝観料400円。駐車料は無料。拝観9~17時。

                                               (2016・12・14)








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