小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

SCP-661~670

2017年03月30日 | SCP紹介
SCP-661 - Salesman, Too Good to Be True (すごすぎて胡散臭いセールスマン)
声を聞いた人物に、望むことをさせられる男性。操られた者は多大な危険を侵してまで目的を達しようとはしないが、容易に達成できる場合には指示に従う。ただし言葉を理解できないと効力は発揮されない

SCP-662- Butler's Hand Bell (執事のハンドベル)
鳴らすとデーズと名乗る執事がどこからともなく現れるハンドベル。掃除や炊事といった簡単な作業をしてくれたり、高価すぎない物品を与えてくれる

SCP-663 - Living Water Filter (生ける浄水ポット)
どんな液体でも飲料水に変える浄水ポット。ただし濾過中には高熱を発し人の溺れるような声が聴こえる。逆に長期間水を入れないと、渇きを訴える人間の声を発し、無視し続けると別人に交代する

SCP-664 - The Floor to Nowhere (どこにも行かない床)
アメリカのある高校の3階の一角。範囲内に入った生物は消滅し、67%が再出現する。再出現までの期間は43秒~142日とランダムで、消滅中に何が起きていたか当人にも説明できない

SCP-665 - The Garbage Man (ゴミ男)
接触した自分より重量の軽い非生物が身体に融合してしまう男性。非生物には血管がつながり、外見を維持したまま肉体に置き換わっており、本体はゴミに覆われほとんど視認できない。融合させたコップに流動食を注ぎ生命維持している

SCP-666 - Spirit Lodge (精霊の小屋)
チベットユルト(遊牧民の移動式住居。ゲル)。アルコールや麻薬、ギャンブル等なんらかの中毒患者が入ると幻覚を見せ、中毒を助長させる誘惑や、やめるよう促す説得が行われる。誘惑に打ち勝った者の症状は劇的に改善されるが、負けた者は重篤な中毒症状を起こす

SCP-667 - Fairy Kudzu (妖精の葛)
葛(クズ)のコロニーと妖精に似た生物。妖精が獲物をおびき寄せて眠らせ、葛がそれを取り込み分解し、成長・拡大する。妖精は葛の花蜜を飲む共生関係にある

SCP-668 - 13" Chef's Knife (13インチの包丁)
13インチの包丁。手にした者が人間に対して殺意を抱くと、周囲の人間はそれを全く妨害できなくなる。標的が誰だかわからないようにした上で長距離狙撃する対処法が編み出されている

SCP-669 - A Didactic Perspective (講義的視点)
2.6cmの金属球。自身より大きな物体の54cm以内に置かれると、周囲を旋回する。別の物体に衝突するとその物体の周囲を回り出し、強い光を当てられると軌道を変えるか静止する

SCP-670 - Family of Cotton (コットンさんの家族)
粘土や糸、縫い針で造られたヒト型生物。コットン家と主張する4人で構成され、糸で食物や電子機器を作り出す

コメント    この記事についてブログを書く
« ミステリ感想-『芝浜謎噺』... | トップ | SCP-671~680 »

コメントを投稿