小金沢ライブラリー

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1/25のWORLDS COLLIDE

2020年05月06日 | 今週のNXT
フィン・ベイラー ◯-× イリヤ・ドラグノフ
(クー・デ・グラ→1916)

史上初のNXTとNXT UKの対決特番。ドラグノフはモスクワ出身で多数のインディー王座歴あり。フィンと一騎打ちさせられるとは相当期待されている様子。
これといった特徴は無く跳躍力が目立ったくらいだが無難に試合を作り、コースト・トゥ・コーストでフィンを流血させたが、ダイビングセントーンをかわされるとジョン・ウー→クー・デ・グラ→1916と畳み掛けられ初戦を落とした。


NXTクルーザー級王座4WAY戦
エンジェル・ガルザ × アイザイア・スコット トラビス・バンクス ◯ ジョーダン・デヴリン
(バックドロップ)王座奪取

デヴリンはイタリア出身でフィン・ベイラーに学び無数のインディー王座を制し、フランク・デビッドの名でゼロワンにも参戦したらしい。上手いタッグ屋みたいな風貌からは想像もつかないほどの独創性と身体能力を見せる。
この試合で目立ったのはUK組で、デヴリンは序盤から見たことない技や派手な受け身で場内を沸かせ、NXTにも2回参戦したバンクスはキレのある打撃と俊敏性を披露。
最後はガルザがウイングクリッパーでスコットを沈めたものの、デヴリンが頭突きでガルザを排除し、高角度のバックドロップでスコットに駄目押ししベルトを奪った。

ガルザはあっさり王座から転落してしまったが、すでにロウへの移籍が内定していたのかもしれない。


#DIY(ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパ) ◯-× マスタッシュ・マウンテン(タイラー・ベイト&トレント・セブン)
(シャーク・イン・ザ・ウォーター)

なぜ戦うのかさっぱりわからないが絶対面白い試合。
しばらく見ない間に身体が分厚くなったベイトは、ガルガノと息の合った攻防を延々と繰り広げる。どこまでが即興なのか全然わからない…。
#DIYが9:1のポゼッションで攻め続け、シャーク・イン・ザ・ウォーターの態勢に入るが、マウンテンはフェイントパンチでカウンター。そこから猛反撃を開始しバーニングハンマーにダイビングニードロップを合わせるツープラトンを炸裂させるがチャンパはカウント2.9でキックアウト。二発目のシャーク・イン・ザ・ウォーターを命中させチャンパがセブンをフォールした。

大激戦に客席から惜しみない拍手が送られ、両チームも健闘を称え合った。


NXT女子王座戦
リア・リプリー ◯-× トニー・ストーム
(リップタイド)防衛成功

試合前には観戦していたダコタ・カイが客席でティーガン・ノックスに襲撃された。ヒールが襲われるパターンあるんだ。

むちむちしたレスラー体型のトニーはジャーマンでターンバックルに叩きつける荒業や、ジョン・シナに見せてあげたいがっちり絞め上げるSTF、えぐい角度の串刺しDDTで痛めつける。
そういえばいつの間にかNXT所属扱いになっているリアは良いところ無く、フロッグスプラッシュをかわしてすかさず必殺技でケリを着けたが、8:2くらいの圧倒的ポゼッションで攻められ続け、説得力のある勝利ではなかった。


アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ&ロデリック・ストロング) ×-◯ インペリウム(ウォルター&アレクサンダー・ウルフ&ファビアン・アイクナー&マーセル・バーセル)
(パワーボム)

序盤にフィッシュのキックとオライリーのチョップで顔を挟み撃ちされたウルフが脳震盪を起こしたらしく戦線離脱。カバーを返せる様子が無いのに気づいたレフェリーが好判断。危うく放送事故になるところだった。
一人減ったインペリウムはチームの危機を救うべくUK王者のウォルターが奮闘し、オライリーとストロングをまとめて完璧にジャーマンでぶん投げる。だがアイクナーとバーセルがダウンした隙に場外へ連れ出され、抵抗むなしくストロングに実況席へオリンピックスラムで投棄される。
2人きりになりバーセルが次々と必殺技級を浴びせられるが、ゲルマン魂で耐え抜くとウォルターが復活。空中技の応酬で他5人が場外でダウンする中、フィッシュのムーンサルトプレスをかわすと、ジョン・ウーからパワーボムで沈め、1人少ないインペリウムが乱戦を制した。
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