BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

ラジオ・オーストラリア ベリカード (4)

2017-10-05 | 海外局ベリカード
「ラジオ・オーストラリア」の日本語放送を聴いていただいた、昔のベリカード (その4) です。

(1973-74年) オーストラリア大陸の原野に咲く、「野生植物の花のイラストや写真」です。

白い花は、「ラムズ・テイルズ」です。小さな花が密集して咲いている全体の形が、羊のしっぽに似ているから、そう名付けられたようです。



黄色い花は、「フランネル・フラワー」です。細かい毛が密生している花の手ざわりが、軽くて柔らかい毛織物のフランネルに似ていることから、名付けられたそうです。



赤い花は、ブッシュに咲く「ワラタ」の木の花です。花の名前は、オーストラリア先住民のアボリジニが、そう呼んでいたからのようです。



写真カードの、紫の花は、ランの「グロソディア・メージャー」で、別名「ワックス・リップ・オーキッド」と言われています。南オーストラリアで、最もポヒュラーなランのようです。



もう1枚も、ランの花で、「カラデニア・ヒューゲリー」といい、高さが50cmにもなり、その形がクモそっくりなので、「キング・スパイダー・オーキッド」という別名が、付けられているようです。



(1974年)  「お腹の袋に赤ちゃんがいる、親子のカンガルー」です。



カンガルーの名前の由来については、初めてオーストラリア大陸に足を踏み入れた西洋人が、先住のアボリジニに「あれはなんいう動物か?」と聞いたところ、返ってきた答えが「カンガルー」 それは、「わからない」という意味であったと言います。

親コアラの上に子コアラ、「コアラの親子」です。



コアラの名前も、めったに水を飲まないことを意味するアボリジニ語から来ているそうで、水分はユーカリの葉から補給しているのだそうです。

(1975年) 「ヒツジの放牧」の風景です。



オーストラリアといえば、かつて「羊の背にのる国」と言われたそうで、イギリスの植民地であった昔は、原料の羊毛をイギリス毛織物業界に提供する、世界最大のヒツジ飼育国でした。

これで、ひとまず、ラジオ・オーストラリアのベリカードの紹介は、おしまいです。


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