BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

「Happy Station Show」ラジオ・ネダーランド Tom Meyerポートレイト

2017-05-29 | BCLアラカルト
今月9日に、KBS「ラジオ韓国」の日本語班アナウンサーで、アイドルと呼ばれた、「バンビ」こと「朴秀香(パク・スーヒャン)」さんのポートレイト・カードを、紹介しました。
それで、他にも似たようなカードがあったな、と思い出し、探してみると、こんなのが、ありました。

「ラジオ・ネダーランド」(Radio Nederland Wereldomroepオランダ国際放送)からいただいたもので、有名なアナウンサーの、トム•メイヤー (Tom Meyer) さんの「サイン入り写真カード」です。



彼が担当していたのは、毎週日曜日の「ハッピー・ステーション・ショー」で、英語とスペイン語による番組でした。内容は、おしゃべりと音楽がかかる番組ぐらいにしか覚えていませんが、受信レポートをしたら、ベリと局舎などいろいろな写真カードが送られてきました。1985年頃のことです。



メイヤーさんは、1938年の生まれで、本名は「Thomas Hendrik Meijer」。1965年にRNに入社し、名前のオランダ語 (ij) が発音しにくいということで、(y) に変えたのだそうです。1993年まで、この看板番組を担当されていました。



また、番組お相手のローズマリー (Rosemarie de Jong) さん (左)、アン (Ann Mulder) さんと、一緒に写っている写真もいただきました。

これ以外にも、H.S.S.のスタンプと、ローズマリーさんによるメッセージが書かれた絵ハガキが、同封されてきました。



「ハッピー・ステーション・ショー」の番組は、1928年に (前身の)「フィリップス・ラジオ局」 (PCJJ、後のPCJ、そしてR.N.W.) で始まり、先代エドワード・スターツ (Edward Startz) さんの後がトム・メイヤーさんで、その後は、ピート・マイヤーズ (Pete Myers) さん、そして、ジョナサン・グローベルト (Jonathan Groubert) さんと引き継がれ、1995年まで続いた長寿番組でした。





1993年には、ピート・マイヤーズさん (左端) らが写っている、H.S.S.チームのベリカードをいただきました。(その後、マイヤーズさんは、死去されたようです)

さらに、「ハッピー・ステーション・ショー」について言えば、この番組に心酔した台湾在住カナダ人のキース・ペロン (Keith Perron) さんが、 2008年頃から運営する、「PCJ Radio International」で、同名の番組名が付けられた短波放送を始めたようです。

PCJ R.I. は、2013年5月からは、スリランカ・トリンコマリー送信所からもテスト放送されて、6月9日にはトム・メイヤーさんをゲストに迎えた番組 (収録編集?) が放送され、たまたま聴いたことがあります。



ということで、書き始めてみると、あれもこれもと、長くなってしまいました。
過去の思い出になってしまった、ラジオ・ネダーランドの「Happy Station Show」にまつわる、お話でした。


コメント
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