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激戦州での黒人票、14%がバイデン支持からトランプへスィング 黒人男性の30%(前回は18%)が民主党を見限った(宮崎正弘国際情勢解題)

2024-04-15 | アメリカ情勢

ニューヨークタイムズ(4月12日)の世論調査はトランプ46%、バイデン45%。その差が、わずか1%に縮んでいると報じた。ただし、この調査の設問は「トランプとバイデンの一騎打ちを仮定したら」で、第三候補のRKJを除外している。

2024年大統領選挙を前に、有権者総数は2億4605万人と発表された。このうち黒人が3445万人、ヒスパニックが3620万人、アジア系が1500万人。これら少数民族は従来、民主党への投票が多かった。

WSJ(ウォールストリートジャーナル)が激戦州で黒人の投票動向、事前世論調査を実施したところ、次のような数字があらわれた。

黒人男性 バイデン支持=57%(前回は80%) トランプ支持30%(12%)
黒人女性 バイデン支持=77%(同90%)   トランプ=11%( 6%)
大卒黒人 バイデン支持=66%(同91%)   トランプ=21%( 9%)

数字の変化は一目瞭然である。民主党のドル箱、集票マシンの中核だった黒人有権者の民主党離れがここまで進んでいたとは!

コロラド州デンバー市(ア・マイルシティ=標高1600メートルの高原都市)のマイク・ジョンソン市長は民主党である。

彼はエール大学時代からデンバーのホームレス救済活動のボランティアをつとめ、ハーバード大学時代にはアル・ゴアの選挙を手伝った。コロラド州上院議員を務め、いちどは州知事に立候補するが予備選で敗退、2023年から市長。

不法移民がデンバー市内におよそ4万人。この人たちのシェルター建設に市予算9000万ドルを投じると発表した。財源は同市予算の納税者へのサービスをその分、削減するとした。

シェルターはおよそ千カ所が、これから6ケ月いないに建設されるという。

住民税を支払うデンバー市民の福祉はおざなりとなり、不法移民の住居対策費用に回される。

たしかに人道援助であるが、次の選挙で有権者は、何かの反応を示すだろう。


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