東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

近藤大介『進撃のガチ中華』(講談社)「食は広州にあり」の時代は変わった。食は東京にあった 魔都の裏路地にひろがる中華料理ワンダーランド

2024-05-19 | おすすめの本・映画
その昔、邱永漢氏の豪邸に夕食に招かれたことがある。専門のコックがいて、つぎつぎと本場の中華料理の味に舌鼓を打った。邱さん、知る人ぞ知る『食は広州にあり』(中公文庫)の著者にして芥川賞作家でもあるが、誰もが知っている横顔は「金儲けの神様」。 ところが邱永漢さんは台湾独立運動の魁で蒋介石に睨まれ、香港でしばし暮らし、日本に亡命した人である。 その頃、評者(宮崎)が台湾、香港へ行くと、知人友人知己、 . . . 本文を読む

ニューヨークタイムズに何が起きていたのか? ジューヨークタイムズからパレスチナタイムズへ(宮崎正弘)

2024-05-19 | アメリカ情勢
極左リベラル、民主党支持の岩盤、イスラエル支持がニューヨークタイムズの基本的は編集方針だった。 それゆえジューヨーク(ユダヤ人のNY)タイムズとの渾名もあった。 23年10月7日、ハマスがイスラエルを奇襲し多数を殺害、250余名を人質に取った。テロに激怒した同紙はハマス、関連でヒズボラ、フージなどを激しく批判していた。イスラエルの報復作戦が残酷悲惨な軍事行動となったため、論調は次第に変化した。 . . . 本文を読む