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前頭葉と男性ホルモンで老化防止

2019-11-21 10:18:33 | 自然
人生100年時代ということがこのブログでもよく出てきますが、基本的にはそんな時代にはならないと考えています。

ただし高齢化するのは確かですし、身体と健康を保ったまま寿命を全うするというのは永遠の課題といえるでしょう。老化を防ぐには、「前頭葉」と「男性ホルモン」という説があります。

老化を遅らせていつまでも若々しくいるためには、まず「意欲」の低下を防ぐことです。適度な運動が身体の老化を遅らせると分かってはいても、意欲がわかないと何もする気が起きず、家にこもりがちになってしまう高齢者が多くいます。

意欲が低下すると新しいことを始めたり、他の誰かと交流したりすることも億劫になってきて、知的活動にも興味がわかなくなります。そうすると身体だけでなく、脳機能も衰えてしまうのです。

人間の意欲には、「前頭葉」と「男性ホルモン」の2つが大きく作用しています。前頭葉とは、大脳の前方部分のことで意欲や思考、創造等に関わっている部分です。想定外の状況に対処したり、それに対する適切な判断や行動を選択する能力に関わっています。

前頭葉は40代から萎縮が画像診断で目に見えるようになり始めますが、これは脳の組織を構成する神経細胞が死んで脱落していくからです。この前頭葉の萎縮は、60代、70代になると本格的に進んでいます。

この前頭葉は、不測の事態に対処するときに活性化します。ルーティンのような日常を繰り返していると、すぐに衰えてしまうため、小さなことでも変化のない日常を改善すべきです。

仕事関係の人間関係だけではなく、いくつものコミュニティに関わり続けることも日常に変化をもたらします。結論としては、意識的に変化や刺激を取り入れていくことが前頭葉の衰えを防ぎ、老化を遅らせて若々しく過ごすためのポイントです。

私のように引退してしまうと、変化や刺激は少なくなりますので、実際問題としてはかなり難しいような気もします。「意欲」の減退を防ぐには、前頭葉の機能維持のほかに、男性ホルモンを活性化することも有効のようです。

女性は加齢とともに男性ホルモンが自然に増えてきますので問題ありませんが、男性は年齢とともに減ってきますので、その維持を心掛ける必要があります。テストステロンが低下してくると、意欲が薄れ活動レベルが低下し、日本に多い「元気のない老人」の典型例になるようです。

この対策としては、基本的には男性ホルモンの原料となるコレステロールが多い肉食を取り入れることとなります。このように積極的に刺激を取り入れ、肉をたくさん食べればよいようですが、これも50代くらいから始めないといけないようです。


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