変形性股関節症に負けない『心と身体』を目指して -運動指導士 彦坂惠子-

踊りが命と舞台と指導に明け暮れていた私が突然変形性股関節症と言われ、手術をし引退したが現在運動指導士として活躍中

脱ロコモ

2017-08-17 12:38:57 | 日常生活

 

 「東京は、今日も雨だった…」
 今日で 連続17日間 雨です。。
 秋の長雨? 梅雨が終わっていなかった?
 太陽が恋しいです。
 昨日の気温は、なんとなんと 22℃でした。
 さむかったーーーーー!!

 夏風邪をひきそうです。元気ですが…

 昨日は、首都高速を使って 整体へ行きました。
 大渋滞を予測して うんと 早くに家を出たら ガラガラスイスイ。
 早く着きすぎてしまうので、ゆっくり走りました。高速道路なんだけど。

 整体での効果が表れるようになって、股関節のひっかかり
(私の場合は、筋解離の術足のお尻の後ろ側が引っかかって内側に入らない。
 膝から下が外旋しにくい。)
 それが、ひっかかりを先生が外してくれたら 動き方は正常値ではないけれど
 いままでよりも動きやすくなった。
 これは、どんな先生でも 外せなかった 取れなかったことなので、
 この先生が上手なんだと思う。


 この整体、使えない筋肉を使えるようにする、こと。
 使っていない使えない筋肉は、動かすだけで ものすごく痛い!
 痛い!!
 息が止まるほど痛い!!!

 使っていない筋肉を動かすから もちろん筋肉痛に。
 4日間は痛い。。
 でも、徐々に徐々に 動いてきた筋肉を実感、とうとう通いだして
 11ヶ月後に効果が出ました。
 途中で あまりの痛さに 止めようか と何度思ったか、しれない。


 63歳 まだまだ、動きたい!
 これが73歳 83歳だったら 痛いから行かなくなったと思う。
 ロコモになりなくない 一心で 頑張った!!

 皆さん、変形性股関節症の患者は、簡単に ロコモになれます。
 ロコモの人も います。
 私も半分ロコモに足 突っ込んでいますよ。。
 ロコモにならないように、脱ロコモ。。
 自分の身体は自分で動かさないと。

 そのためには、自分でできなかったら、専門家の人にお願いして
 とっかかりを作ってもらい、後は、自分の問題。
 専門家だけにお願いして 自分で何もしなかったら 
 すぐさま、元通り 逆戻りは 目に見えます。
 
 ロコモの定義を良く理解して、
 頑張りましょう!!!!!!!!!!!!!

 

          『変形性股関節症に負けないでね!』

 

 

ロコモとは
 運動器症候群:ロコモティブシンドロームの略です。


ロコモ;運動器症候群:ロコモティブ シンドローム(locomotive syndrome)とは
「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になることです。
 日本整形外科学会が、2007年(平成19年)に、新たに提唱しました。「ロコモ」の提唱には、
「人間は運動器に支えられて生きている。運動器の健康には、医学的評価と対策が重要であるということ
を日々意識してほしい」というメッセージが込められています。


ロコモの原因
 「運動器の障害」の原因には、大きく分けて、「運動器自体の疾患」と、「加齢による運動器機能不全」
 
があります。
1)運動器自体の疾患(筋骨格運動器系)
 加齢に伴う、様々な運動器疾患。たとえば変形性関節症、骨粗鬆症に伴う円背、易骨折性、変形性脊椎症、
 脊柱管狭窄症など。あるいは関節リウマチなどでは、痛み、関節可動域制限、筋力低下、麻痺、骨折、痙性
 などにより、バランス能力、体力、移動能力の低下をきたします。

2)加齢による運動器機能不全
 加齢により、身体機能は衰えます。筋力低下、持久力低下、反応時間延長、運動速度の低下、
 巧緻性低下、深部感覚低下、バランス能力低下などがあげられます。「閉じこもり」などで、
 運動不足になると、これらの「筋力」や「バランス能力の低下」などと、あいまり、
「運動機能の低下」が起こり、容易に転倒しやすくなります。 

 

 
 

ロコモは国民病です。
 変形性関節症と、骨粗鬆症に限っても、推計患者数は4700万人(男性2100万人、女性2600万人)
 とされています。ロコモはまさしく国民病といってよいでしょう。吉村典子2009年


ロコモは、「ねたきり」や「要介護」の主要な原因です。
 ロコモは、「メタボ」や「認知症」と並び、「健康寿命の短縮」、「ねたきりや要介護状態」の
 3大要因のひとつになっています。

 ご高齢の方は、これらの「加齢」や「運動不足」に伴う、「身体機能の低下」や、「
 運動器疾患」による痛みや、易骨折性(軽微な外傷による骨折)など、多様な要因があいまって、
 いわば「負の連鎖」により、バランス能力、体力、移動能力の低下をきたし、ついには、立って歩く、
 衣服の着脱や、トイレなど、最低限の日常生活動作(ADL)さえも、自立して行えなくなり、
 「健康寿命の短縮」、閉じこもり、廃用症候群や、寝たきりなどの「要介護状態」になっていきます。


メタボとロコモ
 メタボ:メタボリックシンドロームは、心臓や脳血管などの「内臓の病気」で「健康寿命」
 が短くなったり「要介護状態」になるのに対し、ロコモ:ロコモティブシンドロームでは、
 「運動器の障害」が原因でおこります。「ロコモ」と「メタボ」や「認知症」を、合併する方も多い
 という報告もあります(吉村典子2009年)。高齢者のtotal healthの観点からは、幅
 広い対応策が必要です。年を取って、寝たきりや、痴呆になって、要介護となることはできるだけ
 避けたいものです。これらの「健康寿命の延伸」、「生活機能低下の防止」には、
 予防、早期発見・早期治療が重要です。

 

 
 
 
コメント
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