Nori log

日常のちょっとした出来事を写真で残しています
3年の上海駐在を終え、今は日本の良さを再認識中

富士山 下り編

2021-09-12 15:46:36 | Out door

富士山 登り編 の続き

 

3日前に初冠雪が観測された富士山だが、跡形もない山頂

 

さあ、下ろうか

 

雲海に向けて沈んでいく

 

視線を落としての登りと違い、眼前のパノラマを堪能しながらの下り

登らなければ下れないので、登ったことへのご褒美だね

 

と、快適な下りに見せかけているが、崩れかける膝を支える大腿四頭筋は絶叫をあげ続けていた(ToT)

 

海岸のような雰囲気

飛行機からの眺めで、この山が雲の海にポッカリ浮かぶ島のように見えた時があった

今日はきっとその時のように見えるんだろうな

そうすると切れ間から覗く富士吉田はさながら、海底都市か

 

分岐を間違うと大変なことになる

 

カッラカラに乾燥して埃っぽかった斜面にもやがて、背の低い植物が現れてくる

これは何て名なのだろうか?

 

やがて下山道は海に沈んでいく

ここで近くを歩いていたカップルの会話

 ♂ 雲の中に入るぞ

 ♀ きゃ♪ 今日はめっちゃ乾燥してたから助かるわぁ

こんな洒落た彼女が欲しいと思った ゞ(- -;)

 

下山道の最後2~3kmは斜度もなだらかで歩きやすくなる

 

油断してるとこんなイジメみたいな所もあるが

 

大きめの木も多くなってきた

 

そうこうしてると ポン って感じでこの光景

「やった~」って感じより、歩き切れたことに「ホッ」とした心境だった

19kmを12時間

スピードはとてつもなく遅いけど、16年ぶりの復帰戦としてはまあ、自分を褒めてあげてもいいかな

 

富士山って登ってるときは「もう次はいいや」とも思うけど、不思議に下山して見上げると「また登りたい」と思わせる

そして一度でも登っていれば、下界からこの山が見える度に「俺はあそこに立ったんだ」という自己満な誇らしい気分に浸れる

そんな山に4回も登れたのは幸せだと思えてきたよ

どれ、何回まで伸ばすかな

 

さあ、帰ろうか

ここからは自分の足で歩かなくてもいいんだ ♪

 

今回の締めくくりはスクーターで下るアザミラインからの、この空だった

コメント (2)
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