野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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カラスの仲間・・・(カケス)

2024-05-15 13:55:24 | 野鳥写真

鳴き真似する鳥・・・(カケス)

綺麗な個体のカケスの画像・・・(各地)

亜種ミヤマカケスの画像・・・(おまけ⓵)※北海道種

奄美の人気者のルリカケス・・・(おまけ②)※国の天然記念物

 日本の奄美大島と奄美諸島に生息する(加計呂麻島、請島)奄美の固有種※徳之島では1920年に発見例があるが、以後は確実な発見例が無いため、飼育個体が脱走した可能性もある

 アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸の中部から南部にかけて分布し、日本では九州以北で繁殖する留鳥で、北部に生息するものは冬季に南に移動する。年により移動する個体数には変動があり、これは餌とする木の実の量に依存するものと考えられる(量が少ないときには、餌を求めて移動する)。

 日本においては屋久島以北の平地、山地の森林に生息するが、繁殖期には縄張りを形成する。その食性は雑食で昆虫類が主食だが果実、種子等も食べるが、他の小鳥の雛を襲って食べることもある。又、信州・美濃地方では「カシドリ」の異名もあり、カシ、ナラ、クリの実を地面や樹皮の間等の一定の場所に蓄える習性がある。冬は木の実が主食となり、蓄えたそれらの実を食べて冬を越す。※しかし忘れてしまい貯蓄場所に戻らないこともあり、それが森の再生(種子が新しい芽を吹き)に重要な役割を果たしている。

 「ジェー、ジェー」としわがれた声で鳴く。英語名の『Jay』はこの鳴き声に由来する。又、他の鳥の鳴き声や物音を真似するのが巧く、林業のチェーンソーや枝打ち、木を倒す時の作業音を「ジェージェー」の間奏を入れつつ再現することもある。※飼い鳥として人に慣れたものは人語の真似までする。

 カケスはしわがれた「ジェー」という独特な鳴き声をしていますが、とても鳴き真似が得意です。ノスリやトビ、 ネコの鳴き声だけでなく、人の話し声も上手に真似します。木の上に枝を集めて巣を懸ける(かける)ことから「カケス」と呼ばれるようになったようです。

 因みに秋になるとドングリを集める習性があることから、前述の通り古くは「カシドリ(樫鳥)」とも呼ばれていたようです。

「別れの一本杉」と心の故郷・・・(流行歌)

泣けた 泣けた
こらえきれずに泣けたっけ
あの娘と別れた哀しさに
山のかけすも鳴いていた
一本杉の石の地蔵さんのよ
村はずれ

 「歌は世につれ世は歌につれ」などと言われるが、歌が世相を映す鏡であるとすれば、言葉に無神経な社会になったことになる。時代や社会を言葉で表現する作詞家として阿久悠は誰よりもその変化を感じ取り、危機感を抱いていたのだろう。

 当時、テレビやラジオや街角で毎日耳にした流行歌こそが阿久悠流行歌を口ずさんだりしていたが、誰もがテレビの前で「別れの一本杉」を聴いたことがあると思われるが聞かなかったにしろ、流れていたメロディーは聞いている筈であり、そんな心に染みる流行歌だったのかも知れない。あれから随分の年月が経ったが、当時、聴いていた流行歌の一曲が、春日八郎の歌う「別れの一本杉」である。

 


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