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奥多摩湖と名栗湖のクマタカ達・・・(4/20撮影、文面追加しました)

2019-04-21 10:31:20 | 野鳥写真
クマタカの画像・・・(4/20日撮影)

14枚は目が入っていたため、写真(ブログ管理会社の都合で640ビクセルなので、分かり難いのが残念です)を載せましたが背打ちの旋回シーンは逆向きとなり目が入っていませんでしたが、背打ちが綺麗だったので載せることにしました。名栗湖にしては好条件の方で、大トリをしているが、背打ち以外の画像は600万画素以上の画像を残しているが・・・


クマタカの飛翔シーン・・・1(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・2(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・3(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・4(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・5(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・6(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・7(山の林の中を飛ぶ・・・もう少し下を飛んでくれると山桜が満開だった)

クマタカの飛翔シーン・・・8(山の林の中を飛ぶ)

クマタカの飛翔シーン・・・9(山の林の中を飛ぶ)

クマタカの飛翔シーン・・・10(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・11(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・12(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・13(山の稜線)

クマタカの飛翔シーン・・・14(山の稜線)

 順光側でない方向を飛んだものですが、クマタカの背打ちの飛翔シーンだったので、目が陰になり入っていませんでしたが、不本意ながら投稿してしまいました。クマタカの背打の綺麗さが少しでも分かれば幸いです。


クマタカの飛翔シーン・・・15(山の稜線の上の旋回背打ち)

クマタカの飛翔シーン・・・16(山の稜線の上の旋回背打ち)


 奥多摩湖と名栗湖のクマタカを狙いに出掛けたが、奥多摩湖の方は鳴き声(若鳥の給餌を催促する鳴き声・・・)が2~3度聞こえていたため、何とかなりそうと双眼鏡で探しましたが、見つけることが出来ず見事に空振りしました。(空抜け一切なしで撮れる秘密のクマタカスポット・・・)

 半分は初めての場所なので、ロケハンのつもりで出て来ましたが、鳴き声を聞いただけで個体も見ることが出来なかったので、残念なこと変わりはなく帰途がなんとなく気分が重くなりますが、名栗湖がそう遠くない距離(帰り道を少々遠回りする程度の距離にある)にあるため、「そうだ名栗へ行こう!」JR西日本のテレビCMの「そうだ京都へ行こう!」ではありませんが、本日の借りは本日中に何とか取り戻そうと出掛けて来ました。

 奥多摩のクマタカスポットは午前中の光線の状態がよくないと聞いていたので、現地に到着したのが11時30分前頃になりましたが、山の斜面全体に陽が当たっていたため、順光で3時頃まで撮れそうな感じでしたが、13時30分で切り上げ名栗湖の方へ移動して行くと、殆んど待たずにクマタカが稜線の中を飛んでくれましたが、飛んでいるクマタカをなかなかフォーカスできず遅れてしまい、稜線の上の飛びものしか撮ることが出来ませんでした。

我々がいる湖畔でも風が強く、クマタカハンター達は殆どが冬の防寒着を履ていましたが、真冬とは違うが日の当らないせいもあり寒く感じました。フード付きの薄手のウインドブレーカーを羽織り寒さ対策をするくらいの寒さでした。
 
 奥多摩は日が差していたため暖かかったため、名栗に来ると初夏から春先の陽気のように温度が全然違い冬のように低く寒く感じましたが、クマタカが飛んでいる山の中や稜線の上はアゲンスト(逆風)を飛ぶと前に進めずホバリング状態でしたので、投稿している写真が同じ場所を飛んでいるシーンが多いのは、クマタカが少ししか進めずホバリングのような飛翔シーンが撮影できた。

 目のいい人たちは林の前を横切るように飛ぶクマタカを見つけ撮り出しが早いが、どうもあの大きな個体のクマタカ達でも林の中を飛んでいるのを見つけるのが難しく、撮り出しが遅れてしまうことが多い。
 山の斜面に山桜が所々満開に咲いているため、クマタカの飛びものが撮れればと期待しましたが、新緑と桜が絡むクマタカの飛翔シーンは撮ることが出来なかった。

 名栗湖も一時のクマタカハンター達(5~6人と少ない)の賑わいはなくなっていましたが、現在クマタカのつがい達が抱卵中もあり、朝から来ていた人に聞くと午前中に一度飛んだだけで、それから出て来ていないと教えてくれたので、名栗湖も空振りで戻ることになるのかと、そんな予感が脳裏をかすめましたが、到着後まもなく誰かが出て来たと声を上げましたが、カメラと三脚をセットしていなかったため、山の稜線の反対側に飛んで行ってしまい撮ることが出来なかったが、直ぐに戻って来るからと又誰かが言っていたので、暫くするとクマタカが山の林の中を左から右の方へ移動しながら飛んで来てくれました。
 
 然しながら名栗湖は滅多に空ぶることはないクマタカスポットですが、なんせクマタカがよく飛ぶ山の稜線の上までの距離が遠く撮っても殆んど写真にはならず、稜線の下の林の中の近くを飛ぶことを期待して、多くのクマタカハンター達が通い続けているクマタカ達の撮影スポットなのです。

 遠いことを別にすると自分も殆んど空振りはなく、つい名栗湖の方へ足が向いてしまいますので、我々猛禽好きのカメラマンを楽しませてくれる数少ないクマタカ撮影スポットと言えるのではないでしょうか・・・。なんせシャッターを連射で切らなければ何も始まらないのが、野鳥カメラマンの本質ですから・・・。

 暇つぶしをするほど暇ではありませんが、撮るものが無ければそれほど辛いものはなく、自然界に生息している野鳥だから仕方が無いと言う人がいるが、行き当たりばったりで遠出をしていては常にそんな状況に陥ってしまうことが多くなるため、そこのところは如何に情報収集を行い、確実性を上げる努力をすることで、空振りを少なくしないと楽しい筈の野鳥撮りが苦しいものになってしまいます。

大型の猛禽類の撮影の奥深さ・・・

 目的のものが撮影できて自宅へ戻って来ると、取り敢えずP/Cに取り込むものがあるため、やることがありますが何も撮れなければそんな作業も無く寂しいことになります。自然界の生き物が相手なので、如何に被写体であるクマタカ達(猛禽類)の繁殖期の行動や習性・生態などを事前に知っておく必要がある訳で、空振りの少ない効率の良い活動をするように努力すべきです。

 それでも大型の猛禽撮りは空振りが多いのは仕方が無いと思っているが、挫けずに通い続けることが納得のいくシーンが撮影できると信じられるかということになりますか・・・。
 全く撮れなければ誰も遠くまで来て撮る者はなく、何時かはきっと撮れるという期待感があるからこそ通い続ける意味があると言うものだと思っている。
 誰もが簡単に撮れてしまえば野鳥撮りの奥深さ(もっといいシーンが撮れるかも知れないと思うからこそ通い続けられると言うものですが・・・)や面白さも半減してしまうことなのかも知れない。


 

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