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いのちの大切さ

2010年06月03日 | Weblog
昨日、「いのち」に関しての講演会が学校でありました。看護師の方が、自分の経験を通して話をしてくれました。生徒たちも自分を見つめ直す時間となりました


「看護の日」にちなんでの講演会が行われました。看護協会の方が学校に来てくれて、1時間話をしてくれました。


 講師の方は、日赤大分病院で40年間看護師をしてきて、この3月に退職をしました。そして、今は、看護協会で、リーダー的な立場として看護師の方のためにいろんな企画などをしています。


そのために、話の一つひとつの言葉に重みがありました。
・あいさつができていますか。
・朝、鏡を見ていますか。
・正しい言葉づかいができていますか。



という切り出しから話が始まりました。


 印象に残った話を紹介をします。


「病院でいのちが終わるときには、看護師には最新医療や、救急の医療などはいらないのです。家族や看護師は、しっかりと最後をみてあげることです。いのちを閉じようとしてる方には、手を握るだけ、一緒にそこにいてあげるだけでいいのです。死を迎えたときには、「もう苦しまなくていいんですよ。」と化粧をしたり、その人がもつイメージの美しい顔にしてあげます。看護は、手や目などを使いながら相手のことを思いやる心をもって、見守っていくことだと思います。」



父が最期を迎えたときのこととだぶらせながら話を聞きました。



病院の先生や看護師さんが息を引き取るまでずっと見守ってくれていました。今でもその光景を覚えています。7年経った今でもそのあたたかさに感謝しています。そして、酸素の管をとった顔、ひげを剃った後の顔は、昔の元気良かった時の顔に戻っていました。



 今、中学生としてどう過ごしていけばいいのか、そして、「いのち」の重みについて、看護師の立場から秋吉さんから学びました。