NO.3178 木彫展

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養父市を代表する、象徴する公募展・木彫フォークアートおおや。今年で23回展を迎え全国各地30都道府県から109点の応募がありました。今日は受賞作品作家の表彰式典です。



審査講評から
グランプリは坂下記代美さん（愛知県）「たのしかったね（亀になっちゃた）」……猫が大好きな方が作者です、木肌を生かした表現で素直に楽しさが伝わってきます。


養父市ふるさと賞は澤田志功さん（埼玉県）「真夏の精霊」……夏まつり〜の歌のように少年時代です。子供時代の幻想をカブト虫から森へと巧みな造形で夢を誘います。木で表現する意義を求め続けておられます。

山田洋次記念賞は伊庭貞一さん（滋賀県）「わたしバカしてます」……仏像、能面づくりを経て、カバの逆立ちの発想に辿り着いたユーモラスな作品です。

優秀賞は小谷政雄さん（滋賀県）「すみか」……養父市にも棲息する天然記念物のオオサンショウウオ、自然の生命力の力強さを表現したテクニック作品です。

実行委員会特別賞は近正匡治さん（埼玉県）「猫ムシャ旅に出る」……幼子が猫にまたいで猫兜を被って得意顔、笑みがこぼれます。


私の構図で撮った一押しは、「火消しの梯子乗り」。入選作品で大阪の飯坂秀太さんです。