本日8月24日の夜は、プロ講師養成講座20周年を記念して、OB会が開催される。私はプレミアムセミナーの最終回を終えて、このイベントに参加する。内容は2人の講演と参加者の近況紹介なんだが、講演は、お一人は基調講演で大学の先生、もう一人は私だ。
私は、その中で、キャリア・アンカーとキャリア・サバイバルについて話す予定だ。キャリア・アンカーは読者の方も何となくわかるでしょう。もう一つのキャリア・サバイバル、米国の組織心理学者サイン氏が提唱したものだ。
所属する組織のターゲットが変わってしまったとき、今までのキャリア・アンカーをどうするか、という問題にぶち当たる。今まで鍛えてきたアンカーが使えなくなってしまったら、どうするかという問題だ。その時は、組織のニーズに徐々に自分のアンカーを近づけていくこと、これをキャリア・サバイバルという。これをやらなければ、もうその組織から退出するしかない。
私の場合、キャリア・アンカーは、ガス業界の供給保安の知識、資格の達人、そしてブログによる情報発信だ。しかしこのキャリアアンカー、確かにブランドが築けるが、そのまま収入には結びつかない。そこで、中小企業診断士と研修講師というキャリア・サバイバルを行うことで、成功した。この話を30分ほどで、事例を上げて分かりやすくするつもりだ。また講演の感想を書きます。