2016.7.31 岡田克也民進党代表の退任

昨日、岡田克也民進党代表が次期民進党代表選挙に不出馬を表明した。私は民進党を中道左派リベラルの路線でまとめていき安倍政権と対峙していくリーダーは岡田さんしかいないと考え一貫して岡田代表を支持してきた。

岡田代表には引き続き現在の政治路線を堅持して代表を続けてほしいと考えてきた。したがって岡田代表の退任は残念でならない。

今回の参議院選挙は民進党の退潮に歯止めをかけた。その功績は大である。野党共闘の推進、安倍政権に改憲をさせない、アベノミクス批判と格差是正と富の再分配、いずれも正しい路線である。

民進党は現在、誰が代表をつとめても簡単に党勢は拡大できない。我慢強く政策を訴え地道に地域から運動をつくるしかない。その意味でも岡田代表には代表選挙に出馬してほしかった。

岡田代表はお堅い、融通性がないとか批判はあったが安倍晋三の改憲を阻み、安倍晋三にとって、最も厭な民進党代表だったと思う。

次期代表には現在の岡田路線を継承してもらうことが最も重要。民進党自治体議員として代表選挙の動きを作っていきたい。岡田代表、本当にご苦労さまでした。

市民が動く市民パワーの中に日本の民主主義の力を見出して野党共闘路線進めた岡田代表に拍手を送りたい。あの国会前の市民の動きをどのように評価できるのかが代表選挙の分水嶺になる。