私のブログでも何度か石川真澄さんを書かせていただいた。
石川さんは朝日新聞の記者でした。この度「人物戦後政治-私の出会った政治家たち-」が岩波現代文庫より復刊しました。
新刊発刊時(1997年)に1度読んでみましたが、政権交代を機に改めて文庫本を購入して読みました。
池田勇人、佐藤栄作、宮沢喜一、江田三郎、土井たか子などを通して、石川さんの独自視点で「戦後政治」を論じています。
石川さんは小選挙区のもとでの政権交代はあり得ないと予測していたが、政権交代が実現したわけです。
しかし、真に問われているのは政権交代の内実であり、原理としての民主主義がいかにして政権交代の中に埋め込まれるのかだと思います。
解説で山口二郎北大教授が、
「近年日本でもマニフェストなるものがはやり、政治では無機的な政策を実現する技量が重視されるようになった。しかし、政権交代を選んだ国民の選択の背後には無数の思いが存在している。政治はあくまで人間の総力をあげた営みである。政治指導者に、人間の思いや情念を受け止めることを求めるのは、決して時代錯誤な要求ではない。石川が描く生き生きとした政治家の姿を読みながら、私たちが持つべき政治家の像に思いをめぐらすことが、本書を読む最大の楽しみではなかろうか。」
全くその通りである。
昨日は当選後初めて本多平直衆議院議員と政権交代後の鳩山政権や、民主党についてじっくり話しをしました。
国民の1票で実現した権力をどのように行使し、ガバナンスするのか、国民主権、民主主義の原理を貫徹するためには、市民ひとりひとりの自己権力の確立=市民が力をつけていくしかない。民主主義は厳しい。
昨日はNews作製、富岡製糸、高崎市内で労働組合決起大会。夜は東京で懇親会。
石川さんは朝日新聞の記者でした。この度「人物戦後政治-私の出会った政治家たち-」が岩波現代文庫より復刊しました。
新刊発刊時(1997年)に1度読んでみましたが、政権交代を機に改めて文庫本を購入して読みました。
池田勇人、佐藤栄作、宮沢喜一、江田三郎、土井たか子などを通して、石川さんの独自視点で「戦後政治」を論じています。
石川さんは小選挙区のもとでの政権交代はあり得ないと予測していたが、政権交代が実現したわけです。
しかし、真に問われているのは政権交代の内実であり、原理としての民主主義がいかにして政権交代の中に埋め込まれるのかだと思います。
解説で山口二郎北大教授が、
「近年日本でもマニフェストなるものがはやり、政治では無機的な政策を実現する技量が重視されるようになった。しかし、政権交代を選んだ国民の選択の背後には無数の思いが存在している。政治はあくまで人間の総力をあげた営みである。政治指導者に、人間の思いや情念を受け止めることを求めるのは、決して時代錯誤な要求ではない。石川が描く生き生きとした政治家の姿を読みながら、私たちが持つべき政治家の像に思いをめぐらすことが、本書を読む最大の楽しみではなかろうか。」
全くその通りである。
昨日は当選後初めて本多平直衆議院議員と政権交代後の鳩山政権や、民主党についてじっくり話しをしました。
国民の1票で実現した権力をどのように行使し、ガバナンスするのか、国民主権、民主主義の原理を貫徹するためには、市民ひとりひとりの自己権力の確立=市民が力をつけていくしかない。民主主義は厳しい。
昨日はNews作製、富岡製糸、高崎市内で労働組合決起大会。夜は東京で懇親会。