かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2017.3.11 原発ゼロ日本に向けて

2017-03-11 00:19:39 | 日記
東日本大震災から6年が経ちました。被災地の再生に向けて福島県をはじめ各地で取り組みが行われています。

しかし、福島第1原発を取り巻く状況は全く改善していません。廃炉作業は進まず、放射能汚染された水は事実上の海への垂れ流しです。

一方で安倍政権は原発再稼働を進め、原発輸出、原発回帰にエネルギー政策を転換しつつあり、再生エネルギーの拡大を抑えこみにかかっています。

私は、原発はこれまで何度も指摘してきましたが、不可能な存在であり、一刻も早く原発ゼロを日本は実現すべきと考えています。理由は、
① 原発は人間のつくったものに完全は絶対なく、事故は絶対起こる。事故が1度起これば再生不能の打撃を与える。(福島第1原発事故が証明している。)
② 原発で燃やした使用済燃料を長期間にわたって管理することが技術的に不可能であり、最終処分場を受ける地域がない。
③ 安全保障上の問題点として、原発がミサイルやテロ攻撃を受けた時に、破壊的なダメージを受ける。(現在、他国のミサイル攻撃を100%防ぐことはできない。)
④ ウランという化石燃料は必ず枯渇する。

以上、不可能な原発をゼロにすることは、日本の安全を確保するために不可欠な政策であります。

そして、日本の国富が最も他国に流れてしまうのはウランも含めた化石燃料であり、再生エネルギーを軸にエネルギーの地産地消を進めることは、国内で富とお金が循環する地域再生の切り札です。

原発ゼロは日本の未来にとって私達の子供や孫に、この日本と地域を継承してもらうための最も大切な課題です。

私は3.11の今日、友人と協力して日本を壊滅の危機に追い込んだ3.11福島原発事故をもう1度考え直すために、映画「太陽の蓋」の上映会を高崎市、吉井町、玉村町の3ヶ所で行います。

ぜひ、みなさんの御参加をお願いいたします。