楫取素彦(かとり・もとひこ)初代群馬県令は1829年に山口県に生まれ、1876年に群馬県令に任じられた時は48歳だったという。楫取素彦は、来年のNHKの大河ドラマで採り上げられるという。
11日の日曜日に前橋市富士見で楫取素彦顕彰会会長の中村紀雄群馬県議会議員の講演があるということで参加してきた。中村県議は当選7期、群馬県議会の最長老で、その見識・知性ともに深く、私が最も尊敬する先輩県議である。
憲法擁護、脱原発なども自民党の中にあっても明確にし、自民党のリベラル精神を体現している県議だ。中村県議は楫取素彦について、淡々とそして熱く語ってくれた。山口県での幕末期に「吉田松陰との絆を活かして、新しい群馬の扉を開いた人」であることを。
今こそ「楫取素彦を21世紀に蘇らせ、楫取と私たちとの新たな出会いを実現し、群馬の新たな発展の基礎を作ることになる」と訴えた。
楫取素彦は、① 人づくり教育、② 日本三碑の多胡碑の永久保存、③ 新産業(生糸)の育成、④ 廃娼運動、を行い、群馬の基盤づくりに努めたという。
これらの話を聞き、現代の群馬において①~④まで全てが生き続けられており、楫取素彦の先見性と深さが良く分かるのである。
わが吉井町でも、中村県議を招いて楫取素彦の勉強会を開催したいと考えている。
昨日は東京で勉強会、上野村へ。