宇良関に「あの子」はないだろう…!

　“初場所全休”のサバイバル解説者が
新入幕を果した宇良の“人称代名詞”に
「あの子」なんて…。たしか昨年末の番組
でも…。鳥渡失礼じゃぁないかと思うので
ある。関取になってない未成年力士ならば
兎も角……。勿論、半世紀ほど年齢差があ
り、「子供」みたいな“感覚”はわかる。
NHKにクレームなど来ないのかなぁ?

　昨夜だったか、衛星放送を視聴していたら、
石原裕次郎と、横綱双葉山と同席写真がある
高峰三枝子がデュエットで唄っていたのが…

　あの娘(こ)がそっと瞼を拭いた赤いハンカチ
…

　この場合は「あの子」でもいいじゃぁないの。

　嘗て『大相撲』誌上に「女のコ」と表記してた
ので、ちゃんと「女の子」と書いて━と物言いを
つけた覚えがある。

　兎に角、電波で不特定多数の人が視聴してるの
だから関取に「あの子」は、適切な表現ではない。

三役力士の出場率 その59

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　旧暦十月…興行の予定が十一月朔日に
延引した寛政五(1793)年冬場所の三役陣。

東大関〔横綱〕小野川　10日間皆勤
西大関〔横綱〕谷　風　７日間を出場
東関脇　　　　陣　幕　八日目から休場
西関脇　　　　雷　電　楽日のみ不出場
東小結　　　　九紋龍　10日間を全休
西小結　　　　靏　渡　３日間を出場

　出場すべき日数６×10－３＝５７
出場日数　３６
　出場率　３６÷５７＝６３.２％
　
　横綱小野川は、三日目不覚の１敗、谷風と
引分けて、８勝の好成績だったけれども、
関脇雷電との取組はなかった。肩を痛めたと
噂され、敢えてその相撲を回避したのかも
知れない━。