花ごよみ

映画、本、写真など・

城南宮神苑の枝垂れ梅

2010-02-28 | 古寺(花など)
城南宮の枝垂れ梅、
目を瞠る美しさです。
青空がないのがちょっと残念。
今が一番の見頃のようです。






緑の苔の上にも、
花びらがいい具合に
落花していて雪のよう、
とてもきれいです。

 











 

2月28日撮影

(京都市伏見区鳥羽離宮町)






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人間失格

2010-02-27 | 映画
原作は太宰治。

監督は「赤目四十八瀧心 中未遂」の荒戸源次郎。

生田斗真が主演、
共演は伊勢谷友介、寺島しのぶ、
小池栄子、坂井真紀、
室井滋、三田佳子、森田剛等。

原作を読んだのは、昔過ぎて、
あまり覚えてはいませんが
こんなのとは違っていたような…。

うっすら記憶に残っているのは、
誰でも持っている人間の心の奥底を
表面にあぶり出した作品ということ。

子供の時代から周囲を気にして
好かれるために道化を演じ、
罪悪感から心が病んでいく。
そして生きていくのが、
困難になって…の様な記憶が。

自意識過剰な人間が、
本当の心を、隠して生きる。
そんな自分に耐えられなくなっていく…。
そういった感じ。

人の名前などは全く忘れていました。

生田斗真が破滅していく、
資産家の息子、葉蔵を演じます。

ちょっと映画は拍子抜けの感じ。
自分を演じるというのが、
子供の頃のシーンのみだし、
なぜ彼が落ちていくのかが、
伝わってこないまま。

主人公の心は観客が想像するしかない。

生田斗真はどん底まで落ちていっても、
清潔感を失わずきれいです。

女性遍歴の多さ、
女性を虜にしてしまう男、
生田斗真だから有り得るような‥

社会生活に順応出来ず、
あれだけ女性に慕われても、
孤独感を癒すことが出来ず、
破滅へと進んでいく葉蔵が、
哀れで哀しい。
弱すぎる男、そして愚か者!

静かさと暗さと、重苦しさ、
そして「赤目四十八瀧心 中未遂」でも
感じた不思議な感覚。
独自の世界。

沈んだ気分が後々まで、
ずしんと重く、
残ってしまう映画でした。














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万博公園つばき祭

2010-02-27 | 写真(花、旅行など)
 

大阪万博公園自然文化園、
つばきの森では
3月7日までつばき祭が、
開催されています。



訪れた日、
さざんかの方は、
かなり咲いていましたが
つばきはまだ早い感じがしました。
それに咲いていても
なんだか汚れが目立つのが多く、
傷んでいないのを探して撮しました。



種類はとても多いです。
80品種、約250本と
パンフレットに書かれていました。
今頃はもっと多彩なつばきの花が
楽しめるかも知れません。
 


 

 

 

 
これは山茶花かな?
日差しを受けた
白い花びらがきれいでした。

(2月21日撮影)





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万博公園の日本庭園

2010-02-26 | 写真(花、旅行など)

広い庭園です。
広すぎて全部廻ると疲れるので
梅林だけ見に行きました。


日本庭園にも梅林があります。
自然文化園の梅よりも少し遅いみたい。
でも満開の梅もありました。









 
ネコヤナギ、
陽に透ける穂がビロードの様で
とてもきれいです。
多くの人が集まって写真を撮っていました。




細い花びらがリボンのような
マンサクの花。

この庭園はカラスが多くて
困りました。
何とかして欲しいです。
 
春めいた日差しに水もぬるんだのか、
これはまさにカラスの行水!

(2月21日撮影)










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クリスマスローズと原種シクラメン

2010-02-26 | 写真(花、旅行など)
【大阪万博記念公園にて】




[水すましの池]周辺に、
たくさん咲いていた
クリスマスローズ。
控えめにうつむき加減に咲く花。

クリスマスローズ、
名前も素敵ですが花も素敵です。



小さな花、茎も短く、
とても可愛いシクラメンです。

こんなミニサイズのシクラメン
初めて目にしました。
原種シクラメンということです。

この花もクリスマスローズと同じ場所、
[水すましの池]周辺にありました。



 








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パレード

2010-02-24 | 映画
 
 吉田修一の原作を映画化。

監督・脚本は行定勲。

本を読みました。
シェアハウスの住人達、
動く彼、彼女を見たくて
映画館に足を運びました。

映画ではどのようにして、
彼等の危うい関係を伝えるのか?
とても興味がありました。

もちろん本の方が彼等の心理状態は
文章で表されるので明白です。
本は文字で表現、そして空想。

映画のほうは映像、
音声、それに音楽が彼等の心を表現。

本を読んでいてよかったです。
映像ではバランスを欠いた
心の内部はうまく
伝わっていないような…。

伊原(藤原竜也)、未来(香里奈)、
良介(小出恵介)、琴美(貫地谷しほり)、
そしてサトル(林遣都)、
この5人全員がそれぞれ主役のような感じ。
配役はぴったり。

個々の俳優の魅力たっぷり。
役柄に準じた自然な演技は、
安心して観ていられます。

 

サトルの林遣都くん、
映画によって色々変身します。

 

映画は本人達も気づかない、
心の歪みを内に秘めながら、
彼等の日々、通り過ぎる出来事を
淡々と描いています。

結構、色々相談しあったりして、
表面的には仲良しの人達に思えます。

 

怖さはラストの冷ややかな、
出演者の顔の表情で、
表しているような気がしました。

本の感想は→こちらです。



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太陽の塔

2010-02-23 | 写真(花、旅行など)
 

万博公園の象徴の
太陽の塔。

1970年、大阪府吹田市で開催された
万国博覧会時、会場に建造された、
岡本太郎氏の作品です。



 
横顔もインパクト大です。


太陽の塔の後ろ姿!

 
メタセコイア
葉が全て地面に向いています!


【太陽の塔】といえば
かなり前に読んだ、
森見登美彦氏の小説、
『太陽の塔』も、とっても面白い作品でした。






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万博公園梅まつり

2010-02-22 | 写真(花、旅行など)
 
2月13日(土)~3月7日(日)
自然文化園にて

もうかなり咲いていました。
訪れる人もきれいに咲いた梅を眺めながら
ゆっくり楽しんでいました。

桜の華やかさもいいですが
梅の花のころっとした、
可愛い感じも好きです。


澄んだ青空にピンクの梅の花。

 
背景にピンクの梅。
前方に白梅。

 

 

 

 

 

 

 
ここの場所は
カメラを持った人が集まっていました。
鳥でもいるのかと
思いましたがそうではなくって
背景に竹がいいみたいです。
…で、私も撮ってみましたが…。


背景に太陽の塔。

春の訪れを感じる暖かい1日でした。

2月21日撮影

(大阪府吹田市千里万博公園)





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猿ロック THE MOVIE

2010-02-21 | 映画
監督は前田哲

市原隼人が天才カギ師、
サル君を演じています。

共演は愉快な仲間たち、
芦名星、渡部豪太、高岡蒼甫。



そしてサル君をとりこにしてしまう
謎の女まゆみには比嘉愛未。

小西真奈美、光石研、
西村雅彦、國村隼 らが共演。

猿ロック THE MOVIE、
交渉人 THE MOVIEとか
近頃多い THE MOVIE。


市原隼人が『猿ロック』の成功を祈願に、
大阪城内にある、
サルと呼ばれていた豊臣秀吉ゆかりの
豊国神社に紋付き袴姿で
これからお詣りに行くというを
たまたまテレビで見たことがあります。

すぐに出かければ間に合って、
そこで出会えたかも…
特大の鍵を奉納したそうです。

市原隼人が純情で、
真っ直ぐなサル君を演じています。

今まで映画やドラマを見ても
かわいいとは思わなかったのですが、
この映画の役柄のせいなのか、
とてもかわいく感じました。
サル君、がんばって~と
応援したくなります。

アクション、お笑い、そしてちょっぴり涙。

サル君の純で一途な行動が、
爽やかで素敵でした。

なにも考えないで気楽に、
楽しめる映画です。



でも考えないといっても
結局、お金はいずこに?
まゆみ(比嘉愛未)は一体どんな女?
見終わった後も謎です。

この映画を見るために
わざわざ出かける作品かなと
思っていましたが、
試写会で観ることができラッキーでした。
結構楽しい映画です。

(2月27日公開)




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ベランダのお花達♪

2010-02-20 | 家の植物たち
2m位に伸びてしまった、
ウィンターコスモス。
切りたくてもまだ花が咲き続けるので
かわいそうで切れません。


植木鉢の白い梅も開花しました。
とても小さくて貧弱なんですが
一応枝垂れ梅なんです。




ジャノメエリカ、満開です!!
満開になるにつれて
ピンクが濃くなってきました。




マーガレット、
後ろにオダマキが写っています。


シクラメン、
元気になってきました。
長い期間咲いてくれるのでうれしい花です。


ジュリアン、これも
寒さに負けず咲いてくれます。







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