花ごよみ

映画、本、写真など・

般若寺に咲くコスモス

2007-09-30 | 古寺(花など)
(奈良市般若寺町)

コスモスを見に般若寺へ。
どうかなと思っていましたが
結構咲いていました。
背がとても高いです。
成長がいいです。
例年ははどんなんだったんでしょうか?
こんなに高い記憶はないんですが…。

この日はたまたま、秘仏公開で、
十三重石塔の中に安置されていた
金銅如来立像を、
見ることができました。

さらに、その金銅如来立像の
胎内仏も公開されていました。
その胎内仏というのが2㎝~4㎝ぐらいで、
超精巧な造りには、
本当に驚かされました。
彫刻刀を1回入れるたびに
お経を3回唱えるといった
心のこもった仏像です。
一見の価値ありですよ。




愛らしいイメージのコスモス、
般若寺のもつ優しさによくお似合いです。





石仏とコスモス、
ほのぼのとした優しい感じ。




一つ上のコスモスと、このコスモス
花びらが変わっています。

 
紫苑の花が満開!!


(9月29日撮影)


コメント (6)
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新薬師寺から白毫寺へ

2007-09-29 | 古寺(花など)
新薬師寺
(奈良市高畑町)



ここの萩はまだこれからということですが
暑すぎたお天気のせいでしょうか
咲いていた萩は枯れかけ
でもつぼみがついているという
よく分からない咲き方をしていました。



道ばたに咲いていた彼岸花。




白毫寺
(奈良市白毫寺町)

こちらの萩は終わり近し。
新薬師寺とは距離も、
あまり離れてはいないのに
咲き方が違っていました。
どうしてなんでしょうね。

 


藤袴が咲いていました。









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長居公園植物園 秋分の頃の花

2007-09-28 | 写真(花、旅行など)


散策路を歩きながらふと横を見ると
朱色、黄色のあざやかな花々が…。
そこは黄花コスモスの花の園でした。




秋の代表的な花、漢字で書くと
秋桜はこれから…。


優しいピンクのサキシマフヨウ(先島芙蓉)


植木鉢で育てた綿の木は、
見たことがありますが
こういった綿は初めてです。


綿と書かれた表示板の横で撮した花。
教えてもらったところによると
綿の花だそうです。
こちらも初めて見ました。
芙蓉のような美しい花が咲くのですね。


林立するメタセコイヤ  


何処かのほこりをはたきたくなるような
パンパスグラス“ゴールド・バンド” 


やっと覚えた小紫という名前。


も元気よく咲いていました。


9月24日撮影




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包帯クラブ

2007-09-26 | 映画
現在、未来への不安、恐れ、
自分の心の傷、他人への無意識の攻撃。

包帯を巻くという、
最初は奇妙ともとれる行為によって、人を癒やす。

その行為もまた誰かを知らぬ間に
傷つけているのではないかと感じる若者達。



心の優しさを思い起こさせる
温もりのある映画に感じました。

白くて柔らかい包帯、
包帯の持つ清らかで
優しいイメージと相まって
人の心の傷を、
本当に癒すことができそうな
気持ちになってきました。

救いのない子供達を描いた
同じく天童荒太作(永遠の仔) と比較したら
心の傷の深さは全然違うけれど、
手当ての可能な傷だからこそ、
包帯という手段があり得るような気がします。

キャスティングよりも、
原作が天童荒太というので
この映画を見たいと思いました。

でも、配役もよかったです。
主演の石原ひとみや
柳楽優弥、田中圭 、貫地谷しほり 、
若者独特の傷つきやすい、
繊細な心を感じとることが出来ました。

貫地谷しほりはホッとする存在。

柳楽優弥の変な関西弁も、
最初は耳につきましたが
理由があったんですね。
でも、声がおじさんぽく、
感じてしまいました。

空の映像がとても美しく、
音楽も映画のテーマに
マッチしていてました。


コメント (14)
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まだ美しい百日紅 長居公園植物園

2007-09-26 | 写真(花、旅行など)
お彼岸で天王寺まで、
お詣りに行ったついでに
長居公園まで行ってきました。

地下鉄天王寺駅から3駅先です。
 

こちらではまだ美しい百日紅を
見ることができました。

ちょっと感激!!

 

 
珍しいです。
1本の木に、
2色の花が咲いています。

の説明です。
【珍しいサルスベリ】の説明看板。
クリックで拡大します。



9月24日撮影




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四天王寺本坊庭園

2007-09-24 | 古寺(花など)

瑠璃光の池

(大阪市天王寺区)

お彼岸で賑いを見せる四天王寺も
本坊庭園辺りは
それ程でもなくて、
のんびりすることが出来ます。
「極楽浄土の庭」と名付けられています。

でも、ここに至るまでの道のりは、
お参りの人、人、人
人混みは暑いです。

 
バックは蓮池、
蓮の季節も美しいでしょうね。

 

 
後ろに見える水色の建物は「八角亭」
登録有形文化財ということです。


釈迦の池


クリックで説明拡大します。
手抜きです

 
四天王寺といえば、五重塔。

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ファンタスティック・フォー 銀河の危機

2007-09-22 | 映画
リード(ヨアン・グリフィズ)と
スーザン(ジェシカ・アルバ)の結婚式中に
落下した危機一髪のヘリコプター。

観覧車の救助。

ジョニー&シルバーサーファーの
ダイナミックなアクションシーン。
スケールの大きい
地球存亡をかける戦い。

飽きさせません。
結構楽しめました。



岩男は初めのうちはこわかったですが、
見ているうちに徐々になれてきました。

銀色のサーフボードに乗る
シルバーサーファー。
人間的魅力もかいま見えて、
かっこよさを感じました。



ジェシカ・アルバ、
『ダークエンジェル』の可愛さから
大人の女性になって魅力たっぷりです。

主役は死なないんですよね。
ちょっと心配しましたけど。

チームで力を合わせて、
一つになって強敵に向かう。
こういうのもいいです。

びっくりしたのは駿河湾、
富士山の映像。
おもしろかったのは、
最後の不思議な結婚式シーン。
日本?中国?
結婚式に浴衣着ている子供達。

大人も子供も一緒に、
楽しめる映画だと思います。







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マザーリーフの今

2007-09-22 | マザーリーフ
現在のマザーリーフです。
室内で割とかっこよく育っています。 



こちらは室外で育っているマザーリーフ。

生い茂るって言葉が合いそうです。

混み合った大きな葉、
成長著しいです。
まるでマザーリフの林!!
コメント (2)
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家に咲く名残の夏の花。

2007-09-21 | 写真(花、旅行など)

今年2度目の開花。
とてもさわやかな香りのする
ニオイバンマツリ(アメリカジャスミン)



暑すぎる夏をやっとのことで過ごし、
涼しさを身に感じた日も少しはあったのに、
待てども待てども本当の秋は訪れなくて、
一体どこへ雲隠れしているのでしょうか。 

 
また咲き出しました。
おもしろい形をした、
ランタナのつぼみ。


左は小さい時計草の花。




 
もう実も成って、
終わったと思っていたのに
この花も、また咲き出しました。
山吹色の実と隣り合わせの白いデュランタ。

 

野ボタン。
おしべ、めしべまで紫。

 

フウセンカズラの実。




毛に覆われている変わった時計草の実。
種をまいた覚えもないのに
いつのまにか育っています。


涼しくならないせいか虫も元気。
今日も蚊に刺されました。
殺虫剤がきれてしまったので、
もう9月の下旬というのに
新品を買うはめに…。



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天才たちの値段  (門井 慶喜 )

2007-09-20 | 本 か行(作家)
2003年オール讀物、
推理小説新人賞受賞作家の
デビュー作品ということです。

テーマは美術、
連作形式をとっています。

「天才たちの値段」
ボッティチェッリの名画についての真偽。
本物か贋作か?
そこで登場する佐々木と、
美術品を、味覚で判別出来るという、
天才、神永美有。


「紙の上の島」
イヴォンヌの姉の破談に関して
毀した古い蔵から残されていた、
大航海時代の地図の謎。


「早朝ねはん」
エアロビクスをしているよう見える、
涅槃図の釈迦の不思議。


「論点はフェルメール」
政治家が息子を試すため、
フェルメールの贋作のついての
ディベートを催す。

「遺言の色」
佐々木の縁者の遺言の開示。
ガラス工芸に関して回答した方が、
財産相続出来るという。


トリックもあって、
期待感を持ちながら、
読み進めていくことができました。
大学講師の佐々木先生は、
いい味を出していて楽しめます。

佐々木先生、イヴォンヌ、神永美有、
人物の設定が巧妙です。

美術作品の謎解き、深い考察に
気持ちがひかれます。
最後には意外さがあります。

実際にこの目で作品を見てみたい。
そんな願望を
持たせてしまう物語です。

ミステリー小説ですが、
殺傷はなく悪人も出て来ません。

でも読んでいるときは、
話に入り込めますが
読み終わるとすぐ忘れてしまうような…。

美術品の真偽、鑑定という日常から
かけ離れた世界だからでしょうか。



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