
原作は道尾秀介の同名小説。
主演は阿部寛。
監督は伊藤匡史。
不幸な過去を持つ詐欺師二人、
タケ(阿部寛)とテツ(村上ショージ)。
詐欺師二人と同居することになった、
姉妹と一人の男性。
姉妹の姉を石原さとみ、
妹は能年玲奈。
そして小柳友。
5人の共同生活、
そしてその5人が決起する。
原作は読んでいるので
映画化したらどうなんだろうと
期待しながら映画館に、
足をはこびました。
二人の不幸を引き起こした過去の出来事が
割と省略して描かれていたので
心の闇や重々しさを、
あまり感じとることもなく、
ほっこり出来るストーリーになっていました。
ドキドキ感は、
すでに本を読んでいるのでなかったですが、
内容を知らなくてだまされた方が
楽しめたかも。
160分もあったと帰ってから知りびっくり。
時間の長さは、
全く感じませんでした。
村上ショージ、大阪弁しゃべらないので
あれっと思いましたが
それもなにか意味があるのかな。
変な標準語で詐欺師っぽいとか。
姉妹の妹を演じる河合まひろの能年玲奈。
それに姉の河合やひろを演じた石原さとみ
気弱な貫太郎を演じた小柳友、
みんな適役でした。
詐欺師のタケ(阿部寛)と
テツ(村上ショージ)もいいコンビでした。

それぞれが不幸を背負っているのに、
暗さを感じさせませんでした。
結局はいい出会いだったんだなあと思い、
映画を見た後は温かい気分になりました。
本の感想は→こちらです。

原作の良さと、映画としての良さ、
それぞれが活かされていたと思います。
最初、ショージさんにはどうなるかと思っていましたが、
あの胡散臭さは“吉”と出たような気がします。
阿部ちゃん、今回の作品は自身がニュートラルな演技を目指したとかで、
時にそんなスタイルも必要かと思いました。
あの『テルマエ・ロマエ』のあとだけに(笑)
映画だからこそ表現できたという
ものもありましたね。
この映画ショージさんに興味があって
見にいったようなものです。
ショージさん
何とも不思議な胡散臭さがありましたね。
阿部ちゃん
そういえば今回はニュートラルな演技でしたね。なるほど、それを目指していたんですね。
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どうもありがとうございました。