この作品は伊坂幸太郎氏のデビュー作品。
デビュー作品以降にも出てくる
伊坂氏が作り出した不思議なキャラクターが
この物語にも出てきます。
ここではカカシ。
カカシがしゃべります。
主人公は伊藤、
彼はコンビニ強盗未遂をしでかし
警察に追われる立場の人間。
彼がとある日、
目を覚ますとそこは見知らぬ島。
それも150年間も外部と遮断した島。
その島で、出会った「優午」というカカシ。
そのカカシは言葉を操り、
未来予知の才能がある。
彼は島民に信頼されている存在。
でも彼はある夜、命を絶たれる。
彼は自分自身の予知は不可能だったのか。
伊藤は、何者かによって、
命を絶たれた優午の死の真相に
せまるため行動を起こす。
画家、ウサギさん、桜…
特異なキャラクターの人々。
魅力ある島の住民。
摩訶不思議な世界観。
そんな中にあって、
現実に戻される感じがする悪徳警察官、城山。
虚と実が絡み合う不思議な感覚。
読者を本の世界にのんびり、
ゆっくりと引き込んでゆく、
そんな感じの作品でした。
非現実的なストーリーでも
読み勧めていくにつれ、
全く気にならなくなってきます。
謎解きを追求する、
ミステリーの様な気もしますが、
予測不能のファンタジーのような感じも。
悲しくて不思議で、
うまくは言い表せない物語でした。
この作品は読んでから暫くたちますが、それでも強い印象が残っていますね。
優午の印象が強いです。
優午を筆頭に個性的で、素敵な人たちが多かったなぁと思います。
私もひきこまれ、どっぷりと伊坂ワールドを楽しみました。
私は伊坂幸太郎氏の本は、多分読んでいないと思います。
夜は、テレビを消して読書の毎日を過ごしています。
殆ど図書館で借りていますが・・・
松本清張シリーズも興味の有るものは一応読みました。
今度は伊坂幸太郎氏の本を探してみます。
絵画が好きになったのも、テレビから読書に変わったのも、kazuさんのお陰です。
改めて、ありがとうございます
うさぎに桜。。?
ミステリーで、ファンタジーで、悲しくて。。
どんなお話なんだろうと気になります。
一度読んでみたい気がします。
落ち葉。。
落ち葉だけでもいろいろな表情を見せてくれるのですね。
赤、黄、緑。。
去りゆく秋。。ほんと、真冬は、もうそこまで来ていますね。さむ~。。
フウの木の紅葉すごいですね。
フウの木の大きさにもびっくり。
初めて知りました。
TBどうもありがとうございました。
優午、印象深いですね。
造形が浮かんでくるようです。
登場人物も不思議で素敵な人物が多かったですね。
この物語が、伊坂ワールドのはじまりなんですね。貴重な作品なんですね。
ありがとうございます。
テレビを消して読書…
楽しい本は熱中してしまいますよね。
面白い本に出会えたらうれしいです。
伊坂幸太郎氏の本、
文章が洒脱で独特の雰囲気があります。松本清張シリーズも人間を描いていて奥が深いですね。
うれしいお言葉、こちらこそ
ありがとうございます。
あっ、たんぽぽさんのコメント
ありますよ。
オーデュボンの祈り、
不思議ワールドの物語でした。
伊坂 幸太郎氏の作品には
一貫して同じ空気が流れています。
落ち葉、気をつけて見ると
色々な色彩がミックスしていて
ほんとうにきれいでした。
これから寒くなるみたいですね。
本格的な冬が訪れがやってきますね。