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残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

ブラシの木

2012年05月30日 | Weblog
このブラシの木は、小生の散歩エリアの中に二軒ある。このブラシの木は、花を愛する人の所のものである。この木のネーミングは、そのものずばり、見たと通りブラシ其のものである。このように説明が不要な植木も珍しいのではないかと思う。このブラシの木は、優れて造物の妙ということができよう。



ブラシの木・蒲桃(ふともも)科。
・学名 Callistemon speciosus
Callistemon : ブラシノキ属
speciosus : 美しい、華やかな
Callistemon(カリステモン)は、
ギリシャ語の
「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ)」 が語源。

・開花時期は、 5/15頃~ 6/10頃。
秋10月頃、伸びた枝先のところで
少し開花することもある。
・オーストラリア原産。
・花が、ビン洗いのブラシにそっくり♪
・明治中期に渡来。暖地に栽培される。
・実→丸く枝にずらっとついて並ぶ。
翌年の花はその上部に咲き、
実は次々と何年も残る。

・花のあとにつける実は、その後もずっと大きく
なりつづけ、7~8年は枝についていて
発芽能力も持ち続ける。
この木は、乾燥地が原産地のため、
極端な乾燥や山火事のときにパァーンと
実が開いて中の細かい種子が風に飛んで
散布されるという仕組みになっている。
山火事でまっさらな土地になったところに
すばやく芽を出して、その土地一帯の
優占種になるのが目的らしい。 (ユーカリの木も同じですね)

・別名「花槇(はなまき)」
葉が槇の葉に似ているところから。
「カリステモン」(学名から)

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:タニウツギ    花言葉:豊麗

  今日の一句:あるときは船より高き卯浪かな    鈴木真砂女

  (NHKラジオ深夜便から引用)

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