Good News Ministry

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外国人が知っていて日本人が知らない日本のニュース

2017年03月28日 | 社会問題
■爆発物製造容疑で書類送検
テロにも使用される爆発物を製造したとして、愛知県の23歳の男が書類送検されました。警視庁によりますと、男は、爆発物の製造過程を撮影した動画を、動画投稿サイトで公開していたということです。書類送検されたのは、愛知県一宮市に住む23歳の無職の男で、警視庁によりますと、去年2月、爆発物のTATP(トリアセトントリペルオキシド)をおよそ0.5グラム、自宅で製造したとして、爆発物取締罰則違反の疑いが持たれています。

これまでの調べで、インターネットの動画投稿サイトでTATPの製造過程を撮影した動画が公開されていたことから、警視庁が捜査を進めた結果、男が投稿していたことが分かり、自宅などから製造する際に使った実験器具などを押収したということです。男は、インターネットで買い集めた薬剤で製造していましたが、過激派組織IS(イスラム国)などとの関わりは確認されていないということです。調べに対し、容疑を認め、「動画を見た誰かがまねて、爆発させることを期待していた」などと話しているということです。警視庁によりますと、TATPは衝撃などで簡単に爆発する性質を持つ粉末状の化学物質で、製造が比較的容易で、2005年にロンドンの地下鉄などが狙われた同時多発テロ事件など、爆弾テロに使われるケースが増えているということです。(3/28/2017 NHK Web News)


■英国会近くでテロ 10数人死傷

英BBC放送などによると、ロンドンのウェストミンスター宮殿(英国会議事堂)近くで22日午後2時40分ごろ、ナイフを所持した男が下院の通用口から入ろうとし、制止した警官を刺した。男は別の警官に撃たれ負傷して病院に搬送された。ほぼ同時に、議事堂近くのテムズ川にかかるウェストミンスター橋の道路で自動車が暴走し、歩道に乗り上げて通行人を次々にはねた。警察によると、10数人が負傷し、このうち1人が死亡した。国会議事堂付近の道路には次々と警察や救急車両が到着。ウェストミンスター一帯は道路が封鎖され、ものものしい雰囲気に包まれた。3-4発の発砲音が聞こえたという証言もある。

ロイター通信によると、英警察当局は、英議会を狙った複数の襲撃事件が同時発生したとしており、テロの可能性があるとみて捜査している。ウェストミンスター宮殿はロンドンの代表的名所で、付属する時計台の通称「ビッグ・ベン」などに国内外から多くの観光客が訪れる。日本人観光客にも人気がある。突然の襲撃事件に観光客やビジネスマンが立ち往生した。ロンドンの日本大使館によると、日本時間23日午前1時現在、日本人が事件に巻き込まれたという情報はない。ロンドンでは2005年、市内の地下鉄3カ所と路上の2階建てバスを狙った自爆テロが発生。市民52人と自爆犯4人が死亡、700人以上が負傷した。(3/23/2017 産經新聞)


この愛知県一宮市で起きた爆弾ニュースを、アメリカの某新聞が一面写真付きで取り上げていた。“オリンピックをひかえた日本で、テロの可能性が出て来た!!”という危機感である。ところが、日本のメディアはこのニュースをほとんど取り上げておらず、日本人のほぼ全員が・・知らない。その5日前に起きたイギリスの国会テロ事件ですら、知らない・・。

こうした危機管理に関するニュースには全く目を向けず、大阪の100万円騒動ばかりに終始している日本の国会とメディア・・これは普通に(例えば欧米から)考えたら、実に奇妙奇天烈な現象である。これでは、勝手に領土を奪われたり、平気でミサイルを撃ち込まれても当然。いったい日本は何を考えているのであろうか?

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