シュシュといっしょに週末田舎暮らし

ジャックラッセルのシュシュ&ラブラドールのニコルと一緒に週末は房総で田舎暮らし

残りの梅仕事

2016-06-17 13:13:01 | 料理

梅が豊作なのはありがたい話ですが、それを上手く使い切るのに一苦労です。

 

【梅ジャム】

ジャムは完熟梅でも青梅でも作れます。

以前は几帳面に分けてましたが、最近ではみんな一緒。

青梅と完熟梅を別々に作ると、色もグリーンとオレンジで、味もそれぞれ違いがあって、二度美味しいんですけどね。

 

2キロの梅をよく洗って、水から茹でる。

煮立つとぶくぶくアクが出てくるので、ザルにあける。

この時点でまだ固い様なら、もう一度茹でる。

今回は、完熟梅の方が多いので、一度で煮崩れるほど柔らか。

それをザルで濾して、種と皮を取り除く。

しゃもじで押しつけながら濾すのですが、やっていくうちにザルが目詰まりして、手が痛くなって、途中夫に代わってもらいながらの作業。

終わって計量すると、半分の1キロでした。

それを同量の砂糖(今回はグラニュー糖)と一緒に、鍋でほどよいトロミがつくまで、焦げないように混ぜながら煮る。

同量の砂糖ってすごく多い気がするけど、梅はかなり酸味があるので、出来上がるとこれでも酸っぱいくらいです。

また、砂糖が多いほど保存性も高くなります。ちなみに去年作って忘れ去られていた梅ジャムが1瓶出て来ましたが、常温で全く無傷です。

少し前に作ったジューンベリーと。(プリントの瓶が可愛いので、中身いらないのについつい買っちゃいます)

梅ジャムはこれくらいの瓶8個出来ました。

これはジューンベリーですが、梅ジャムもヨーグルトにかけて食べます。

本当はスプーンですくってペロペロ舐めたいんだけど、お行儀悪いし、あっという間にひと瓶食べてしまいそうなので、我慢してます。

 

【梅の砂糖漬け】

…とは如何なるモノかよく分かりませんが、家にある料理本に出ていたので作ってみます。

作り方から想像するに、よくパーキングエリアなどに売ってる、種が無くて一見梅干し風で甘い、ドライブのお供みたいなヤツ。

あれ、結構好きなんですよ。だけどそこそこ高いのに中国産の梅だったりするので、自分で作ってみたかったのよねぇ。

(出来たら全然違うモノだったりして…。)

 

梅をよく洗って容器に入れ、10%の塩水を、梅が浸かるくらい入れて、2~3日漬ける。

(…とレシピ本には書いてありましたが、月曜日にこれをして、忙しかったので、房総に容器ごと持って行って、5日後の土曜日につづきをやりました)

梅の塩水をきり、包丁で切れ目を入れて、まな板の上で手のひらで押して割り、種を取る。

容器に、梅と氷砂糖とみりんを交互に入れ、梅が浮かない程度に重石をする。

次の日にはこんなに水が上がりました。

このまま梅雨明けを待って、梅干しと一緒に天日に干します。

 

【梅シロップ】

毎年何キロか作るんだけど、容器の都合で、今年は1キロです。

熟すると途中で発酵しやすくなるので、梅を採って青いうちに冷凍してありました。

冷凍すると繊維が壊れやすくなって、梅のエキスが出やすくなります。

更に発酵防止のため、梅をホワイトリカーにくぐらせてから、同量の氷砂糖と交互に容器に入れます。

砂糖は、上白糖、三温糖、きび砂糖、グラニュー糖等で試しましたが、一番失敗が無くスッキリとした仕上がりになるのは氷砂糖のようです。

一日数回揺する。

三日後にはだいぶ砂糖も溶けて、梅のエキスが出てシワシワになって浮いてます。(右)

 

左の瓶は【カリカリ梅】です。

梅を洗って、よく拭いて、ヘタを取り、ボウルに梅と焼酎を入れて、全体に湿らせたら、梅の重さの10%の塩を加えて、強く押し付けるようにして揉み込む。

保存瓶に移して、これまた一日数回揺すって、早く梅酢が上がるようにする。

約一週間で出来上がり。

写真の瓶に詰め変えて、冷蔵庫保存。

出来上がりは、若干軟らかめ。本来は未熟で硬~い梅を使うところ、ちょっと黄色になりかけていたからだと思われます。

 

何はともあれ、15キロの梅を始末できて、やれやれです。

今年は5品作りました。

砂糖漬けと、甘い梅干しは初めてなので、楽しみです。

ジリジリと暑い日に干すまで、梅をカビさせないように、時々監視の目を光らせます。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 物忘れに効く? | トップ | 夏野菜たちの今 »

コメントを投稿

料理」カテゴリの最新記事