シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

義母の引越し

2008-02-11 | 我が家のアレコレ

嫁さんが子供の頃に住んでいた家は、もう何年も前に無くなった。子供達が嫁にあるいは独立したので、義父母二人は、裏にある(以前は義父の兄弟が住んでいた)小さい平屋の家に移って、元々の家等は更地にしてから貸し駐車場になった。そして、昨年から義母は一人暮らしになり・・・・・なんだかんだあって義母は住んでいる土地の一部を売り、別の所に家を買って住む予定となった。

ところが思いのほか早く(私の印象だけど)売却相手が見つかり、早々に家を出なければならなくなり、とりあえず仮住まい?ということで、義弟が住んでいる近くにワンルームを借りて、今日引っ越すことに。そこで、昨日と今日は、私と嫁さんは義母の引越しのお手伝いにいった。

朝行って、夕方帰るわけだが、昨日は荷物の整理と箱詰め。今日は引越し業者に荷物を渡し、引越し先での荷解きをした。
「早かった。」義母が一人暮らしになったとはいえ、荷物は以外に少なく作業は早くおわった。日光街道沿いで以前は桶屋を営み、近くには蓮田も有していたという。たぶん江戸時代には既にそこに住んでいたであろう。それから代々何人もの人が暮らしていた、にもかかわらず荷物は…と。

嫁さんに言わせると元々住んでいた家を壊すときに、ほとんど捨てたのだろうということだ。それはそうだ、使わない荷物はスペースも必要になる。スペースはただではない。不要にせざるをえない。私の実家も10数年前に、道路の拡張で近くに引っ越した時にモノをだいぶ少なくしたようだ(けっこう田舎なんだけどね)。

それにしても、永年住んだ家や敷地(の風景)、家族のモノ等が無くなるは寂しいことだ。
もう少ししたら、義父母が住んでいた家はもちろん、犬小屋(があった所)の屋根も、アリが長い行列をして目指した木も、ハンガーで作られたカラスの巣も、ねじり草が生える芝生もなくなる。少し、しんみりした。

コメント
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