かぶれの世界(新)

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文藝春秋と下痢

2021-10-13 22:10:12 | 本と雑誌
マスコミで話題になっている財務次官矢野康治氏の記事を読みたくなり、散歩を兼ねて本屋まで文藝春秋を買いに行った。まだ下痢が続いており、家から本屋まで往復6キロはある。無事に辿り着くか心配だが、出かける時は楽観的性格が勝った。だが、症状は続いていた。

私は4年前まで年100冊読破を目指す読書家だった。学生時代から会社勤めを始めた頃は松本清張等に影響され昭和史モノ、会社勤めの技術者として落ち着いた頃にはBウッドワードのウォーターゲートを扱ったNFにはまった。以前は分厚い大学ノートの読後感を書き込んでいたが、2000年過ぎからブログ形式で読書録を投稿するようになった。

その後読みたい本は変わって行ったが、一度ある作家にはまるとその著者の本を全て読もうとする。新田次郎から塩野七生とか、司馬遼太郎の次は藤沢周平とか。それが、70歳過ぎた頃から読書欲が急に減退して読書録の投稿も止めた。実は同じ頃に年賀状も止めました宣言をした。なので、文藝春秋の記事を読みたくなった気持ちを大切にしたいと思った訳だ。

だが、下痢に悩む今の私には本屋迄の距離は歩いていくには長すぎた。本屋について支払いをしたところで我慢できなくなりトイレに行った。ところが、トイレが近頃見たこともない和式だった。座ろうとしたら膝が昔みたいに曲がらず、気が付くとパンツどころか便器も汚していた。

幸いお客が殆どいなかったのでトイレットペーパーで拭き取り、時間をかけてトイレ清掃の道具で後始末した。我が家の不始末を何回か経験してたので何とか要領よく対応できた。しかし、お店を出る頃は本を手に入れた喜びより下痢の後遺症の方が大きくなっていた。

その後、まだ本を読んでいない、意欲もない。今日の昼時のニュースバラエティ番組で、事務次官の発言の内容と背景を専門家が詳細に解説していた。もう記事をじっくり読んでみようという気持ちにならなくなった。息子の助言で明日は医者に行ってみようと思う。■
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