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まさかの坂ー泥沼の米大統領選(続)

2019-12-07 20:54:21 | ニュース
2か月前に来年の大統領選に向けて有力な民主党大統領候補はバイデン元副大統領がウクライナ疑惑で傷つき、まさかの極左といわれる上院議員ウォーレン女史の目が出て来たと投稿した。だが、2か月間ですっかり情勢は変化したように感じる。

先月後半頃からウォーレン女史は国民皆保険の財源を巡る議論で壁にぶつかり失速、アイオワとニューハンプシャーで支持率を大幅に下げたと報じられた。その後、出だし注目を浴びたカマラ・ハリス女史も支持率を伸ばせず遂に大統領選から降りたと報じられた。

私の様な素人から見ると、極左と言われる女性候補が注目を浴び結構な支持率を得たのだが、長い大統領選の候補選びの段階でコロコロ有力候補が変わる事態が今一よく分からない。だが一方で、この長い戦いが米国の民主主義であり強みであると感じるところがあった。

こんな調子ではトランプ大統領に勝てないと悲観して、バイデン候補に変わる中道派として大富豪のブルームバーグ氏が出馬宣言したり、聞いたこともない南部のブティジェッジ市長が突然高い支持率を得て注目を浴びた。私的には民主党は大混乱で、トランプ大統領に取って悪くない情勢だ。

そのトランプ大統領は相変わらず滅茶苦茶で、NATOや日韓に高額の軍事費負担を要求して、議会から同盟国との対応をもっと丁寧にやれと注文がついた。裏では同盟国から嘲られたのが報じられる始末だ。それでも経済が順調で先月は予想を上回る雇用増で株価が急上昇し堅い支持層がある。

日本だって、共産党から立憲民主党や国民民主党まで基本となる政策が同じではなく、目的は安倍政権を倒すだけの為に連携している。だが、これ等の野党連合は政策を一本化出来ない為、政策ではなく桜を見る会の運営で与党を責めるといったヘンテコな状況にある。

日本の場合は「まさか」はなさそうだが、米国大統領選は何が起こるか全く予想がつかなくなった、これが今日時点での私の根拠不明確で天邪鬼な米国大統領選の予測だ。実は、これまでにトランプの打ち出した政策に賛同する部分もかなり多い。だが、トランプは大嫌いだ。■
コメント
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