京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

害獣駆除と報奨金

2009年04月06日 | 狩猟

今朝地元の猟友会長が昨年度の害獣駆除捕獲報奨金と、また駆除が昨日より4月26日まで始まったので従事者証を持って来てくれました。

昨年度私がメスシカ3頭を害獣駆除期間に獲った報奨金2万1千円をもらいました。1頭7000円です。以前京都市と合併(京都市へ編入?)以前は京北町からイノシシ2万円、シカ2万5千円が出ていたのですが、京都市は害獣駆除の重要性が判っていないみたいですね。

最近鹿だけではなくその他の害獣も増えて、周辺地区の農山村は畑の作物だけではなく植林した苗木を食べられて困っています。

今までは畑だけにネットや電柵で囲って守ってきましたが今や植林の苗木がある程度大きくなるまで周囲をネットで囲わなければ育てることが出来ません。今や丸太の産地である地元の山はやたらネットがあちこちに張り巡らされて風情を損なっています。

害獣駆除は大変なのです。狩猟をやらない人はただ害獣指定の獣を鉄砲なり檻で取ってしまったら終わりのように思われていますが、獲った獲物を埋めなければなりません。倒してナンボではないのです。

獲物または獲物から肉を取った後の残り(内臓、骨、皮など)は穴を掘って埋めなければなりません。これが厄介なのです。1頭7000円では割に合いません。がしかし、地元に貢献するために猟師は頑張っているのです。街に住んで狩猟を楽しんでいる人には害獣駆除の従事者証は出ません。害獣駆除申請のあった地区の猟友会に所属している猟師に要請があるのです。

今回は2月15日に禁猟になってから2回目です、禁猟期間に5回ほど駆除要請があります。だから山村に住んでいるとほとんど年中狩猟をすることが出来ます。対象は鹿、イノシシ、カワウ、カラスなどその都度狩猟対象は変わりますが。

今月10日に京北猟友会の実弾射撃大会があります、これは会員の親睦ともう一つは猟期に残った弾の残りを使い果たすためもあります。

最近ますます銃の監視が厳しくなり趣味で銃を持つことが難しくなって来ています。

 

 


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