本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

白峰神宮

2017-07-26 20:20:45 | 住職の活動日記

是非お参りしたかった神社です。

何度かチャレンジしたのですが

駐車場が見つからなかったり

神社の周りをまわって帰る

という次第でした。

 

 

たまたま、上京区役所に用事があり

その足でお参りしました。

 

崇徳天皇をまつる神社、

保元の乱で後白河法皇に敗れ

讃岐に流されその地で没します。

西行法師が憤怒のうちに亡くなった

崇徳院を供養しようと

四国八十八ケ所81番白峰寺にある

白峰陵に参拝すると、

その前に現れたのは魔王の姿の

崇徳天皇でした。

それから、100年周期に洛中でも

天変地異が起こり

崇徳院の祟りと言われる程でした。

 

明治天皇の父、孝明天皇は

どうしても崇徳天皇を祀らなければ

国中が治まらないと

お祀りすることを念願されたのですが

存命中はかなわず

それをはたしたのが明治天皇です。

それが現在の白峰神宮です。

 

烏丸今出川、同志社大学のある所を

西へ行くと、上京区役所があり

もう少し行ったところに

白峰神社はあるのです。

 

手を清め中に入ると

その前には大きな小賀玉の木が

 

 

樹齢800年

 

 

見上げるほどの大きさ

京都でも一番の大きさのようです。

 

 

拝殿で一礼して

 

 

百人一首で読まれた崇徳院の歌が

刻まれています。

 

 

 

ここで、崇徳院の歌を詠み

お参りして

本殿へと、

 

 

横の建物にはサッカーボールが

奉納してあります。

この地はまた、

蹴鞠の本家「飛鳥井家」の

あった場所でもあります。

 

 

ここが蹴鞠を行うところです。

ということもあって、

今ではサッカーの聖地のような場所

でもあります。

 

 

本殿横にもサッカーボールが整然と

鎮座ましましています。

 

お参りに来ていた親子

お守りを求めて、

宮司さんから、

「今度はあなたが主役ガンバレ」

と激励を受けていました。

 

 

蹴鞠の碑にもお参りされている

様子です。

 

 

 

サッカーファンなら

八咫烏神社もさることながら

この白峰神宮も試合前とか

お参りが絶えないようです。

 

 

お守りも珍しいものがあるようで、

「闘魂」とか「根性育成」など

試合に関するお守りがずらりと

置いてあります。

 

崇徳天皇も

やっと京の地に戻られたのです

知ってか知らぬか

今ではサッカーファンがお参り

まあ、かわいい子供たちが

たくさんお参りに来られ

崇徳天皇もほほえましく

ご覧になっていることと思います。

 

 

なんとも大きなサルスベリ

 

 

花は少なかったのですが

その花に見送られ

白峰神宮をあとにしました。

 

 

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