本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

五月春の大祭 風景

2016-05-28 15:17:57 | 住職の活動日記

正月・五月・九月は本蔵院の大祭です。

この日はお不動さまの内拝ができ、

気持ちを込めてご自身で護摩木を

お不動さまの炉に投入できます。

生憎の雨となりましたが、

 

 

 

あじさいは色とりどりの

 

 

花を咲かせています。

 

 

今年もこの色の濃い花が咲き、

 

 

お参りの方々の目を

楽しませてくれることでしょう。

 

暫し時間があったので

さわちゃんと「シャボン玉」で、

 

 

大きな玉を作っては遊びに没頭

なかなか面白いショットが撮れ、

 

 

ちょうど木の葉に止まりました。

 

本堂ではそろそろ

百万遍のお数珠繰りが始まりました。

 

 

光明真言を百万遍唱えようと

毎回唱える方のお名前を記念帳に

記していくということです。

長い道のりになると思いますが

これも一つの大きな事業です。

 

 

今回も「小山盟央さん」も出仕、

法螺の音もすばらしいのですが

なんといっても太鼓の響きは抜群です。

 

素晴らしいお勤めになりました。

 

 

 

 

 

 

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身を運ぶ

2016-05-28 08:49:07 | 住職の活動日記

いつも乗っている「さくら号」

今日の席は最後尾の車両、

 

 

何気なく見ている「さくら号」なのですが、

この流れるような線のライン

とても美しく感じます。

 

 

「さくら557」鹿児島中央となっていますが

やはり地震の関係で間引き運転で

この「さくら」も熊本止まりです。

 

一応、順調に定刻に出発

この車両はやけに外人さんが多い

外国の方には「さくら」は周遊券のような

サービスがあって何回も乗れるようです。

この日は「オバマ大統領」が広島訪問

ということで、駅構内も車内も

警備の警察官の姿をよく見かけます。

そして、車内のゴミ箱も封鎖、

ちょうど広島に着くと外国の方は

ほとんど下車

 

「オバマ大統領」もようこそ広島へ

お見えになったと思います。

なにはともあれ、その場に身を運ぶ

そのことが重要だと思います。

 

先日は「天皇陛下」も日帰りで

熊本の被災地を訪問されました。

お気持ちとしては居ても立っても

いられないということだったのでは

ないでしょうか。

ほんの少しの間でも

その場に行ってお見舞いしたい

身を運ばれることの大切さ

そのことをよくよくご存知なのでしょう。

 

今回は身を運んでくれるものは

「さくら557」

「オバマ大統領」の身を運ぶものは

『エアホースワン』に『マリンワン』

 

 

「さくら557」の美しいライン

いつもお世話になっているのですが

しばし見惚れて

 

 

この長い鼻先、

しかし、鼻っ面には

 

 

たくさんの虫のぶつかった後が残っています。

 

心と身(み)ということがありますが

心は結構ウソついたりごまかしたりと

でも、身は正直です。

心では、

「武士は食わねど高楊枝」

ということもできますが、

事実、身からすれば

「食べなかったら腹減った」

という事が本当です。

 

心は好き勝手にあそびます。

その事実を限定するものは「身」です

「心境冥会して」

ということがありますが、

私たちが居るということは

「心」を持ち「環境」を持っている

ということです。

いくら心の中で好きだ好きだと思っても

今自分が居る「身」ということを

忘れると大きな過ちをしてしまいます。

 

だから、「身」ということの

大切さを忘れてはならないと思います。

心は

「ころころかわるからこころ」

というんですよ、

とは師匠の三浦先生の言葉です。

 

 

 

愛用のバッグを肩に掛けて

いざ、熊本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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